優秀賞
西谷の家
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ジョリパットを層状に塗り分けた外壁は下から、ボーダー柄の校倉、コテ跡を残したグラディウス(縦引き)、微細な凹凸をもつ小粒ロックS。
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奥庭に開く土間キッチンとリビング・ダイニング。床や天井の段差が空間のゆとりや床下収納を生む。
外壁:ジョリパットアルファ 校倉、小粒ロックS、グラディウスJP-100(特注色)
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3種類のバリエーションで塗り分けた外壁パターン図。コテ仕上げの校倉とグラディウス(縦引き)、吹付仕上げの小粒ロックSを組み合わせたパターンは、内部のフロア構成をそのまま表すように、外観に表情を与えている。
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- 玄関はそのまま土間につながり、キッチン、ダイニング、リビングを抜け、川に面した奥庭へと、靴のまま室内外を行き来できる。
土間キッチンに重層するさまざまな居場所
- 都市郊外の川沿いに建つ小住宅。敷地面積18坪ながら、川の景色を取り込む開放的な空間を考えた。
- 家の起点となる土間は玄関からキッチン、川に面した奥庭に抜け、靴のまま室内外を行き来できる。
- 室内外で過ごすことに境界のない暮らしを自然に営める空間となっている。
- 土間キッチンの上部には、小上がりや中2階など複数の床レベルが展開。
- そのフロア構成を表わすように、外壁はジョリパットアルファをコテ仕上げと吹付仕上げで塗り分けた。
- 仕上げパターンを組み合わせることで、箱型の建物にリズミカルな表情が生まれている。