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研究開発ビジョン

R&Dセンター長
アイカ工業のR&Dセンターの特長とは?

なんといっても、研究所全体が明るく活気に満ちていることですね。約60名在籍している研究者のほとんどが20代から30代前半で、最年長のマネージャーも40代前半。彼らは若いだけでなく、モチベーションが非常に高いです。その理由のひとつとして、入社後の早い段階から開発テーマを任せていく育成方針が挙げられます。「自分は会社から期待されている」と感じれば、やる気も出ますね。さらに甚目寺研究所の実験環境は、広いオープンスペースとしています。異なる分野の研究者同士が意見交換をしながら刺激し合うことで、多様な専門性を生み出す場となっています。また、研究と並行して商品化や量産化の検討ができるよう、愛知県と茨城県、兵庫県にあるすべてのR&Dセンターを工場に隣接。自分の研究成果が形になって世に出るまでを見据え、確認することができることも、研究意欲につながっていると思います。

R&Dセンターが担う役割と目標を教えてください

研究開発ビジョン成長を続ける医療・介護分野や住宅リフォーム市場向けの建装建材商品の開発、太陽電池、自動車、電子材料分野での機能材料商品の開発、さらに新事業育成のための新素材や新技術の開発が急がれています。ライバルメーカーと競争を繰り広げる中、独自の商品や技術を開発することは大きなアドバンテージになります。そのような“イノベーション”がメーカーの持続的成長のカギを握る現在、R&Dセンターの果たす役割は年々大きくなっています。また、2012年に設立したアイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社(シンガポール)をはじめとする海外拠点と連携し、技術的シナジーを生み出すことも我々が主導して行っています。


これからの研究者に求められる力とは?

3点あります。1点目は経営理念である「挑戦と創造」の精神の体現です。何度実験を繰り返しても開発に成功しない。果たして本当にできるのか――。そんな高い壁にぶつかっても「絶対にできる」と強い信念を持ち、粘り強く取り組むことができる力。2点目がコミュニケーション能力。市場動向をいち早くキャッチしたり、新しい開発手法を外部から仕入れたりするために、さまざまな人たちと接することは高い研究成果を出すために必要不可欠です。他部署との社内連携や大学など外部機関との共同研究を行う場面も多く、社内外の専門家たちと信頼関係を構築することは研究者としての幅を広げることに役立つでしょう。3点目は好奇心と探究心。新商品や新技術の開発とは、柔軟な発想でイノベーションを起こすことに他なりません。たとえば試行錯誤の結果、探していたものとは違うものができることがあります。そんなときに「これは一体?」と興味を持てるかどうか。好奇心や探究心を胸に、些細な変化も見逃さずに実験を続けること。この積み重ねが将来かけがえのない財産になることを、我々は知っています。



一体どのような方法で、若い研究者を育成しているのですか?

革新的な開発を成功させる研究者を育てるためには、何よりも自主性を育てることが大切です。入社して3年と経たないうちに開発テーマを与えるのも、自ら考え行動することでしか得られない成長があるからです。また、月に1回行われる研究発表会は、各チームに運営を一任して、私のような管理職は見守るだけ。各自が取り組んだ研究の成果を発表し、それについてメンバー同士が活発な意見交換を行うことで、積極性を伸ばす機会にしています。海外拠点への技術支援もR&Dセンターが担うミッションですので、研究者の語学力向上も我々の課題です。海外拠点との交流を積極的に行ったり、英語での資料作成やプレゼンテーションを行う場を設けたりするなど、グローバル展開を支える人材育成にも力を入れています。他にもさまざまな取り組みを行っていますが、すべてを一気に詰め込むようなことはしません。入社後の1年間は仕事を覚える期間。先輩がマンツーマンでつき、基礎的な実験手法や開発プロセスを習得する期間にあてています。その後も各自の適性を見ながら任せる仕事の幅を広げていきます。


未来のR&Dセンターを担う、若い研究者にメッセージを!

研究開発ビジョン若い研究者は、経験の乏しさを実験数でカバーする必要があります。求める研究成果は机上の理論ではうまくいかないケースが多く、何度もトライアンドエラーを繰り返すしか方法がありません。途中、投げ出したくなることもあるでしょう。しかし若い研究者は、実験を継続する気力と体力に満ちているため、新しい分野に挑戦するには適していると思います。また、先ほどから何度か触れていますが、当社R&Dセンターの研究者は、実験室にこもりきりではありません。顧客を訪問してニーズをヒアリングしたり、営業部門と新商品の販売戦略を練ったりすることもあります。自分が開発した商品の量産化立ち上げにも関わります。とにかく幅広い役割を受け持つので、いろんな人を巻き込むコミュニケーション力の向上はキャリアアップに必須です。海外拠点との交流も盛んですから、若いうちに語学力を磨いておくと可能性も広がるでしょう。R&Dセンターの設立から10年あまり。組織が成熟する中で、若いあなたにしかできない開発を実現させてほしいと期待しています。