21MELAWALLD_DC_210701
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- CAUTION
■ 設計される方へ
「 メ ラ ウ ォ ー ル ド 」を ご 採 用 い た だ く に あ た っ て の ご 注 意
本製品は一般的なドアと異なり、 設計時、 施工時に十分注意が必要です。 事前に下記注意事項を十分確認の上、 採用、 施工ください。
・本商品は屋内用ですので、 屋外や水がかりする所には使用しないでください。 ・高温、 高湿の環境条件では使用できません。 ・本製品は扉自体を躯体に取り付ける形となります。 ピボットヒンジを固定する床の下地部分や 上部下地枠を固定する下地には、 十分な強度のある下地材を配置するよう設計ください。 十分 な強度の下地材が無い場合、 扉自体が垂れ下がり、 開閉不良の原因になるばかりか、 扉自体が外 れ、 怪我をする恐れがあります。 部下地枠のスペースを確保してください。
・本製品は、 安全への配慮から吊元形状を曲面形状としている都合上、 一般的な建具に比べ光の 漏れやすい設計となっておりますのでご了承ください。 ・本製品はピボットヒンジの機構と扉の納まりの都合上、 扉の開角度が最大100度となります。 扉の吊元が壁仕上げ部と干渉し、 扉や壁、 吊金具の破損につながりますのでご注意ください。
180度開く事はできませんので、 ご理解の上ご採用ください。 100度以上扉を開けてしまうと、
・天井部には上部下地枠を納める切欠きが必要です。 標準納まり図を参照の上、 正しい寸法で上 ・上部下地枠裏面には上部下地枠を固定する下地材を入れるよう設計してください。 下地材が無 ツキが生じる恐れがあります。
目地をとる設計と ・壁仕上げ用のポストフォームパネルは環境条件により寸法変化が生じるため、 しております。 幅方向にポストフォームパネルが並ぶ場合は、 パネル間に3㎜幅の目地が、 天井と の間にも3㎜の目地が必要となりますのでご了承ください。 ・本製品をマンション高層階など、 強風の流入する可能性のある部位に使用される場合は、 ラッ チ機能付きのフラットハンドルをご採用ください。 バーハンドル仕様の場合、 ローラーラッチ の取りつけは可能ですが、 押し引きすることでラッチが外れるため、 上記環境には適しており ません。
い場合、 上部下地枠が固定されず、 垂れ下がりによる扉の開閉不良が生じたり、 扉開閉時にガタ
・上部下地枠を入れる都合上、 野縁などの天井下地の納め方が異なります。 設計段階で天井裏の 下地の入れ方について必ず打ち合わせいただき、 天井下地を配置する位置を決めてください。 ・天井材と上部下地枠はクロスで一体に仕上げる設計となっております。 上記以外の納め方では うまく納まりませんのでご注意ください。 ・天井付けのドアストッパーを使用する場合は、 取付箇所に十分な強度の木下地を入れるよう設 計してください。 ・床付けのドアストッパーは床と床側金具に3.5㎜の段差が生じます。 フラットにはならない点 をご了承ください。 ・床は木質フローリングとしてください。 タイルなど他の床に受け金具を固定されますと、 床の 割れなどが生じ、 受け金具の固定が緩み、 扉の転倒などにつながる恐れがあります。
・表面材が単色の場合、 戸先および戸尻のエッジ部はエナメル塗装仕上げとなります。 ・表面材が単色の場合でも、 デザインNo.30の場合、 ポリカーボネート勘合部のエッジはメラミ ン化粧板仕上げとなります。 ・表面材が単色以外の場合、 エッジ仕上げもメラミン化粧板仕上げとなります。 エッジの仕上げ についてはP22、 23でご確認ください。 ・標準のドアストッパー以外は使用しないでください。 例えば、 アームストッパーを使用されます と、 吊金具にねじれの負荷がかかり、 破損し、 正常に動作しなくなります。 ・本製品は天井部に切欠きを入れ、 木部材を納める仕様となります。 省令準耐火構造の建物でのご 使用を検討されている場合は、 あらかじめ住宅金融支援機構へご確認ください。
■ 施工される方へ
・施工される前に必ず製品同梱の施工説明書をご確認いただき、 正しい施工を行ってください。 ・重量物でかつ、 天井高納まりの施工となります。 必ず二人作業とし、 天井や壁など周辺商材の破 損が無い様ご注意ください。 また、 取りまわし時の怪我にもご注意ください。 接着剤を使用する場合は十分な換気を心がけてください。 ・運搬作業時は滑り止めの手袋を着用し、 ・表面に長時間テープを貼らないでください。 汚れ、 破損の原因になります。 ・開口には必ず十分な強度のある木製の下地材を使用願います。 ・本製品は開口寸法の精度が非常に重要となります。 下地材で開口を準備した段階で、 高さ寸法、 幅寸法が精度よく仕上がっているか必ずご確認ください。 開口寸法の精度が悪い場合は、 開口 寸法精度の見直しを行ってください。 ・本製品は扉の荷重を床で受け、 上部下地枠で転倒を防止する機構となります。 床下地や梁下地 等、 十分な強度があることを必ずご確認ください。 ・枠の取り付けは水平、 垂直とねじれがないかを必ずご確認ください。 扉の開閉に支障をきたす 原因になります。 ・開口枠は横勝ちの納まりとなります。 必ず上部下地枠から施工してください。 ・天井部には上部下地枠を納める切欠きを行い、 標準納まり図および施工説明書を参照の上、 正 しい寸法で上部下地枠のスペースを確保してください。 ・上部下地枠は下地に対して必ず固定してください。 また、 水平・垂直が正しく出ていることを確 認してください。 水平・垂直が出ていない場合、 ダンパーの動作不良につながる恐れがありま す。 ・ 上部下地枠と天井材に段差が出ないよう施工してください。 隙間が生じてしまった場合は、 コー キングなどで隙間を埋め、 フラットな状態に仕上げてください。 ・天井材と上部下地枠はクロスで一体に仕上げてください。 ・天井付けのドアストッパーを使用する場合は、 取付箇所に十分な強度の木下地を入れてくださ い。 ・材料の加工・切断時は周囲の安全に十分注意し、 化粧シート面側からノコギリを入れてくださ い。 裏面から行いますと、 化粧シートのハガレの原因になります。 角部はφ12㎜以上の刃物を使用して加工ください。 ・メラミン商材に穴加工を行う際は、 ・製品を立てかけての保存は避けてください。 反りが生じ、 施工に支障がでる恐れがあります。 ・枠は開口高さ寸法に合わせて、 必要な場合は下端をカットして納めてください。 開口高さ寸法 が±3㎜を超えてぶれる場合は、 開口寸法精度の見直しを行ってください。 ・天井部の切欠きや壁の位置と整合性が取れる位置に縦枠材を配置してください。 ・ポストフォームパネルは施工前に必ず割付確認を行ってください。 接着施工後の位置調整はで きません。 ・ポストフォームパネルは、 湿気を帯びた下地や湿気を帯びる可能性がある下地には施工しない でください。 ・ポストフォームパネルの施工には専用の仮止めテープ (ZK-32) と接着剤 (SE-1) を使用してく ださい。 別の材料で施工されますと、 浮きやはがれの原因となります。 ・ポストフォームパネルの施工は5℃以下の環境では実施しないでください。 接着不良の生じる 可能性があります。 ・ポストフォームパネルと枠との間に段差が生じないよう、 慎重に施工してください。 ・ポストフォームパネルはパネル間および天井との間に3㎜の目地を確保してください。 突きつ け施工されますと、 ポストフォームパネルの伸縮で突き上げが生じる恐れがあります。 ・ポストフォームパネル施工後の養生時は十分な換気を行ってください。 ・本製品はピボットヒンジの機構と扉の納まりの都合上、 扉の開角度が最大100度となります。 100 度以上扉を開けてしまうと、 扉の吊元が壁仕上げ部と干渉し、 扉や壁、 吊金具の破損につながりま す。 必ず施工説明書に準じて、 開角度が100度以下の位置でストッパーを固定してください。 ・床付けドアストッパーは扉側本体と床側部品が正常に勘合する角度で固定してください。 角度 がずれていると、 床側部品が扉側本体をキャッチしない場合があります。 ・本製品は天井と扉の隙間寸法の精度が最も重要となります。 天井と扉上端の隙間が6㎜となる よう、 ピボットヒンジの高さを調整してください。 ・枠に貼り付けの 「下端カットシール」 は枠施工後に剥がしてください。 特にクロス巻込み仕上げ があります。 の場合に、 シールのついた状態でクロスが貼られますと、 外観不良や接着不良の生じる可能性
・引渡し前に工事管理者が必ず点検を行い、 不具合の箇所を補修してください。 ・納まり調整を行い、 正しい納まり・金物が正常に動作する納まりにした状態でお施主様にお引 渡しください。 ・本製品は一般的なドアと取り扱い・注意事項が異なりますので、 施工後はお施主様ガイドを必 ずお施主様にお渡しください。
本製品は一般的なドアと取り扱いが異なります。 下記注意事項をよくご理解いただいた上で、 ご使用ください。
■ お施主様へ
・壁にドアと同柄パネルを施工した場合、 ドアは壁に一体化して見えるため、 開閉時には室内に いる方に十分配慮ください。 ・気温によってドアダンパーの動き (スピード) が変化いたしますが、 故障ではありません。 ご了 承ください。 ・扉に貼り付けのご注意ラベルは剥がさないでください。 ・ドアダンパーが効かない、 ラッチがかからないなどの異常が見られた際は、 速やかに工務店様 にご連絡ください。 ・異常時に、 お客様自身で金物の調整は行わないでください。 誤った調整を行いますと、 扉の転倒 などにつながる恐れがあり、 非常に危険です。 ・本製品はドアダンパーを標準装備しておりますが、 勢いよく閉めた場合は、 ドアダンパーの効 きが緩くなります。 扉の開閉時には指を挟む位置に手をかけないよう、 十分ご注意ください。 ・扉の戸先木口は一般の建具に比べ角ばった仕上がりとなっておりますのでご注意ください。 ・ラッチ無し、 もしくはローラーラッチ仕様の場合、 扉が閉まった状態で戸当たり側からもたれ かかると扉が開きます。 転倒して怪我をする恐れもありますので、 特徴をご理解いただいた上 でご使用ください。 ・過度のスピードで扉を開閉しないでください。 ダンパーやドアストッパーの破損につながる恐 れがあります。 ・本製品は吊金物の機構と扉の納まりの都合上、 扉の開角度が最大100度となります。 100度を 止めください。
超えて無理に開こうとすると、 金物の破損が生じる恐れがありますので、 このような操作はお
・扉やハンドルにぶら下がらないでください。 ・扉や枠の隙間に指や手、 足を入れないでください。 怪我の恐れがあります。 ・バーハンドルは使い勝手上、 お子様の顔付近の高さに設置される場合があります。 怪我の無い 様ご注意ください。 フラット形状に比べ、 光 ・本製品は指詰め防止への配慮から戸尻を曲面形状で仕上げております。 漏れが大きくなる傾向がありますが、 指詰め防止に配慮した設計仕様のため、 ご理解ください。 ・日常のお手入れは乾いたやわらかい布で乾拭きしてください。 落ちにくい汚れの場合は、 中性 洗剤を薄めて固く絞った布で拭き取ってください。
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