アイカコンクリートリペアカタログ
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- コンクリート構造物の主な劣化原因
コンクリート構造物は荷重に強く、 耐火性に優れる性質を持ちます。 しかし、 外部から劣化因子が侵入してしまった場合、 コンクリート内の成 分変化や鋼材の腐食などが生じ、 コンクリート構造物の耐久性 ・ 安全性に影響を及ぼすことがあります。
塩 害
塩化物イオン CO2
中性化
アルカリ骨材反応
コンクリート外から侵入する水分 シリカ鉱物
凍 害
コンクリート外から侵入する水分 コンクリート内の水分
腐食
pH 変化 ↓ 腐食
シリカ鉱物
シリカ鉱物
コンクリート内の アルカリ水溶液
アルカリシリカゲルを発生→異常膨張
氷結→体積の膨張
鉄筋の錆びによる膨張
内部膨張による圧力の発生 コンクリートの劣化、ひび割れ
ひび割れ
※ひび割れには耐疲労や構造物的 要因など他の発生原因もあります 。
はく落
■コンクリート構造物の劣化因子への主な対策
表面保護
表面を高分子材料で被覆し、塩化物イオンや CO2 の侵入を防ぎ、
アル骨 凍 害
塩 害
中性化
を予防。
の要因の一つとなる外からの水分の侵入を防ぎます。
ひび割れ補修
塩 害
中性化
アル骨
凍 害
などが原因で起こってしまった
ひび割れ
の補修。
コンクリート内部に劣化因子が入る事を防ぎ、更なる症状の進行を防ぎます。
はく落防止
塩 害
中性化
アル骨 はく落
凍 害
などが原因で起こってしまった
ひび割れ
が進行して、
コンクリート片が
する事を防止。
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