5点・賞金5万円
本作品は、家全体を田の字の明快な平面プランに落とし込み、居間、食堂、寝室といった各用途をもつフロアをスパイラル状に展開、重層した住宅としている。
生活行為は、各フロアを螺旋状に上昇下降することで繰り広げられ、各フロアのもつレベル差により住人はお互いの距離をゆるやかに調節する。
杉板をスパイラル状に巻き付けた中央コアは、薄い皮膜の屋根を突き抜けて露出し、江ノ島、富士山を望む屋上テラスに至ることができる。
ラワン合板型枠による荒々しい打放し壁の上に、
屋根を透光性テント生地としたボックスを乗せた構成。
■仕上げパターン:ロック ■カラー:柄番(2009)
インナーデッキより食堂を見る。透光性テント生地とした屋根より光が落ちる。正面透明ガラス奥は浴室洗面所
奥にインナーデッキを見る。各フロアは杉板を巻き付けた写真右手コアに対しスパイラル状に展開重層していく
■仕上げパターン:ロック、ロックを基準に、一部をコテによりヘッドカットしております
■カラー:柄番(2009)
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