アスベスト(石綿)の使用状況、健康障害の発生状況について

2005年08月19日

社会的にアスベスト(石綿)が問題視されていますが、当社及びグループ会社において 製品の一部にアスベストを使用していた時期がありましたので、現時点で把握できており ます内容を下記の通りお知らせ致します。





1.当社及びグループ会社におけるアスベスト含有製品の製造状況
当社及びグループ会社におけるアスベスト含有製品の製造状況は、以下の通りです。



(1)接着剤

製品名 生産工場 製造時期
エポキシ樹脂系接着剤 当社茨城工場 昭和60年~平成16年2月
当社甚目寺工場 昭和41年~平成15年9月
ガンツ化成(株) 昭和42年~平成9年4月
酢酸ビニル樹脂系溶剤形接着剤 当社甚目寺工場 昭和41年~昭和50年代
社外工場からの購入品 昭和50年代~平成2年12月
ガンツ化成(株) 昭和38年~平成13年12月

【工場所在地】
・当社甚目寺工場:愛知県海部郡甚目寺町上萱津深見24番地
・当社茨城工場※注1:茨城県猿島郡三和町大和田1778
・ガンツ化成(株)丹波工場※注2:兵庫県丹波市柏原町下小倉960



(2)けい酸カルシウム板を使用した製品

製品名 生産工場 製造時期
セーフネン※注3 社外工場への生産委託 昭和49年~平成7年3月
システムキッチン
ウォールキャビネット
耐熱板※注3
社外工場への生産委託 昭和60年~昭和62年10月

※注3:基材にはアスベストを含有した、けい酸カルシウム板を使用していました。




2.現時点アスベストを原料とした製品は一切ございません。



3.アスベスト製品による健康被害者の発生状況について
現時点までは、退職者及び現在籍者ともに健康被害は発生しておりません。



4.工場周辺からのアスベストに関しての問題について
現時点までは、工場周辺地域からのアスベストに関する問題は発生しておりません。



5.アスベスト問題に関する当社の対応について
従来からアスベスト問題に関しましては、法令並びに関係省庁等の指導を遵守し対処しております。



※注1 当社茨城工場について
昭和20年3月、日本色材工業㈱として設立し印刷インキの製造・販売を開始。
昭和33年1月、大日本色材工業㈱に社名変更。その後、エポキシ樹脂を製造・販売。
昭和48年12月、三菱化学㈱が資本参加。平成12年10月、三菱化学産資(株)の100%子会社となる。
平成14年11月、当社が株式取得し親会社となる。
平成17 年4 月、大日本色材工業㈱を吸収合併し、同社三和工場を当社茨城工場として現在に至る。
同社としてアスベストを使用し生産した時期は、昭和60年から平成16年2月であり、生産の一部に使用していました。

『工場所在地』茨城県猿島郡三和町大和田1778

※注2 ガンツ化成(株)について
昭和30年11月にガンツ塗料(株)として会社設立。
昭和33年1月ガンツ化成(株)に社名変更し接着剤の製造を開始。
昭和48年10月、武田薬品工業㈱が40%資本参加。
昭和49年8月丹波工場竣工。
平成9年7月、武田薬品工業(株)が73%の株式を取得。
平成13年3月、当社が武田薬品工業(株)保有分の株式を取得。
平成15年9月、同社の100%株式を取得し完全子会社化して現在に至る。
同社としてアスベストを使用し生産した時期は、昭和38年から平成13年12月であり、生産の一部に使用していました。

『工場所在地』兵庫県丹波市柏原町下小倉960

以上




【問合せ先】
アイカ工業株式会社 環境・品質保証部 部長 太田泰生
愛知県海部郡甚目寺町大字上萱津字深見24番地 TEL.(052)443-5931

 
注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、
発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめ
ご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、事業所一覧をご覧下さい。

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