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京都大学経営管理大学院に寄附講座を開設

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No.118A32
2017年11月1日

 

アイカ工業が京都大学経営管理大学院に
「ホスピタルマネジメント研究(アイカ工業)寄附講座」を開設
本日より運用開始
IoT支援や人材教育により、医療・看護・介護ケアミックスモデル「IWAOモデル」の実証段階へ


 アイカ工業株式会社(代表取締役社長:小野勇治 本社:愛知県清須市西堀江2288番地 資本金:98億9,170万円)は、京都大学経営管理大学院(大学院長:若林靖永 所在地:京都市左京区吉田本町)に「ホスピタルマネジメント研究(アイカ工業)寄附講座」を設置し、本日よりその運営を開始しました。
 これにより、医療・看護・介護の統合的な提供により街全体で高齢者を看守る仕組みである「IWAOモデル」の実証研究を推進し、IoT支援や人材教育により同モデルの実現を後押ししていきます。

 

【本講座開設の背景】
 超高齢社会を迎える日本では、団塊世代が後期高齢者となる「2025年問題」が差し迫り、先進国で唯一、後期高齢者が激増する段階に突入します。社会保障費の増大が国の財政を圧迫する中、政府は医療費削減のため、急性期病院の在院日数やベッド数を削減する方針を示しています。その結果、2030年には"看取りの場所が定まらない高齢者"の数は47万人にも達するとも予測されています(国立社会保障・人口問題研究所推計)。超高齢時代に向けて、病院でなくても医療や看護・介護が提供できる場所を確保し、地域で高齢者を支える仕組みづくりが必要とされています。
 そのような状況を踏まえて、訪問看護などの地域包括ケアシステムの整備が進められていますが、ICTによる十分な効率化が進んでおらず、高齢者の急増に対応しきれていないのが現状です。地域包括ケアでは、一人の高齢者に対して多種多様な事業者・職種が関わりますが、高齢者の健康状態や介護度について適切な情報共有がなされていない、複数の事業者間での人員リソースの適正化が十分には進んでいないなどの問題を抱えています。
 これらの問題を解決するために、在宅医療介護の現場でIoTを活用して分散した需要と供給を最適化する新しいサービスモデルを構築し、病院から在宅ケアを継ぎ目なくつないで支援する仕組みの創出が急務となっています。

 そのため、文理融合型の経営研究を行っており、MBAを有する京都大学経営管理大学院に「ホスピタルマネジメント研究(アイカ工業)寄附講座」を設置することで、高度な職業的知識を有するリーダーを育成し、介護者の負担を軽減するためのIoT活用方法などについて研究を深め、従来の"病院中心の医療モデル"から"街中心の福祉・医療・生活モデル"への実証研究を推進していきます。
当社は本講座の意義に賛同し、総額5,000万円(2年6ヶ月)を講座の運用費用として寄付することといたしました。

 

 

【本講座の概要】

■名  称 ホスピタルマネジメント研究(アイカ工業)寄附講座
■設  立 京都大学経営管理大学院
■担当教員 小林潔司 教授、 岩尾聡士 特定教授
■寄附総額 5,000万円
■寄附総額 2017年10月~2020年3月(運用開始は2017年11月1日)

 

【CBMCヘルスケア・イノベーションIWAOモデル】
 岩尾聡士特定教授が提唱する「CBMC(Community Based Medicine and Care)ヘルスケア・イノベーションIWAOモデル」とは、従来の病院医療とは一線を画し、コミュニティを基礎的な単位として医療と介護を統合したネットワーク化を進め、ヘルスケアサービスの効率化と質的向上を目指しながら、病院から在宅ケアを継ぎ目なくつないで支援する地域医療モデルです。
 同モデルに賛同するアイカ工業は、2009年より名古屋大学大学院経済学研究科に寄附講座を開設し、社会福祉の研究や人材育成の面から同モデルの普及を支援してきました。名古屋大学で臨床・経営の両面から研究を進めてきた同モデルを、IoTと現場のコンソーシアム(共同事業体)を用いて実証研究の段階へ進めることを目的に、このたび京都大学経営管理大学院に寄附講座を開設することとなりました。

 今回の発表について岩尾教授は、「これまで8年にわたりIWAOモデルの研究を深めて、政策提言なども行ってきた実績を踏まえ、今後は京都大学経営管理大学院へと研究の場を移すことで、同モデルのアクションリサーチ(研究即実践)の段階に入ります。IoTを活用した訪問サービス支援システムの開発や社会的起業家の育成により、超高齢社会の問題解決に向けた新たな取組みを実証・実践していきます。」と述べています。
 また、京都大学経営管理大学院経営研究センター長の小林潔司教授は「寄附講座の設置により、高齢化社会におけるタウンマネジメントやサービスモデル実践に関する研究が加速し、教育プログラムの充実や実践的研究活動のさらなる高度化を望みます。」と、期待を寄せています。

 

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 「IWAOモデル」に賛同するアイカ工業は、2009年より名古屋大学に寄附講座を開設し「医療看護介護ケアミックスモデルによる街づくり研究」の提唱者である岩尾教授の研究を支援し、産官学医の連携を通じて、社会福祉の研究や人材育成の面から同モデルの普及を推進しています。また、介護をする人、される人の立場にたった空間づくりを目指して、現場の声を元に医療・介護に最適な建材の開発を岩尾教授と共同で行っています。
 アイカ工業でIWAOモデル推進プロジェクトを担当する小瀬村久取締役は「IWAOモデルの研究支援と現場からのフィードバックを元に安心・安全な建材を開発することで、ソフトとハードの両側面から新しい街づくりに貢献していきます。当社は今後も、産官学医の連携をはかり、超高齢社会に対応した快適でやさしい空間づくりを支える提案をすすめてまいります。」と述べています。

 

 

【アイカ工業の「IWAOモデル」シリーズ製品の一例】
     ■衝撃吸収メラミンフロア「メラフロアセーフティ」       ■消臭・抗菌壁材「セラール消臭タイプ」 1117_2.jpg

 

■京都大学経営管理大学院について
 京都大学経営管理大学院(正式名称:京都大学大学院経営管理教育部経営科学専攻・経営管理専攻 以下GSM)は、2006年4月に修士専門職学位課程として開設。GSMの修士専門職学位課程(経営管理専攻)は、研究者育成の大学院ではなく、高度経営専門職人材を育成するための大学院として設置。同大学院経営研究センター(センター長:小林潔司)は、企業や公的機関との密な連携を図ることにより真の課題を認識し、本学の強みである文理融合型のアプローチにより課題解決のための経営研究を推進している。
https://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/ja/
 

■アイカ工業株式会社について
 アイカ工業株式会社(東証・名証一部:4206)は、1936年10月20日の設立で、昨年10月に創立80周年を迎えた。資本金は98億9,170万円で、東京・名古屋市場1部に上場。従業員は3,349人(単独では1,097人)で、連結売上高1516億33百万円(単独では995億36百万円)。海外の営業・生産拠点は経済成長の著しいアジア圏を中心に拡がっている(2017年3月末現在)。「IWAOモデル」の理念を基に開発された医療・介護分野の主要製品として、衝撃吸収メラミンフロア、消臭・抗菌壁材、車イス対応の洗面カウンター、ケア・看守りに適した建具などが挙げられる。これらは、高齢者の方やケアに携わる方への現場ヒアリングから生まれた製品群である。
http://www.aica.co.jp/

 

以上

 

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、こちらよりお問合せ下さい。

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