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アイカ クイックインジェクター工法

暮らしを守る先進技術。施工作業が簡単なひび割れ注入工法

ひび割れを徹底研究。様々な状況に適応します。
ひび割れ補修はコンクリート構造物補修の基本です。補修に際しては、事前にひび割れの原因を推定し、進行状況に応じた適切な材料を選定する必要があります。
クイックインジェクター工法はひび割れ注入に対応したシステムです。
※特許出願中・意匠登録第1283548号

クイックインジェクターの3つの特徴

  1. 1.シンプル構造。
    作業者の事を考えたシンプルな構造で、使いやすさを追求したカタチです。
  2. 2.取扱いが簡単。
    簡単に施工作業ができるので、従来より作業能率がアップします。
  3. 3.ワンタッチスタート機構。
    新たに、シンプルなストッパー機能を付けたので使いやすくなりました。
ストッパー機能付

ストッパー機能付(ワイヤーで注入ができます。)

逆流防止機能

座金に逆流防止機能を付けました。
※別売りです。

クイックインジェクターの機能

  • シンプルな構造なので取扱いが簡単です。
  • 目盛りで残量がわかり、硬化状態の確認も簡単です。
  • 圧力は、加圧ゴムの本数で容易に調整できます。
  • 奥深いひび割れにも確実な注入が可能です。

クイックインジェクターの構造

施工手順
施工手順

施工手順

1.現場調査

コンクリートのひび割れの幅、長さ等を細かく調べて施工手順を確認します。

2.下地処理

シール材を塗布する箇所は、ワイヤーブラシやディスクサンダー等で均一に研磨し、油分はシンナーできれいに拭き取っておきます。

3.座金取付

注入座金をシール材で接着し固定します。また座金の中心と、ひび割れの中心とを確実に合わせてください。

4.シール

注入樹脂が流れないように、ひび割れ箇所にはシール材で確実にシールしてください。(シール材の硬化には速乾のものから24時間かかるものがあります。)

5.クイックインジェクターにより注入

クイックインジェクターにより注入作業をしてください。シリンダー内の注入材が硬化前に無くなった場合また注入材を入れて注入を続けてください。

6.シール材除去・研磨

注入座金を取り外した後、残っているシール材は、ディスクサンダー等できれいに除去・研磨してください。

技術資料

注入器具設置幅について

国土交通省「公共建築改修工事標準仕様書」4章外壁改修工事、4.3.4樹脂注入工法より「注入間隔は特記がなければ200~300mm間隔」となっています。

資料1 自動式低圧エポキシ樹脂注入工法

  • ひび割れに沿って幅50mm程度の汚れをワイヤーブラシやディスクサンダー等で除去し、清掃する。油分はシンナー等で拭き取る。
  • 注入器具又は台座をひび割れが中心にくるようにして、仮止めシール材等で取り付ける。
  • 注入間隔は、特記による。特記がなければ200~300mm間隔とする。
  • ひび割れ部に沿って仮止めシール材をパテ、ヘラ等で幅30mm、厚さ2mm程度にシールする。
    なお、裏面に注入材料が漏れるおそれのある場合は、監督員と協議し、裏面に仮止めシール材を行うか又は裏面より流出しない粘度の注入材を使用する。
  • 混練したエポキシ樹脂を注入器具に入れ、ゴム、バネ、空気圧等により注入圧を0.4N/mm2以下として注入する。
  • 注入時は、台座やシール部からの漏れをチェックし、注入器具内のエポキシ樹脂の減量状態を確認して、足りない場合は補充する。
  • エポキシ樹脂注入材の硬化を見計らい仮止めシール材及び注入器具を適切な方法で撤去し、清掃を行う。
注入器具設置幅について

クイックインジェクターの加圧ゴムの伸びと注入圧力の関係

イックインジェクターの加圧ゴムの伸びと注入圧力の関係

注入材の種類

ひび割れ注入は、ひび割れの幅や性質によって材料や工法を選定する必要があります。各機関により若干の違いは見られますが、注入対象ひび割れ幅は一般に0.2mm以上とされており、ひび割れ進行の有無により補修材料が異なります。クイックインジェクター工法はこれらに対応した各種材料を取り揃えております。

引張強さと伸びの関係

引張り試験(標線間25mm)100%伸び

ひび割れ進行区分、用途 粘度、伸び 規格 対応機関 製品番号
ひび割れが進行している場合 低粘度
伸び 100%
エポキシ樹脂 注入材3種 国土交通省、NEXCO、名古屋高速道路公社の規格に適合 JBX-97
完全にひび割れの進行が止まった保証が得られない場合 中粘度
伸び 50%
エポキシ樹脂 注入材2種 JBX-98
温度変化、たわみ等に起因するひび割れを対象とし異常なひび割れ進行が無い場合 低粘度 エポキシ樹脂 注入材1種
JIS A 6024
JB-23
比較的大きなひび割れに適用 中粘度 JIS A 6024 日本規格協会に適合 JB-20

※外装タイル、モルタル浮き部には高粘度エポキシ樹脂(JB-18)が最適です。(別紙カタログ参照)

原理と特徴

クイックインジェクター工法は加圧輪ゴムを利用し、低圧で自動的に注入する工法です。クイックインジェクターをひび割れに沿って200~300mm間隔に貼り付けて注入します。
注入した樹脂は加圧輪ゴムの復元力と毛細管現象により、徐々にひび割れの先端まで完全に注入されます。

ブラックライトを照射した注入状況

材料の使用例

使用材料 品名(標準) 100m当り 1m当り
注入器 クイックインジェクター
JB-QS2
約400本 約4本
注入材 JB-23 約25kg 約0.25kg
座金接着剤及びひび割れシール材 JB-QSS2 約30本(10kg) 約0.1kg
JB-2 約30kg 約0.3kg
JB-919FD30 約30kg 約0.3kg
  • ひび割れの幅 1mm
  • ひび割れの深さ 150mm

※使用材料は現場の状況によって必要量が変わりますので注意してください。
※表記はロス込みです。

各種樹脂の品質規格

試験項目 試験方法 単位 規格値
エポキシ樹脂 注入材3種 エポキシ樹脂 注入材2種 エポキシ樹脂 注入材1種
JBX-97 100%伸び JBX-98 50%伸び JB-23硬質
粘度 JIS K6833 mPa・s 100~1000 5000~20000 100~1000以下
チキソトロピック係数 JIS K6833 - - 4~5 -
可使時間 温度上昇法 30以上 30以上 30以上
比重 JIS K7112 - 1.1±0.1 1.1±0.1 1.2±0.1
収縮率 JIS A6024 % 3%以下 3%以下 3%以下
引張強度 JIS K7113 N/mm2 1以上 1以上 15以上
伸び率 JIS K7113 % 100以上 50以上 -
モルタル付着強さ 乾燥面 JIS A6024 N/mm2 6以上 6以上 6以上
湿潤面 JIS A6024 N/mm2 3以上 3以上 3以上
付着力耐久性保持率 ※ JIS A6024 % 60以上 60以上 60以上
荷姿 - - 5kg・10kgセット 5kg・10kgセット 1箱(3kgセット×4)

※20℃・7日間硬化養生 20℃測定
※試験に2ヶ月程度を要します。

試験項目 試験方法 単位 規格値
JB-20
JIS A6024中粘度形
粘度 JIS K6833 mPa・s 5000~20000
チキソトロピック係数 JIS K6833 - 4~6
比重 JIS K7112 - 1.1±0.1
接着強さ 標準条件 JIS A6024 N/mm2 6以上
低温時 JIS A6024 N/mm2 3以上(冬用)
湿潤時 JIS A6024 N/mm2 3以上
乾湿繰り返し JIS A6024 N/mm2 3以上
硬化収縮率 JIS A6024 % 3以下
加熱劣化 質量変化率 JIS A6024 % 5以下
体積変化率 JIS A6024 % 5以下
引張強さ JIS K7113 N/mm2 15以上
伸び率 JIS K7113 % 10以下
圧縮強さ JIS A6911 N/mm2 -
荷姿 - - 1箱(3kgセット×4)

※20℃・7日間硬化養生 20℃測定

  品名 品番 入り目 備考
注入器 アイカ クイックインジェクターセット JB-QS2 100セット/箱 本体、座金、輪ゴムセット
アイカ クイックインジェクター座金 JB-QSZ2 100個/箱 付属器
アイカ クイックインジェクター座金(ボール入り) JB-QSZ3 100個/箱 付属器
アイカ クイックインジェクター輪ゴム JB-QSW 200本 付属器
座金接着剤及びひび割れシール材 アイカ クイックシール JB-919FD5 1kg×5 5分硬化タイプ
アイカ インジェクターシールJB-QSS2 JB-QSS2 320ml×10本 はくり可能タイプ
ジョリシール JB-2 JB-2 10kg エポキシパテ
注入樹脂 ジョリシール JB-20 JB-20 3kg×4 中粘度
ジョリシール JB-23 JB-23 3kg×4 低粘度 硬質
ジョリシール JBX-98 JBX-98 5kg、10kg 中粘度 伸び50%
ジョリシール JBX-97 JBX-97 5kg、10kg 低粘度 伸び100%
ジョリシール JB-396 JB-396 3kg×4 超低粘度 硬質
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