M836F_アイカ壁面材総合カタログ
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- 壁面材
壁面材
セラール、 アイ カメ タ ル不燃
M工法とは、 ボー ド系下地にアイカの不燃壁材やメ ラミン壁材を施工するための工法です。
3 mm
施工前にご確認ください
下地のチェック
まずは 「設計 ・ 施工に関する下地のご注意」 左ページ
をよ くお読みのう え、 施工可能な下地であることをご確認くださ い。 そのままでは施工できない下地の場合、 適切な処理を行なっ てから施工し て ください。 また、 下地材の選定と構造の作製は、 建 築基準法や火災予防条例などの法令 ・ 法規に適合したものであ るか、 ご確認く ださい。
貼付壁の確認 (加熱調理機器廻り)
キッチン部壁面の下地構造は法令に従い、 施工し て ください。 また、 セラール表面 への極度な熱伝導を防ぐため、 次のこ とが守られているこ とを確認し て ください。
ビルトインタイプコンロの場合
加工工具
加工に関する道具は下記をお使いください。 但し、 ハマカケが起こ らないように刃物は新しいものをお選びください。
プライマー塗布が必要な下地
●モルタル面 ●けい酸カルシウム板 ●ラワン合板
専用プライマー JW-900N (溶剤系) もしくはRA-900 (水系) を全面に 塗布して ください。
●コンロの側面からセラールの表面まで15 cm以上離 して ください。 15 cm以上離せない場合、 コンロの熱 により変色やコゲが生じ美観を損なう事があります のでステンレスパネルを使用して ください。 (変色や コゲが発生し ても不燃性能には問題ありません) ●グリルの排気口が背面側に設置し ているタイプのクック トッ プについてはグリル排気 で壁面が高温になり、 変色やコゲが生じる場合があります。 奥行き65cm未満のカウ ンターで使用する場合はステンレスパネルを使用し て ください。 ●奥行き65cm以上のカウンターで使用する場合もコンロやグリルダク トと壁面が近接 する位置に設置するなど、 壁面が高温になる懸念がある場合はステンレスパネル (ZK- 8等) を使用し て ください。
据え置きタイプコンロの場合
cm以上離して ください。
15
■切断加工
防じん丸ノコ
(チップソー ・ ダイヤモン ドソー)
6 mm
壁面材
施工時における切断用刃物について
るだけ多いものをご使用ください。
はお手元のハンディ ソーに合ったものを、 「刃数」 はでき 「刃厚」
刃物の規格は 「外径」 「刃厚」 「刃数」 よりなっ ています。 「外径」
化粧ボード
セラール 外径 刃数 100φ 60P 125φ 80P 165φ 72P
タル不燃は アイカメタル不燃 ※アイカメ 左記の木工用のチッ プソーで 外径 刃数 切断可能ですが、 165φ 72P 刃の消耗は速く なりますの 185φ 72P で、 ご了承ください。
ウォールシステム
※セラール用のチッ プソーをご用意し ています。
溶剤系プライマー等を使用する際は、 次の項目を実施ください。 1 換気には十分注意する。 2 火気及び換気に十分注意する。 必要に応じて有機ガス用防毒マスク又は 3 皮膚に触れないようにし、 送気マスク、 保護手袋、 保護メガネ、 前掛け等を着用する。
安全対策
■穴あけ加工 ■仕 上 げ
ドリル (直径12φ以下の場合) 、 ホールソー サン ドペーパー、 ヤス リ
●据え置きタイプのコンロで壁面とコンロの距離が15cm以上離せない場合 (側面、 背 面) はステンレスパネルを使用し て ください。 ※以上の条件を満たし ても直接炎がセラールに当たらないようにご注意ください。 ※コンロの周囲の壁面構造は各自治体の火災予防条例などにより規制されます。 規制に従った構造を作製して ください。 ※業務用のコンロや調理機器に近接する部位には使用しないでください。 ※加熱された鍋類が直接セラールに触れる事が無いようにし て ください。
目地について
自在ぎり (直径12φを超える場合)
モイス
●コンロに近接する部位に目地を取らないでください。
施工の手順
1
プライマー処理
養生 (2日間)
部材
装飾部材
2
割付け
3
カッ ト ・ 加工
仮留めテープ 貼り
4
5
接着剤塗布
6
貼付け
シーリング 処理
7
保護フィ ルム 剥がし
8
補助部材
1 プライマー処理
●下地材がモルタル面 ・ 合板 ・ け い酸カルシウム板の場合、 全面 に予めプライマー (溶剤系) もしく 〔JW-900N 〕 を塗布して はRA-900 (水系) ください。 ■標準塗布量 : 3×8サイズで3〜4枚分/kg
4 仮留めテープ貼り
●仕上げ材の端部に接着剤を 塗布するためのスペース30㎜ をあけて、 仮留めテープを貼 付けて ください。
30 ㎜
6 貼付け
仮留めテープ部
3 mm
補助部材
2 割付け
下地材 目地 3㎜ 2㎜ 3㎜
5 接着剤塗布
●接着剤は高さ4㎜で塗布して く ださい。 ●仕上げ材外周には必ず接着剤 を塗布して ください。 (外周塗 布がない場合や、 塗布量が少 ない場合には、 端部の浮きが 発生することがあります) ●仕上げ材3尺×8尺1枚に対し て、 アイカ エコエコ ボン ドSE-1を1本が目安の塗布量です。 塗布量が 少ない場合、 剥がれなどの原因となり ます。 3尺× 8尺以外のサイズにつきま し ては、 接着剤の塗布 量および仮留めテー プの使用量が異なり ます。 ●接着剤塗布後10分以内に貼付け圧着してくだ さい。
凡例 :
6 mm
腰壁システム
ト ・ 加工 3 カッ
裏面
●下地材の目地と仕上げ材の目 地が重ならないように、 割付 けて ください。 ●突きつけ施工はできません。 必ず、 3㎜以上の目地を取って ください。 ●ジョイナーで施工する場合に も、 必ずクリアランスを取って ください。 ●切断は当木を用いて、 必ず刃 物を表面から入れて裏面から 出るようにし て ください。 (表面 には保護フィルムが貼ってあ ります) ●穴あけ ・ 切り欠きは必ず6R(φ 表 12 ) 以上の刃物を用いて、 面からコーナー部に穴をあけ てから行って ください。
●中央部に浮きが発生しないように注意し て、 仕上げ材を貼付けて ください。 ●仮留めテープ部をしっかり と押さえて ください。 ※接着剤部を押さえると泣き別れの恐れがあります。 ※施工用吸盤を使用する場合、 吸盤のゴム成分によっては製品 表面に着色する場合がありますのでご注意ください。
メラミン
4㎜
7 シーリング処理
3㎜以上 マスキング テー プ
施工部材
ノコ進行方向
【標準塗布パターン】
化粧面
セラールまたは アイカメタル不燃 (裏面) 仮留めテー プ 接着剤 端部は必ず直線で塗布
●一般
(φ12) ㎜ 6R
マスキングテープを貼り付け る部分のみ、 表面の保護フィ ルムを剥がしておきます。
マスキングテープを貼り付 け、 奥までしっかりとシリコ ー ンを注入します。
資料
施工案内
(φ12) ㎜ 6R
内部は必ず波線で塗布
納まり図
●切り欠き
端部は必ず直線で塗布
ヘラなどを用いて、 余分なシ リ コー ンをかき取ります。
マスキングテープをゆっく り と内側に剥がします。
穴あけの手順
1 2 3
切り欠きの手順
1 2 3
8 保護フィルム剥がし
内部は必ず波線で塗布
ドリルで四隅に穴をあける。 ノコでカッ トする。 カッ ト面を面取りする。
ドリルで角に穴をあける。 ノコでカッ トする。 カッ ト面を面取りする。
●2日間以上養生後、 表面の保護フィ ルムを剥がし て ください。
ご注意
●コンセン トなどの穴あけ
端部は必ず直線で塗布
完成
ご注意
セラールは、 図のようにピン角でカッ トした場合、 クラック発生の恐れがありますので、 切り欠きでなく、 複数枚を使用する割付けと し て ください。
穴あけ部分拡大図 内部は必ず波線で塗布
品番対比表
[施工についてのご注意]
●カット面は目の細かいサンドペーパーを当木にそえて軽く糸面取り してください。 ●目透かしシーリング納めの場合、 カットしてない面も軽く糸面取り してください。
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