M836F_アイカ壁面材総合カタログ
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- 壁面材
壁面材
セラールバスルーム用 (バスフ ィ ッ トパネル)
浴室にはセラールバスルーム用、 バスフィ ッ トパネルをご使用ください。
3 mm
施工前にご確認ください
既存下地に施工する場合
※浴室壁面への施工に際し、 構造躯体が外気の影響を受けやすい場合、 接 着剤位置に結露跡が発生する場合があります。 そのような場合は浴室換気を 行なってください。
下地状態のチェック ・ 対処方法
C 表面タイルの浮きの有無
古いタイル壁面では浮き ・ 剥がれの危険が高いため、 左図のよう に打診検査 (金槌でタイル表面を叩きタイルの異常音を音で判 断) でタイルの浮きを調べて ください。 浮いたり剥がれたタイルは 以下の方法での補修をお薦めします。
壁面材
下地作製
タイルと付着強度が良好な薄塗りできるモルタルで不陸調整を行う か、 6㎜以上のけい酸カルシウム板 (比重1.0) または、 12㎜以上のラワン 合板で下地を作製し て く ださい。
※モルタ ル : 含水率4.5%以下 ・ 付着強度1.0N/㎜2、 平滑な金ゴテ仕上 ※けい酸カルシウ ム板、 ラ ワ ン合板 : 必ず躯体に ビス固定 し て く ださい。 ※下地材をモルタ ル打設、 けい酸カルシウ ム板、 ラ ワン合板で作製した部分は予め プラ イ マー 〔 JW-900N (溶剤系) 〕 を全面塗布 し て く ださい。
タイル面 〔浮き ・ ハガレがなく不陸が5㎜未満 (目安) の場合に限りま す〕 (チェック方法 : 下記 B 、 右記 C 参照)
6 mm
既存下地に施工する場合
*新築浴室の場合も施工方法は同じです。
●特類ラワン合板 (推奨 12㎜以上) 〔針葉樹合板は不可〕 ●けい酸カルシウム板 (推奨 8㎜以上) 〔比重1.0〕
ZK-23使用時に限ります。 ●モルタル (含水率4.5%以下) ※ZK-22、 ※上記下地の場合、 全体に予めプライマー (JW-900N) 塗布をし て ください。
化粧ボード
エポキシ樹脂モルタルの充填
比較的小規模なタイル剥離については、 剥 離部分に充填補修用のエポキシ樹脂モルタ ルを充填し て ください。
モルタルの充填又は全面打設
比較的小規模なタイル剥離から全面タイル はつりの補修まで幅広い対応が 可能です。 躯体 (コンクリート ・ ブロック) とモルタルとの 密着が悪いと剥離の原因になりますので注 意し て ください。
施工に適さない下地 (一部例)
●ALC ●コンク リー ト ブロック ●RC面 ●ユニッ トバス ●耐水せっこ うボー ドなど
※シー ト防水、 塗膜防水の上への施工。 表面 ・ 構造強度、 耐水強度の弱い下地、 接着剤の密着しない下地には施工できません。
アイカ製品
ジョ リシール JB-18L (プライマー ・ タックコート) と JE-9001 (専用骨材)
接着強度 : 1.0N/㎜ 以上
2
溶剤系プライマー等を使用する際は、 次の項目を実施ください。 1 換気には十分注意する。 2 火気及び換気に十分注意する。 3 皮膚に触れないようにし、 必要に応じて有機ガス用防毒マスク又は 送気マスク、 保護手袋、 保護メガネ、 前掛け等を着用する。
安全対策
ウォールシステム
ピンニングによる樹脂注入固定
下図のようにエポキシ樹脂等を浮きのあるタイル部分に注入して、 浮き部分の剥離・剥落を 防止します。
注入孔
アイカ製品
加工工具
加工に関する道具は下記をお使いください。 但し、 ハマカケが起こ らないように刃物は新しいものをお選びください。
不陸 (凹)
直定規
タイル表面の汚れは充分に 除去し て ください。
A タイル表面の汚れ
下図のように直定規 ・ 下げ振 り ・ レーザーレベル等を用い て壁面の水平 ・ 垂直の不陸を 測定し て ください。
タイル表面の不陸 B
横方向
縦方向
下げ振り
※現下地で施工可能な最 大不陸は 5 ㎜未満 (目安) です。 5㎜を超える場合は、 下地を作製し て ください。
コンク リー ト ドリルにて浮きのあ るタイルの中央に1箇所、 深さ 30 ㎜に達するように穴をあけま す。 穴の内側を十分に清掃して ください。
ジョ リシール JB-18
タイル 躯体
JB -18
■切断加工 防じん丸ノコ (チップソー ・ ダイヤモン ドソー) 施工時における切断用刃物について
ハンディソーに合ったものを、 「刃数」 はできるだけ多いものをご使用ください。
8 JB -1
刃物の規格は 「外径」 「刃厚」 「刃数」 よりなっています。 「外径」 「刃厚」 はお手元の
注入量 25〜30g/1穴
JB-18をグリスガンにて穴の最深部より充填していき、 タイル表面と同じレベルになるまで充填します。 樹 脂が固まった後、 再度打診検査を行い充填状況を確認します。
セラール 外径 刃数 100φ 60P 125φ 80P 165φ 72P
ドリル (直径12φ以下の場合) 、 自在ぎり (直径12φを超 える場合) 、 ホルソー、 ジクソー等
■穴あけ加工
※加工工具は集塵機付きのものをご使用ください。
モイス
■仕 上 げ サンドペーパー、 ヤス リ
※浴室壁面へのセラール施工に際し、 構造躯体が外気の影響を受けやすい場合、 接着剤位置に結露跡が発生する場合があります。 そのような場合は浴室換気を行っ て ください。
施工の手順
1
下地処理
養生 (2日間)
部材
装飾部材
2
プライマー 処理
3
割付け
4
カッ ト ・ 加工
仮留めテープ貼付け による不陸調整
5
防水テープ 貼り
6
7
浴室施工用 専用接着剤塗布
8
貼付け
シーリング 処理
9
保護フィルム 剥がし
10
補助部材
下記はタイル面、 モルタル面 (不陸5㎜未満) の施工手順です。 詳しくは施工説明書 「バスルーム壁 ・ 天井用」 を参照ください。 けい酸カルシウム板、 特類広葉樹合板で下地を新設し、 不陸が1㎜未満の場合は 施工説明書 「バスルーム壁 ・ 天井用 平滑下地」 を参照ください。
1 下地処理
200 200 30
●クリーナー洗浄 → 水洗浄 → 乾拭き 等で施工面を清潔にして ください。 ●左記タイル表面の不陸の測定方法や下図を参考に不陸測定をして ください。 測定は縦 ・ 横 ・ 斜で行って ください。
■下地が凹の場合
不陸
6 防水テープ貼り
30 15㎜幅 40㎜幅
防水テー プ
● 浴室工法と一般工法の最大の違 いが防水テープを併用することで す。 防水テープが目地切れによる 表面からの水の進入に備えます。 ● 不陸 (凹み) 部分は仮留めテープ で調整。 配管などの開口部分も周
専用仮留め テー プ 重ね貼り 防水テー プ 専用仮留めテー プ
3 mm
補助部材
糸を張り、 隙間を測定。 水平な定規をあてがい、 隙間を測定。
下地 糸 下地 4㎜
基準位置
■下地が凸の場合
0㎜
開口部
2㎜
不陸
下地
不陸 定規
定規
910
囲を防水テー プで囲みます。
6 mm
腰壁システム
2 プライマー処理 3 割付け
3㎜ 2㎜ 3㎜
●下地材をモルタル打設、 合板、 けい酸カルシウム板で作製した部分 は予めプライマー 〔JW-900N (溶剤系) 〕 を全面塗布し て ください。
7 接着剤塗布 図の塗布パターンは浴室用工法です。浴室施工以外では使用しないでください。
●接着剤は仮留めテープの厚さより3㎜以上の高さになるように 塗布し て ください。 ●貼付タイル面の外周には必ず接着剤を塗布して ください。 (外 周塗布がない場合や、 塗布量が少ない場合には、 端部の浮き が発生することがあります) ●切り欠き部分の周囲や機具等を取り付ける部分には必ず接着 剤を塗布して ください。 塗布量が少ない場合、 クラックが発生 しやすく なります。 ●貼付タイル面3×8サイズの面積に対し て、 専用接着剤アイカエコエコボン ドSE-8 4本が目安の 塗布量です。 塗布量が少ない場合、 剥がれなどの原因となります。 (不陸が無い場合) ●接着剤塗布後10分以内に貼付け圧着し て ください。
端部、 内部とも直線状に塗布
専用接着剤 SE- 8
●けい酸カルシウム板で下地作製の場合、 下地材の目地と仕上げ材の 目地が重ならないように、 割付けて ください。 ●突きつけ施工はできません。 必ず、 3㎜以上の目地を取って ください。 ●ジョイナーで施工する場合にも、 必ずク リアランスを取って ください。
バスフィ ッ トパネルのカッ トはカッターで行って ください。
メラミン
ト ・ 加工 4 カッ
裏面
施工部材
●切断は当木を用いて、 必ず刃物を表面から入れて裏面から出るよ うにし て ください。 (表面には保護フィ ルムが貼ってあります) ●穴あけ ・切り欠きは必ず6 R (φ12 ) 以上の刃物を用いて、 表面から コーナー部に穴をあけてから行って ください。
コーナー部分等の塗布パターン
凡例 :
セラール (表面) 防水テー プ 仮留めテー プ 接着剤
ノコ進行方向
穴あけの手順
(φ12) ㎜ 6R
切り欠きの手順
(φ12) ㎜ 6R
コン トローラー部
切り欠け部
タイル面
資料
施工案内
化粧面
8 貼付け
仮留めテープ部
ご注意
セラールは、 図のようにピン角でカッ ト した場合、クラック発生の恐れがあり ますので、切り欠きでなく、複数枚を 使用する割付けとして ください。
1 ドリルで四隅に穴をあける。 2 ノコでカッ トする。 3 カッ ト面を面取りする。
1 ドリルで角に穴をあける。 2 ノコでカッ トする。 3 カッ ト面を面取りする。
9 シーリング処理
3㎜以上 マスキング テー プ
※接着剤部を押さえると泣き別れの恐れ があります。 ※施工用吸盤を使用する場合、 吸盤のゴ ム成分によっては製品表面に着色する 場合がありますのでご注意ください。
●中央部に浮きが発生しないように注意して、 仕上げ材を貼 付けて ください。 ●仮留めテープ部をしっかり と押さえて ください。
ご注意
納まり図
入隅のシーリングについて
浴室用セラールの表面には シリコーンの 密 着 が 悪い 為、 セラール表面にシリコ ーンを施工する場合は必ず プライマー ( JW- 90 0 N) を 使用してください。
プライマー塗布 マスキングテープ
5 仮留めテープ貼付けによる不陸調整
30 30
ご注意
●貼付タイル面の端部に接着剤を塗布するためのスペース30 ㎜を あけて、 仮留めテープを貼付けて ください。 ●仮留めテー プの貼付け間隔は幅方向に均等になるように、 貼付けて く ださい。 ●不陸の調整は1㎜厚及び3㎜厚の仮留めテー プを重ねて行います。
マスキングテープを 貼り付ける部分のみ、 表面の保護フィルム を剥がしておきます。
マスキングテー プを 貼り付 け、 奥 まで しっかりとシリコー ンを注入します。
ヘラなどを用いて、 マスキングテー プを 余分なシリコーンを ゆっく りと内側に剥 かき取ります。 がします。
10 保護フィルム剥がし
完成
[施工についてのご注意]
品番対比表
●2日間以上養生後、 表面の保護フィ ルムを剥がし て ください。
シリ コー ン
910 単位 (㎜)
例) 4㎜不陸 : 3㎜厚+1㎜厚
●カット面は目の細かいサンドペーパーを当木にそえて軽く糸面取りしてください。 ●目透かしシーリング納めの場合、 カットし てない面も軽く糸面取り し て ください。
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