環境データ

「アイカレポート2023」の一部指標に対して、第三者保証を取得しました。詳細はアイカレポート2023(P69-72)をご覧ください。

エネルギーの使用

集計範囲2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
エネルギー投入量
(TJ・テラジュール)
アイカグループ 3,029

1,984※1

1,951※1 2,100※1

2,108

国内グループ 1,200 808 758 796 772
国内営業拠点計 - 13 12 12 11
海外グループ 1,829 1,163 1,181 1,292 1,325
  1. 国内営業拠点を集計範囲に含めたため、アイカレポート2022に掲載した数値を遡及して修正しています。

大気への排出

集計範囲2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
温室効果ガス排出量
スコープ1(t-CO₂)
アイカグループ 69,353 64,536※2 61,736※2 65,811※2 65,491
国内グループ 34,570 32,167 30,608 31,731 30,551
国内営業拠点計 - 603 493 474 462
海外グループ 34,783 31,766 30,635 33,605 34,478
温室効果ガス排出量
スコープ2(t-CO₂)
アイカグループ 81,916 85,850※2 82,961※2 90,954※2 84,105
国内グループ 28,562 27,838 23,000 23,558 20,142
国内営業拠点計 - 581 567 558 447
海外グループ 53,354 57,431 59,394 66,838 63,516
温室効果ガス排出量
スコープ1&2 小計(t-CO₂)
アイカグループ計 152,553※3 150,386 144,697 156,765 149,596
温室効果ガス排出量
スコープ3(t-CO₂)
算定基準参照 - - 479,442 525,238※1 522,469
 カテゴリー1 - - 358,145 406,483※1 402,917
 カテゴリー2 - - 14,197 3,199 3,479
 カテゴリー3 - - 10,149 9,363 9,676
 カテゴリー4 - - 14,688 15,965 15,946
 カテゴリー5 - - 5,062 5,725 5,931
 カテゴリー6 - - 1,828 425 1,183
 カテゴリー7 - - 112 194 226
 カテゴリー12 - - 75,069 83,692※1 83,000
 カテゴリー13 - - 192 192 112
SOx (ton) 国内グループ 5.4 5.3 5.9 6.1 6.1
NOx (ton) 国内グループ 25.4 26.9 31.9 27.7 24.8
ばいじん (ton) 国内グループ 3.7 9.4 9.3 1.9 1.8
PRTR対象物質( 大気排出VOC)(ton) 国内グループ 56.5 52.1 53.6 55.7 52.6
  1. 数値の集計精度向上のため、アイカレポート2022に掲載した数値を遡及して修正しています。
  2. 国内営業拠点を集計範囲に含めたため、アイカレポート2022に掲載した数値を遡及して修正しています。
  3. スコープ1および2の内訳が不明瞭な国内営業拠点の排出量を加算しています。

物質の使用

集計範囲2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
物質投入量 (ton) 国内グループ 317,041 305,457 247,158 277,979 274,151
 原材料 (ton) 国内グループ 279,580 284,565 231,117 261,650 256,888
 補助材料 (ton) 国内グループ 625 629 538 593 635
 容器包装材 (ton) 国内グループ 31,555 15,147 11,576 11,225 11,938
 PRTR対象物質 (ton) 国内グループ (30,274) (40,582) (25,458) (15,023) (37,713)

製品の出荷

集計範囲2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
製品出荷量 (ton) 国内グループ 255,093 268,552 216,818 241,778 229,117

廃棄物の社内リサイクル

集計範囲2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
熱回収量
(サーマルリサイクル)(ton)
国内グループ 16,445 17,203 12,224 13,723 12,708

廃棄物の排出

集計範囲2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
産業廃棄物排出量 (ton) アイカグループ 30,463 42,651 27,298 30,996 35,374
国内グループ 26,560 36,040 20,784 23,665 28,361
海外グループ 3,903 6,611 6,514 7,331 7,013
社外リサイクル (ton) 国内グループ 25,836 24,708 19,376※1 22,395 25,381
埋立処分 (ton) 国内グループ 589 11,309 1,399※1 1,269 2,980
PRTR対象物質
(廃棄物移動量)(ton)
国内グループ 13.1 15.1 12.6 12.9 16.7
  1. 数値の集計精度向上のため、アイカレポート2022に掲載した数値を遡及して修正しています。

水資源の使用

集計範囲2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
取水量 (千m³) アイカグループ 3,334 3,763 3,818 4 ,098 3,700
国内グループ 2,291 2,382 2,384 2,478 2,211
海外グループ 1,043 1,381 1,434 1,620 1,489
 地下水 (千m³) アイカグループ 2,385 2,468 2,425 2,586 2,319
 工業用水 (千m³) アイカグループ 143 172 1,106 1,206 1,080
 上水道水 (千m³) アイカグループ 806 1,123 287 306 301

水域への排出

集計範囲2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
総排水量(千m³) 国内グループ - - 1,908 1,981 1,742
COD (ton) 国内グループ 22.3 11.8 31.2 3.3 2.1
窒素 (ton) 国内グループ 15.8 5.6 11.7 1.2 1.0
リン (ton) 国内グループ 3.3 6.9 6.1 0.5 0.4
PRTR対象物質 (ton) 国内グループ 0.5 0.6 0.5 0.5 0.3

環境指標算定範囲および算定基準

  • 対象範囲
    各項目ごとに対象範囲を明記しています。拠点の内訳は以下の通りです。
アイカグループ 国内グループおよび海外グループの全生産拠点(エネルギー使用量および温室効果ガス排出量のみ国内営業拠点を含む)
国内グループ アイカ工業(株)、アイカインテリア工業(株)、アイカハリマ工業(株)、アイカテック建材(株)他1社の全生産拠点
海外グループ アイカインドネシア社、テクノウッドインドネシア社、アイカ・ラミネーツ・インディア社、アイカ・ラミネーツ・ベトナム社、アイカ・アジア・パシフィック・ホールディンググループ、エバモア・ケミカル・インダストリーグループ、ウィルソナート各社の全生産拠点
国内営業拠点 アイカ工業(株)の26営業拠点
  • エネルギーの使用
    • エネルギー投入量は、各燃料使用量に各燃料の単位発熱量を乗じた値(各単位発熱量は環境省の「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」の値を採用)で算定しました。電力は1kWh=3.6MJとして算出、蒸気は購入量に蒸気の質によるエネルギー量を換算して算出しました。
  • 温室効果ガス排出量
    • スコープ1および2は、環境省・経済産業省「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(Ver.4.9)」に基づき、エネルギー起源CO2排出量・非エネルギー起源温室効果ガス排出量を算定しました。電力の排出係数は、日本国内は「電気事業者別排出係数一覧(令和5年提出用)」(環境省・経済産業省)より電気事業者ごとの調整後排出係数を使用し、日本以外は「IEA(International Energy Agency)のEmissions Factors[2022]」の確定値データを使用しました。なお、日本国内では2021年度まで一般送配電事業者の調整後排出係数を使用していましたが、2022年度実績値より電気事業者ごとの調整後排出係数を使用しています。
    • スコープ3は、環境省が発行する「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(Ver2.5)」に則って算出しました。各カテゴリーの算出方法の詳細は下記の通りです。下記で言及がない限り、排出係数はこのガイドラインから引用しています。
カテゴリー1

購入した製品・
サービス

集計範囲:アイカ工業(株)、アイカインテリア工業(株)、アイカハリマ工業(株)、アイカテック建材(株) の全生産拠点

報告年に購入した原材料・製品などの重量もしくは金額に排出係数を乗じたものです。排出原単位は①「LCIデータベース IDEA version 2.3」(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 安全科学研究部門 社会とLCA 研究グループ、一般社団法人 産業環境管理協会)、②「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出などの算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)」(環境省)から項目に応じて適切なものを採用しました。一部の工場で生産する品目については生産量を基準に原材料使用量を算出しました。購入量が微小なものは算定から除外していますが、重量もしくは金額ベースで全原材料購入量の9割程度を網羅しています。

カテゴリー2資本財 集計範囲:アイカ工業(株)
報告年の設備投資額に排出係数を乗じたものです。
カテゴリー3スコープ1・2に
含まれない燃料など
集計範囲:国内グループ
報告年の電力および燃料購入量に、排出係数を乗じたものです。(燃料についてはガイドラインに則り、LCIデータベース IDEA version2.3の調査時排出係数を使用)
カテゴリー4

輸送・配送
(上流)

集計範囲:アイカ工業(株)
アイカ工業(株)が荷主となる報告年の物流(輸送、荷役、保管)の輸送トンキロに基づき算定しました。
カテゴリー5

事業から出る
廃棄物

集計範囲:アイカ工業(株)、アイカインテリア工業(株)、アイカハリマ工業(株)、アイカテック建材(株)の全生産拠点
報告年の産業廃棄物排出量に排出係数を乗じたものです。
カテゴリー6出張 集計範囲:アイカ工業(株)
報告年の旅費交通費に排出係数を乗じたものです。
カテゴリー7雇用者の通勤 集計範囲:アイカ工業(株)
報告年の通勤交通費補助金額に排出係数を乗じたものです。
カテゴリー8

リース資産
(上流)

リース資産は微少であり、算定から除外しています。
カテゴリー9

輸送、配送
(下流)

自社が荷主とならない全商品の配送の把握は困難であり、算定できていません。自社が荷主となりお客さままで配送した際の排出量は、カテゴリー4に含めています。
カテゴリー10販売した製品の加工 関連性を把握していますが、多種多様な製品のそれぞれの加工に伴う排出量を把握することが困難であり、算定できていません。
カテゴリー11販売した製品の使用 当社商品の使用時に温室効果ガスを排出するものはありません。
カテゴリー12販売した製品の廃棄 集計範囲:アイカ工業(株)、アイカインテリア工業(株)、アイカハリマ工業(株)、アイカテック建材(株) の全生産拠点
報告年に販売した商品重量に品目ごとに割り当てた排出係数を乗じたものです。一部揮発性物質を含む商品については、揮発物質の重量を除いた製品重量に置き換えて計算しています。
カテゴリー13

リース資産
(下流)

集計範囲:国内グループ
貸与するビルの使用に伴う報告年の電気使用量に排出係数を乗じたものです。
カテゴリー14フランチャイズ 該当する事業がありません。
カテゴリー15投資 当社の資金の一部を投資運用していますが、個々の投資先企業における株式保有比率は微小であり、事業活動への影響度は著しく低いため、算定から除外しました。

2022年度環境会計