窯業系サイディング改修工法「ジョリパット リミュール工法」を発売

  • 塗り壁

No.123D20
2022年7月22日

窯業系サイディング改修工法「ジョリパット リミュール工法」を発売
躯体保護と美観を追求、戸建て住宅外壁リフォームの新たな選択肢

 アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:海老原健治 本社:愛知県名古屋市中村区)は、窯業系サイディング改修工法「ジョリパット リミュール工法」を開発し、8月1日に発売します。

  • ▲改修前の窯業系サイディング外壁の住宅(左)と「ジョリパット リミュール工法」で改修した住宅(右)

開発の背景

 「ジョリパット」は、コテ、スプレー、ローラーなどを用いて多彩に表現できる建築用仕上げ塗材です。1975年の発売以来45年以上の長きにわたり、塗り壁材のパイオニアブランドとして数多くの住宅の外装にご採用いただいてきました。近年は、住宅のリフォーム需要の高まりを受け、改修用トップコート「ジョリパットフレッシュ」シリーズや塗り替え用塗料「アイカ リノペイント」シリーズなど、改修用途の製品を追加しています。
 今後も住宅のリフォーム需要は堅調に推移することが予想される中、戸建て住宅の多くで窯業系サイディング(以下、サイディング)が使用されていることをふまえ、ジョリパットによるサイディング外壁専用の改修工法「ジョリパット リミュール工法」を開発しました。サイディングの外壁リフォームは、塗料による塗り替えやサイディングの張り替えが主流です。本工法では水系材料を使用するため、溶剤を含む塗料の塗り替えに比べて臭気の軽減が可能です。また、既存の壁面を下地として利用※1するため、サイディングの張り替えに比べて産業廃棄物や粉塵、騒音、震動を抑制します。さらに、当社独自の樹脂設計技術により、水分や熱による躯体への負担を軽減させ、建物の耐久性向上が図れます。そして、ジョリパットは建築現場で塗って仕上げるため、サイディング特有の継ぎ目を無くし、シームレスなデザインで住宅の外観を刷新します。
 サイディング外壁を継ぎ目が無く重厚感ある大壁仕上げで刷新する、戸建て住宅外壁リフォームの新たな選択肢として、住宅メーカーや工務店、お施主さまに提案していきます。
※1下地の状態により、既設サイディングの部分的な張り替えが必要な場合があります。

「ジョリパット リミュール工法」の特長

■継ぎ目のない大壁仕上げ
塗り壁材「ジョリパット」で仕上げるため、サイディング特有の継ぎ目を無くし、シームレスなデザインで外観を刷新します。
(画像は、継ぎ目のあるサイディング(左)とシームレスなジョリパット(右))

■張り替え工事に比べ、短工期・リーズナブルで環境にやさしい
張り替え工事と比較し、工期は約3分の1、コストは約40%、軽減できます※2。また、既設サイディングを下地として利用するため、産業廃棄物も軽減します。
※2付帯作業、産廃処分費を含む当社概算です。

■臭気・粉塵・騒音・振動が少ない
水系材料のため、溶剤を含む塗料の塗り替えに比べて臭気を抑制します。既設サイディングの撤去が不要なため、粉塵・騒音・震動が少なく、お施主さまや近隣住民の方々の生活環境への影響を抑制します。

■躯体保護や耐久性向上に寄与
蒸気透過性・遮水性・断熱性・遮熱性を有するため、水分や熱による躯体への負荷を軽減し、建物の耐久性を向上させます。

■丁寧かつ堅実な施工体制
「ジョリパット施工店会 リフォーム部会」の認定施工店による改修工法です。既存壁面の現状診断から塗り壁施工まで、一貫して対応します。

製品概要

■製品名 窯業系サイディング改修工法「ジョリパット リミュール工法」
■用途 窯業系サイディング外壁のリフォーム
■ラインナップ 9パターン×標準色89色
■価格

14,500円/㎡(150㎡基準の材工設計価格、消費税抜き、パテ処理・目地処理ほか付帯工程は別途必要)

販売開始時期

 2022年8月1日

年間販売目標

 1億円
 

以上

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらよりお問い合わせください。

 

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