ピュアコアブース『レスキューオープン仕様』販売開始

  • 建築向け
No.115P23
2014年9月30日

 

アイカのトイレブースに、外開きが可能な非常解錠仕様がラインナップ
「ピュアコアブース『レスキューオープン仕様』」販売開始

アイカ工業株式会社(代表取締役社長:小野勇治 本社:愛知県清須市西堀江2288番地 資本金:98億9,170万円)は、外部から非常解錠の金物が見えず、非常時にはブース外側からの解錠操作で、“外開きが可能”なトイレブース、「ピュアコアブース『レスキューオープン仕様』」の販売を開始しました。

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【発売の背景】
近年、商業施設・交通施設・病院・学校・ホテルなどにおけるトイレ空間は、その施設の印象と直接結びつく重要な空間として存在感を増しています。当社のトイレブース、「ピュアコアブース」は、表面材にメラミン化粧板を使用、エッジ部分から金物をなくし、ソリッドな印象に仕上げることで一枚の壁のように見えるシンプルなトイレブースです。また、表面のメラミン化粧板は優れた耐久性で長期間美観を保てるため、改修費用の抑制や、資産価値の維持が図れることなど、設計自由度の高さとコストパフォーマンスの高さが魅力の商品で、様々な施設で広く採用いただいています。
従来、解錠機能付のトイレブースは、“内側に開く”仕様が大半であり、患者様をはじめとするトイレ利用者が急病により倒れた際、最終的にドアを取り外すなど、非常時の開扉に人手や時間を要していました。また、ドアの表面には非常解錠用金具が設置され、意匠を損なうケースがありました。
そこで当社は、ドアパネルの下側に、「通常は戸当たりとして“ドアが外側に開くことを防ぎ”」、「非常時は扉の下から手で戸当たり部を解除して“ドアが外側に開く”」、特殊な金具機構の開発に成功、「ピュアコアブース『レスキューオープン仕様』」として販売を開始しました。
「ピュアコアブース『レスキューオープン仕様』」は、ピュアコアブースのソリッドな意匠を損なわず、非常時には、内開きのトイレブースを外開きに非常解錠することができ、特に医療・介護施設での採用が期待されるトイレブースです。
また、当社ではこのほか、トイレブース扉下端と床の間隔を20mmとすることで、扉下からのカメラの差し込みを防止し、盗撮などの犯罪に対処する、「ピュアコアブース『盗撮防止仕様』」も新たにラインナップに加え、販売を開始しました。

当社は、超高齢社会を迎える現代日本の医療・福祉制度が抱える問題点の解決に向けて、2009年から名古屋大学に、CBMヘルスケアイノベーション寄附講座(アイカ工業)を開設したほか、医療・介護現場での問題点、患者様からのご意見など、実際に介護する方・される方からの生の声を伺うことで、現場のニーズをくみとり、既存商品の改善・改良および、新商品開発にフィードバックするなど、『医療・介護現場の声と最新の研究開発によるモノづくり』をおこなっています。

※CBM(Community Based Medicine、コミュニティー ベースド メディスン):
コールセンターを中心に在宅診療所・訪問看護・訪問介護と在宅型施設を結んだコミュニティーを形成する地域医療のかたち

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【商品概要】
■ピュアコアブース「レスキューオープン仕様」
販売開始 : 2014年10月1日

■ピュアコアブース「盗撮防止仕様」
販売開始 : 2014年10月1日

【初年度販売目標】
1億5,000万円
 

以上

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービス の内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、 事業所一覧 をご覧下さい。
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