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「IWAOモデル」を具現する緩和ケアの臨床教育・研究拠点「まごころの杜」が名古屋で11月1日に開所

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2016年10月31日
プレスリリースIA02
高齢社会街づくり研究所株式会社
アイカ工業株式会社(東証・名証一部:4206)


 

「IWAOモデル」を具現する
緩和ケアの臨床教育・研究拠点「まごころの杜」が名古屋で11月1日に開所
がん患者を主体に痛みの管理、理学療法、言語聴覚療法などの緩和ケアを提供

 

 名古屋大学発ベンチャーでソーシャルビジネスを社会に問う高齢社会街づくり研究所が主体となって、地域の医療・介護・福祉の発展に寄与することを目的に、医師会・医療機関・介護事業所と連携して在宅緩和ケアと在宅リハビリを推進すべく、「まごころの杜(もり)」(所在:名古屋市熱田区幡野町17番地)が11月1日に開所します。

 先進国では、社会保障費の枯渇や少子高齢化などによる財源不足からセーフティーネットを行政がカバーすることが困難になってきています。これまでわが国は、高度経済成長と国民皆保険により医療介護をすべての人へのコンセプトを守ってきましが、近年の財源不足により困難な状況を迎えています。今後は、ソーシャルビジネス的手法により 最後の看取りを 街で看る仕組み作りが求められています。
 英国で緩和ケアは、慈善団体の寄附により全額無料で安心して受けることが出来ます。わが国でも先進国にふさわしい最期をよりよく生きるための仕組み作りを創生していくことが必要と考えています。ソーシャルフランチャイズ、ソーシャルイムパクトボンドなどの手法により在宅緩和ケアを大学発ベンチャーも参加し産官学で組成し、日本の医療介護をソフトランディングさせることが求められています。

 現在、日本では2人に1人が癌になり、3人に1人が癌で亡くなります。しかし、医療・介護分野では、平均在院日数の急速な短縮もあり、癌末期の対応が手薄になることが懸念されています。
 こうした背景を踏まえ、医師で老年学分野の第一人者でもある名古屋大学大学院の岩尾聡士特任教授(高齢社会街づくり研究所代表)は、ソーシャルビジネスの視点から、低所得層の方でも安心して民間で在宅緩和ケアを受けることの出来るタウンホスピタル「IWAOモデル」を提唱してきました。
 がん患者の支援を主体に開所した「まごころの杜」は、「IWAOモデル」を具現するとともに、その教育・研究機関を兼ねそなえた施設となり、現在日本が抱える医療・介護制度の課題に対して、名古屋から全国に向けて発信するソリューションになるものと確信しています。

 「まごころの杜」は、これまで 「まごころ在宅医療クリニック」(2007年 3月12日開設)を中心として地域医療を担ってきた医療法人陽明会が運営します。また、がん末期治療のスペシャリストである経験豊な内科医、外科医を配置し、手厚い体制で、ほぼ一人の患者に一人のスタッフが対応することも同施設の特色としています。

 「IWAOモデル」に賛同するアイカ工業は、2009年に名古屋大学に寄附講座を開設し、同モデルの実現を支援してきました。「まごころの杜」においては、医療、介護に最適となる安心・安全な空間づくりを実現する以下のような建材を多数提供しています。

・転倒時の衝撃を吸収する床材「メラフロアセーフティ」
・消臭・抗菌効果がある壁材「セラール 消臭タイプ」
・車椅子使用者でも使いやすい洗面カウンター「気くばりUD洗面」「アイカスタイリッシュカウンター」
・高齢者や車椅子利用者にも使いやすく、介護者の見守りにも配慮した室内建具「気くばりUDドア」
・車椅子利用者用の高さへも切り替え可能な衣類掛け付き収納「アイカハンガー収納」
・高齢者の使い勝手にこだわった施設用靴箱「アイカヘルスケア玄関収納」
・支えると握る、2つの機能を両立した「肘掛手摺」
・温泉気分を演出する浴室用壁材「セラール バスルーム用〈ヒノキ柄〉」
・癒しの空間ニーズを実現するオーダーメイド壁材「セラール グラフィカタイプ」
・車椅子やストレッチャーなどがぶつかっても傷がつきにくい壁材「セラール」

 世界に類のない超高齢社会に突入したわが国では、看護師、介護士不足や累計2兆5300億円に及ぶ大幅赤字で破綻状況にある高齢者医療制度などの要因もあり、病院、介護施設での高齢者ケアは限界をきたしています。
 医療の分野では、今後都市部を中心に2025年には全国で43万人もの要介護高齢者が病院を追われ、介護施設へも入居できない医療難民や介護難民が急増するといった最悪な事態も予測されています(2015年6月:日本創成会議調べ)。

 今回の発表について岩尾教授は、「平均在院日数の短縮など様々な要因により緩和ケアを病院で最後まで受けるのが困難となり、緩和ケアは、民間で という時代が到来しています。緩和ケアの必要な終末期の患者の方々により良いサービスを最期まで提供し、素晴らしい人生を最期までよりよく生きていだきたいとの思いで『まごころの杜』を開所しました」と述べています。

■緩和ケアの臨床教育・研究拠点「まごころの杜」の概要
・所在地:名古屋市熱田区幡野町17番地
・スタッフ:がん末期のスペシャリストである経験豊かな内科医と外科医、精神科医など5人の専門医師に加え、看護師、介護士、リハビリ専門職など医療介護のほぼ全職種を配置。
・3階建てフロア構成:1階は、外来と訪問診療を行うクリニックと訪問看護・介護ステーション、リハビリ室などを配置。住居部分は2、3階。1部屋約18平方メートルで全40室。家賃は50,000円~70,000円(共益費¥10,000)。循環型の施設として、地域の病院や地域の病院や訪問看護ステーションと連携し、在宅療養時の急性増悪時や退院後の一時受け入れも行なう計画。

■高齢社会街づくり研究所株式会社の概要
日本が世界に類の無い超高齢社会を迎えつつある中で、高齢社会街づくり研究所(CSR: Consortium for Senior Research)は、2011年(平成23年)5月11日に名古屋大学発ベンチャーとして発足。「社会保障と財政の持続可能性を確保し、健康長寿社会の実現」、「医療関連産業を活性化し、経済成長への寄与」、そして「課題解決先進国として、世界への貢献」を基本理念し、地域社会と産・官・学が連携して高齢者を街全体で看守るタウンホスピタル「IWAOモデル」普及の母体となっている。
また、中部経済産業局 中部経済連合会、名古屋商工会議所などとのコラボレーションで出来た、新ヘルスケア産業フォーラムの事務局になっている。http://machikenhp.wixsite.com/home

■医療法人陽明会の概要
陽明会は、これまで 「まごころ在宅医療クリニック」(2007年 3月12日開設)を中心として地域医療を担ってきた。訪問診療や住宅型有料老人ホーム、サービス付高齢者住宅において「IWAOモデル」を導入し、高齢者の在宅での生活サポートを続けている。グループでまごころ在宅医療クリニック、聖霊陽明ドクターズタワー、陽明ドクターズケア医大前やまごころ居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、訪問介護ステーションを運営している。http://www.iryouhoujin-youmeikai.com/

■アイカ工業株式会社の概要
アイカ工業(東京・名古屋市場1部)は1936年10月20日の設立で、本年10月に創立80周年を迎えた。資本金は98億9,170万円で東京・名古屋市場1部に上場。従業員は、3,745人(単独では1,096人)で、連結売上高1500億61百万円(単独では973億4百万円)。海外の営業・生産拠点は経済成長の著しいアジア圏を中心に拡がっている(平成28年3月末現在)。
同社の「IWAOモデル」の理念を基に開発された医療・介護分野の主要製品として、衝撃吸収メラミンフロア、消臭・抗菌壁材、車イス対応の洗面カウンター、ケア・看守りに適した建具などが挙げられる。これらは、いずれも高齢者の方に対する現場ヒアリングからの生まれた製品群である。http://www.aica.co.jp/

 


以上
 

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらよりお問合せ下さい。
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