D380A 外壁リフォームカタログ

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- ご使用の際のご注意
本カタログに掲載の製品をご使用いただくために、次の点につきましては、十分ご注意いただきますようお願いいたします。
設計指針 ※ご採用前に確認ください
施工部位
指定施工部位以外への施工は塗膜の劣化 (雨水や紫外線による変色、 艶ムラ、膨れ等)の原因となりますので、お控え ください。 外装対応商品は外装塗材と して一定の雨水の浸入を防ぐ効果はありますが、 防水材 (防水形)ではありませんので、下地で室内側への漏水を防ぐ対策 を して ください。
施工上の注意点
仕様の遵守 保護具の着用 周辺への配慮
必ず施工の手引き、製品説明書を確認の上、仕様を遵守して ください。 施工に際しては、説明書に記載された必要な保護具を着用して ください。 施工の際は臭気等の トラブルを防ぐため、事前に近隣への案内などの配慮を して ください。施工時は飛散防止と し て養生は十分に行っ て ください。施工面とその周辺 (車や付帯設備を含む)や床などに汚染や損傷を与えないよう に注意し、必要に応じて、あらかじめ施工箇所周辺に適切な養生を行っ て ください。 施工は養生期間中も含め、 ください。塗膜の乾燥過程で水分の影響を受けた場合、 (高 5℃から 35℃の間で施工して 湿度、結露、降雨等)塗膜表面が白化する場合があります。施工場所の気温が 5 ℃以下、湿度 85%以上又は 結露の発生が考えられるなど、水分の影響を受ける可能性がある場合は、施工を行わないでください。絶えず結 露が発生するような部位、場所への塗装はしないでください。 塗装面が高温 (50℃以上)の場合、 仕上がり、 物性に不具合が発生することがありますので、 施工を避けて ください。
防水について
ください。 下地のクラック防止 下地にクラックが発生しないよう対策して 下地から塗膜裏面に水分が供給されると膨れが発生するなどの不具合原因 となります。外壁の窓廻りやフー ドの取付け部のシール、水切りや塀の上部 の笠木の取り付け等、雨水が浸入する部位の止水処理にもご留意ください。
施工環境
膨れ防止
改修工事の場合、下地を侵し既存塗膜に膨れ・縮み (リフティ ング)など の異常が発生することがあります。事前に試し塗りを行い確認して ください。 特に、弱溶剤形塗料での改修において、既存下地が塗料用シンナーで容 易に溶解する場合、縮みや膨れが発生する恐れがあるため、塗装は避けて ください。 雨すじ汚れを完全に防止することはできませんので、雨じまいにはご配慮願
シーラーの選定
必ず下地、主材に適合した専用シーラーを使用して ください。専用シーラーを使用しないと、塗膜剥離 , 吸い込み の差による仕上がり不良や下地からのアクによる変色不良になりますので、注意して ください。 下地調整や水洗いが不十分だと塗膜剥離の原因となります。また、光沢が出ないなどの仕上がり不良になる場
雨じまい
います。 施工部位により、傾斜壁の下端部、水切りの無い部位、窓周りで水切りが 不十分な場合、雨掛りの少ない部位などは低汚染性が十分に発揮されない 場合があります。 同じ色品番であっ ても、シリーズ・仕上げデザインにより発色性が異なる場
下地調整
合があります。塗り替えでは必ず高圧水洗かブラシなどによる洗浄を行い、 付着物や劣化塗膜を除去して ください。 水洗い後は夏季 2 日以上、冬季 3 日以上乾燥させて ください。また、屋根を塗装する場合、カラーベス ト、コロ ニアル表面が雨、霧などで湿潤状態の場合は、十分に乾燥させて ください。 鋼板下地で、さびが発生している場合は、ワイヤー ブラシなどで完全に除去して ください。 コンクリー ト、モルタルなどは十分養生期間を取るとともに、施工前に降雨があった場合には、乾燥するまで施工 ください。 を延期して ください。下地は十分に乾燥させ、表面含水率 10%以下、pH10 以下で施工して ※乾燥不十分な下地は、剥離、水膨れの原因になりますので十分ご注意ください。 開缶後は、早めに使用して ください。 二液反応硬化形の材料は、主材と硬化剤を指定の比率で混合し、防爆型ミキサーで混ぜ合わせて使用して くださ い。特に小分けで使用する場合、計量器を用いて計量を行っ て下さい。混ぜ合わせた後の材料は、可使時間内 に使い切っ て ください。また、可使時間は温度、希釈などの条件により変わりますので、注意して ください。 材料の希釈量は所定の量により、所定の所要量を守り事前の試験塗りなどで決定して ください。希釈の過多、不 足はダレや隠ぺい不足、仕上がりムラの原因になります。 各種標準施工仕様に記載の所要量及び間隔時間を守っ て施工し、適正な塗付量を確保して ください。 色、模様の決定に当たっては事前に見本板で確認して ください。被塗物の形状、膜厚、塗回数、希釈量などの 違いにより実際の艶と異なっ て見える場合があります。また、刷毛・ローラー塗装時の塗継ぎ箇所でも起こる場合 があります。特につや調整品は、被塗物の形状、素地の状態、膜厚、色相、塗り重ね乾燥時間等により、実際 の艶と若干違って見える場合がありますので、試し塗りの上、本施工して ください。弱溶剤形塗料の場合、希釈 用シンナーは弊社指定品をご使用ください。その他のシンナーを使用した場合、ちぢみ、再溶解、乾燥不良等の 不具合が発生する恐れがあります。
下地の乾燥
色調のご確認
合があります。色調確認は必ずご採用いただく シリーズ・仕上げデザインの 塗板見本をご確認ください。塗板見本の有効期限は作成日より 12 ヶ月とな ります。有効期限を過ぎた見本に関しては仕様の変更や、退色による色変 化などが生じる可能性があります。濃色や高彩度色は外部で使用する場合、 色あせが目立つことがあります。
安全対策
製品の取り扱い
製品の取り扱いについての一般的な注意事項の詳細は SDS(安全データ シー ト)を参照して ください。取り扱い後は手洗い、 うがいを十分に行なっ て ください。 適切な保護手袋、保護眼鏡、防毒・防塵マスクなどを着用して ください。 溶剤、弱溶剤形の材料を使用する場合は、周囲での火気の使用を避けて ください。火花を発生しない工具を使用して ください。材料の撹拌は防爆型 ミキサーにて行っ て ください。また、必ずアースを取っ て ください。 室内の場合は、施工中及び施工後の換気は十分行っ て ください。 屋外の場合は、近隣にシーラーや塗材が飛散しないよう養生は十分行っ て ください。 保管は直射日光、水濡れを避けて ください。使用後保管する際は無希釈の 状態でしっかり密栓して 40℃以上の場所では保管しないでください。できる だけ早目に使用して ください。日光から遮断し、換気の良い場所で保管して
施工時の注意
火気厳禁 換気 養生
施工後の養生
施工後は十分乾燥するまで、塗材が水濡れすることのないよう養生して ください。 乾燥前に水濡れすると、仕上げ デザインが流れたり、 後々の膨れなどの不具合を招く恐れがあります。乾燥途中で降雨等が予想される場合は、 シー ト養生を行うなどして、塗膜表面に水分が当たらないようにしください。 色調を含む仕上がりは、施工環境、下地の状態、作業者などにより異なりますので、現場にて試し塗りを実施し、 刷毛塗り とローラー塗り、スプレー塗りが混在する場合、施工方法の違いで若干の色相差が生じます。 残材料や施工器具などの洗浄水は、河川等へ廃棄せず適切に処理して ください。 大きな動きが予想されるシーリング部などの部位への塗装は、塗膜がひび割れる可能性があります。 容器は必ずその都度、密栓して ください。
責任者やお施主様に承認を得た上で、施工を進めて ください。 仕上がりの確認
施工後の処理
保管方法
ください。 保管場所、取り扱い場所とその周辺には、塗装中、乾燥中共に、熱、火花、 高温体のような発火源を遠ざけ火気厳禁として ください。取扱いは、法令 に沿って保管を行い、特に乾燥中は蒸発の面積が広く なるため、短期間に 引火性の高い蒸気が発生します。注意して ください。
その他
屋根用塗料を塗替え直後は、滑雪性が良く なる場合があります。積雪時にまとまった雪が落ちる可能性がありま すので、注意して ください。 濃色や原色に近い色相では塗膜を強く擦ると色落ちすることがあります。衣類などに触れる可能性のある部位へ の施工は行わないでください。
応急処置
製品が皮膚に付着したり、目・鼻・口に入った場合は、水で洗い流し異常を 感じたら、速やかに医師の手当を受けて ください。
製品発注時の お願い
ご注文の際、 お施主様、 設計様などに承認いただいた塗板見本があれば、 そのナンバーをお知らせ願います。また、 同一物件への追加注文はその旨を最寄りのアイカ各支店・営業所までお知らせ願います。
共通項目
●本カ タ ロ グに記載さ れている製品の使用、 取扱い、 保管については、 必ず製品説明書および安全データ シー ト (SDS) も合せてお読み く だ さ い。 ●記載内容は当社試験結果による もので十分信頼 し得る ものと考えており ますが、 ご需要家各位において使用さ れた結果を必ず し も保証 した ものでは あ り ません。 ま た、 使用目的、 使用条件によ り結果が相違する場合もあ り ますので、 予めご需要家各位でご確認さ れる こ と を推奨 し ます。
カタログ、 サンプル帳、 現物サンプルのご請求はホームページにてお受けしております。
http://www.aica.co.jp/
〈0120〉 525 ‑100 〈052〉 409‑8313 TEL
アイカ工業
業務用
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●商品のお問い合わせはアイカ問合せセンターまでお願いいたします。
※問合せセンター ・ カタログセンターを含む全営業店所の営業日は、 月〜金 (除く : 土日祝休) です。 ホームページからのカタログ ・ サンプル当日出荷の受付締め時間は14:00です。 ※フリーダイヤルは、 携帯電話・PHS・一部のIP電話等からはご利用になれない場合がございます。 ●改良のため、 予告な く 仕様及び価格を変更する こ とがあ り ますのでご了承く だ さ い。 確認はアイ カ問合せセンタ ー までお願いいた し ます。 ●荷受けの際、 必ず破損の有無を ご確認 く だ さ い。 万一破損 し ている場合は、 運送会社の証明を も らい、 至急当社へご連絡く だ さ い。 また、 ご使用前に製品に異常がないかも確認 し て く だ さ い。 (後日に発見さ れた場合は、 責を負いかねます。 ) ●印刷物につき、 商品写真と実物と は相違する こ とがあ り ます。 ●©アイ カ工業株式会社 本書に収録したものの一部または全部の無断複製 ・ 転載を禁じ ます。
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