M832C_UV硬化不燃化粧板 ARDICA(アルディカ)
- ページ: 80
- 施工の手順
施工前にご確認く だ さい
下地のチェック
まずは 「設計・ 施工に関する下地のご注意」 をよくお読みのうえ、 施工
可能な下地であることをご確認ください。 そのままでは施工できない下地の場合、 適切な処理を行なってから施工してください。 また、 下地材の選定と構造の作成 は、 建築基準法や火災予防条例などの法令 ・ 法規に適合したものであるか、 ご確認 ください。
プライマー塗布が必要な下地
●モルタル面 ●けい酸カルシウム板 ●ラワン合板
加工工具
加工に関する道具は下記をお使いください。 但し、 ハマカケが 起こらないように刃物は新しいものをお選びください。
専用プライマー アイカ エコエコボンド JW-900N (溶 剤系) もしくは RA-900 (水系) を全面に塗 布してください。
安全対策
溶剤系プライマー等を使用する際は、 本カタログの 「安全にご使用いただくため に」 の次の項目を追加実施ください。 1 換気には十分注意する。 2 火気及び換気に十分注意する。 3 皮膚に触れないようにし、 必要に応じて有機ガス用防毒マスク又は送気マスク、 保護手袋、 保護メガネ、 前掛け等を着用する。
■切断加工
防じん丸ノコ (チップソー ・ ダイヤモンドソー)
施 工 時 に お ける切 断 用 刃 物 につ いて
刃物の規格は 「外径」 「刃厚」 「刃数」 よ り な っ ています。 「外径」 「刃厚」 はお手元の ハンディ ソーに合っ たものを、 「刃数」 はでき る だけ多いものを ご使用 く ださい。
チップソー推奨工具
外径 : 185m/m 刃数 : 72
■ 穴あけ加工 ドリル (直径12φ以下の場合) 、
ホールソー自在ぎり (直径12φを超える場合)
■仕 上 げ
サンドペーパー、 ヤスリ
施工の手順 1
下地 処 理
2
割付け
3
カッ ト ・ 加工
仮 留めテープ 貼り
4
5
接着剤塗布
6
貼 付け
シーリング 処理
7
各製品の施工方法については、 施工説明書を ご参照く ださい。
1
●下地材がモルタル面 ・ 合板 ・ けい酸カルシウム板 の場合、 全面に予めプライマー 〔アイカ エコエコボン ドJW-900N (溶剤系) も しくはRA-900 (水系) 〕 を塗布してください。 ■標準塗布量 : 3×8サイズで4~5枚分/kg
4
●仕上げ材の端部に接着剤を塗布するため のスペース30mmをあけて、 仮留めテー プを貼付けてください。 貼り付けたテープをよく押さえてしっかり
30mm
6
仮留めテープ部
と圧着してください。
2
下地材目地 仕上げ材目地
5
●下地 材の目地と仕 上げ 材の目地 が 重 なら ないように、 割付けてください。
●接着剤は高さ4mmで塗布してください。 ●仕上げ材 外周には必ず接着剤を塗布して ください。 (外周塗布がない場合や、 塗布 量が少ない場合には、 端部の浮きが発生す ることがあります) ●仕上げ材3尺×8尺1枚に対して、 接着剤 (SE-1、 GS-330) を1本が目安の塗布量で ●中央部に浮きが発生しないように注意して、 仕上げ材を貼付けてください。 ● 仮留めテープ部をしっかりと押さえてください。 ※接着剤部を押さえると泣き別れの恐れがあります。
3
裏面
す。 塗布量が少ない場合、 剥がれなどの原因 ●切断は当木を用いて、 必ず刃物を 表面から入 れて 裏面から出るようにしてください。 (表面 には保護フィルムが貼ってあります) ●穴あけ ・ 切り欠きは必ず 6R(φ12)以上の刃 物を用いて、 表面からコーナー部に穴をあけ
ノコ進行方向
4mm
となります。 ●接着剤塗布後 10 分以内に貼付け圧着し てください。
7
3mm以上 マスキ ング テー プ
てから行ってください。
【標準塗布パターン】
仮留めテープ 接着剤
化粧面
●一 般
端部は必ず直線で塗布
マスキングテープを貼り付 けます。
奥までしっかりとシリコーン を注入します。
(φ12) mm 6R
(φ12) mm 6R
内部は必ず波線で塗布
●切り欠き
端部は必ず直線で塗布
ヘラなどを用いて、 余 分な シリコーンをかき取ります。 マスキングテープを 矢印の 方向にゆっくりと剥がす。
穴あけの手順
1 2 3
切り欠きの手順
1 2 3
ドリルで四隅に穴をあける。 ノコでカッ トする。 カッ ト面を面取りする。
ドリルで角に穴をあける。 ノコでカッ トする。 カッ ト面を面取りする。
内部は必ず波線で塗布
●コンセントなどの穴あけ
端部は必ず直線で塗布
ご注意
図のようにピン角でカッ トした場合、 クラック発生の恐れがありますので、 切り欠きでなく、 複数枚を使用する割付けとしてください。
内部は必ず波線で塗布 穴あけ部分拡大図
80
- ▲TOP