G521E_MOISS NT施工マニュアル
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内装モイス 施工 マ ニ ュ アル
6 現場で発生したモイス廃材について
モイスを廃棄する場合は、 「ガラスくず・コンク リートくず及び陶磁器くず」 に該当し安定型産業廃 棄物として処分できます。 またモイスの主成分は、 天然素材で構成され、 製 造過程でも接着剤などの化学物質は使用しており ません。 現場で発生した端材は、 調湿袋に詰めて床 下に設置することにより、 湿気や臭い取りとして有 効に活用できます。
床下・モデル施工試験体
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MOISS 調湿袋 防水シー ト
床下への調湿袋の設置の様子
※モイス以外は、 調湿袋に入れないでください。
住宅床下への設置イメージ図
現場端材を有効活用する 「モイス調湿袋」 モデル施工における調湿効果について 以下に示すのはモイス調湿袋の効果を実験的に確 かめたものです。 右のグラフが示すように床下の湿 度は外気温の下がる夜間に高くなり、 逆に気温の高 くなる日中に低くなる傾向があります。 モイスは湿度 が高くなる夜間には吸湿し、 日中や晴れた日の湿度 が低くなった時には放出して床下の湿度を均一化し ようとする調湿効果が確認されています。
調湿袋の温湿度の推移グラフ
○解説:太いラインがモイスの効果を示す。 湿度分布では、 湿度
基礎側壁 (発砲スチロール) モイス 調湿袋
を均一化する方向に働き、 空床と比べ最高湿度では 5%、 最低湿 度では 18%の差が生じた。
※上記結果は、 測定値であり、 保証値ではありません。
温湿度センサー 天蓋 (塩ビ板)
試験体
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