アイカコンクリートリペアカタログ
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- コンクリート構造物補修の基本である、 ひび割れ改修は確かな工法が必要です。
自動式低圧エポキシ樹脂注入工法
アイカクイックインジェクター工法
■施工手順
● 推奨箇所
橋 梁
壁
1
2
3
4
5
6
ひび割れ補修 表 面 保 護 はく落防止 資 料
現場調査
コンクリートのひび 割 れの 幅、 長さ等を細かく調べて施 工手順を確認します。
下地処理
シール材を塗布する箇所は、 ワイヤーブラシやディスクサ ンダー等で均一に研磨し、 油 分はシンナーできれいに拭き 取ってください。
座金取付
注入座金をシール材で固定 します。 また座金の中心と、 ひ び割れの中心を確実に合わ せてください。
シール
注入樹脂が流れないように、 ひび割れ箇所にはシール材で 確実にシールしてください。 (シール材の硬化には速乾の ものから24時間かかるもの があります。 )
クイックインジェクターによる注入
クイックインジェクターによ り注入作業をしてください。 シリンダー内の注 入 材が硬 化前に無くなった場合は、 再 度注入材を入れて、 注入を続 けてください。
シール材除去・研磨
注 入 座 金を取り外した後 、 残っているシール材は、 ディ スクサンダー等できれいに除 去 ・ 研磨してください。
■注入材の種類 ひび割れ注入は、 ひび割れの幅や性質によって材料や工法を選定する必要があります。 各機関により若干の違いは見られますが、 注入対象 ひび割れ幅は一般に0.2mm以上とされており、 ひび割れ進行の有無により補修材料が異なります。 アイカクイックインジェクター工法では、 各種状況に応じた各種材料を取り揃えています。
引張り強さと伸びの関係
引張強さ (N/mm2) 25
引張り試験 (標線間25mm) 100%伸び
20
エポキシ樹脂 硬質注入材
JB-23
50mm 25mm
15
10
エポキシ樹脂 注入材 3 種
JBX-97
5
0 0 20 40 60 80 100 (%) 120 伸び率
工 程 ひび割れが進行している場合 完全にひび割れが進行が止まった保証が得られない場合 温度変化、 たわみ等に起因するひび割れで異常なひび割れ進行がない場合
粘度 ・ 伸び 低粘度 伸び 100% 中粘度 伸び 50% 低粘度
規 格 エポキシ樹脂 注入材3種 エポキシ樹脂 注入材2種 エポキシ樹脂 注入材1種 JIS A 6024対応
品 番 JBX-97 JBX-98 JB-23
荷 姿 5kg/セッ ト 主剤 : 2.5kg ・ 硬化剤 : 2.5kg 10kg/セッ ト 主剤 : 5kg ・ 硬化剤 : 5kg 3kg/セッ ト×4箱 主剤 : 2kg ・ 硬化剤 : 1kg
※JIS A 6024対応品とは、 JISに定められた認証を受けたことを示すものではなく、 当社試験においてJISに定められた規格を満たす事が確認されたことを示します。
■注入器・シール材
品 名 アイカ クイックインジェクターセット アイカ クイックインジェクター座金(逆止弁無し) 注 入 器 アイカ クイックインジェクター座金(逆止弁有り) アイカ クイックインジェクター入隅座金 アイカ クイックインジェクター輪ゴム 座金接着剤 および ひび割れシール材 アイカ クイックシール はがれる君 ジョリシール JB-2 品 番 JB-QS2 JB-QSZ2 JB-QSZ3 JB-QSI JB-QSW JB-919FD5/30 JB-HGK JB-2 荷 姿 100セッ ト/箱 100個/箱 100個/箱 100個/箱 200本 1kg×5 333ml×10本 10kg 備 考 本体、座金、輪ゴムのセット 付属器 付属器 付属器 付属器 5分硬化タイプ/30分硬化タイプ はくり可能タイプ エポキシパテ
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超微粒子無機系注入材であれば、 ひび割れ幅0.2mm以上、 ポリマーセメントスラリー系注入材であれば、 ひび割れ幅0.8mm以上で注入可能ですが各無機系注入材取り扱いメーカー様の施工仕様書等をこ確認の上、 ご使用していただきますようお願いします。 ※クイックインジェクターは、
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