2020年11月4日
ウイルス・細菌対策に!抗ウイルスドアハンドル※1を共同開発
デザイン性と抗ウイルス性を兼ね備えた施設ドア向け「ウイルテクトドアハンドル」
アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:小野勇治 本社:愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 JPタワー名古屋26階 資本金:98億9,170万円、以下アイカ工業)は、株式会社ジュケン(代表取締役社長:石橋芳男 本社:愛知県名古屋市西区上名古屋4-7-6 資本金:1,000万円、以下ジュケン)と共同で、抗ウイルス剤練込メラミン化粧板ドアハンドル「ウイルテクトドアハンドル」を開発しました。本製品は、商業施設、オフィスビル、公共施設などにおけるウイルス・細菌対策に寄与する建材として、ジュケンより本年12月15日に発売されます。
-
[ジュケン ウイルテクトドアハンドル カタログ表紙]
開発の背景
新型コロナウイルス感染症の流行が長期化し、不特定多数の方が利用する各施設において「新しい生活様式」への対応が急務となっています。接触ポイントの清掃(衛生対策)が重要視される中、各施設では清掃・消毒作業が強化される一方、従業員の負担増加や拭き残しなどが課題とされており、不特定多数の方が触れる箇所のウイルス対策に注目が集まっています。
そのような中、アイカ工業の抗ウイルス化粧板製造技術・ポストフォーム加工技術※2とジュケンの金物加工技術を活かし、抗ウイルス剤練込メラミン化粧板ドアハンドル「ウイルテクトドアハンドル」を共同開発しました。ウイルテクトドアハンドルは、抗ウイルス性能、抗菌性能、耐傷性、耐薬品性、耐汚染性といった5つの機能性と、高いデザイン性を兼ね備えた、非住宅施設向けのドアハンドルです。扉の素材や色、空間シーンに合わせて素材感やフォルムを選ぶことができるため、コンサートホール、ホテル、文化施設など、意匠性にこだわった施設にもご使用いただけます。(実用新案申請済み)
施設利用者と施設運営者、両者のウイルス・細菌対策に寄与するドアハンドルとして、大型商業施設、医療・福祉施設、教育・文化施設、ホテル、オフィスなどを対象に提案していきます。
特長
- ■減少率99%以上の抗ウイルス性能
- 従来品と比較し、特定のウイルス・細菌を24時間で99%以上減少させます。また、抗菌・抗ウイルス性能においてSIAA(抗菌製品技術協議会)の基準に適合しており、製品カタログにもSIAAマークを掲載しています。 抗ウイルス建材「ウイルテクト」特設サイトURL:https://www.aica.co.jp/products/n-veneer/virutect/lp02/
- ■選べる素材感・表情・フォルム
- ハンドル形状は、引き戸用2種類・開き戸用4種類の6種類を、色柄は、古木・コンクリート・モルタル・錆など自然素材を思わせる7種類のラインナップを取り揃えており、扉の素材や色、空間シーンに合わせて自由に選択することが可能です。
- ■ポストフォーム加工によるシャープなデザイン
- 表面のメラミン化粧板を基材形状に合わせて成形しており、シャープさと触れた際のやさしさ・やわらかさを演出します。
- ■グッドデザイン賞受賞のアイカウイルテクトを表面に使用
製品概要
販売開始時期
2020年12月15日
株式会社ジュケン概要
1965年設立の非住宅施設向けドアハンドルメーカー。人が触れるときの優しさ、柔らかさを大切にしながら、一つ一つの建築に調和したドアハンドルを製作している。製品はすべて自社工場で一貫製作し、顧客が考える造形の忠実な製品化を得意とする。
アイカ工業株式会社概要
1936年設立の化学メーカー。コア技術である樹脂合成技術と独創性あるデザイン力を活かし、化成品・建装建材の2つのセグメントで多軸的な製品展開を行っている。国内シェアNo.1であるメラミン化粧板を軸とした周辺商品をラインナップし、それらは様々な空間に彩りを与えている。
以上
注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらお問い合わせください。
-
年から探す