杉林に囲まれた敷地に有孔プレートを一枚挿入する。
天井、壁、床の連続体としてのプレートには8+5箇所の孔が設けてある。
各プログラム(美容室、LDK、寝室、外部)の信号(音、光、気配等)は孔を通じて他の空間との間で入出力を行う。
隔てつつ繋げることで固定された機能空間を融解する。
内部空間は干渉と共鳴を繰り返しながら常に変質していく。
プレート内側はジョリパット仕上げにて統一しコンセプトを強調している。
一枚の有孔プレートを折り曲げることで建築を構成。外壁の羽目板は背景の杉林との融合を図る
■仕上げパターン:ゆず肌、※軒天部分に使用 ■カラー:柄番(1001)

有孔から出入りする光や風によって内部空間に時間的な
変化が起きる
■仕上げパターン:ゆず肌
■カラー:柄番(1001) |

2階天井、1階壁・・・1階天井は一繋がりの連続体として構成されている |
