入選
まんなか
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土間スペースより室内を見る。(夜景)
使用製品 外装・内装(壁): ジョリパットアルファ 水墨(濃色)(JP-100T1000) -
西側外観を見る。
クライアントの終の棲家となる小さな家
- 敷地の南面と東面は隣地建物がせまっており採光が難しく、
- 西面は接道もあり採光をし易いが、
- 直射日光が苦手という住人の意向を考慮すると積極的な採光は難しいという設計的な制約があった。
- 検討の結果、7.2m角の正方形プランの中心に採光と排熱、
- 通風に有効な大きな天窓と2階バルコニーに面した東向きの大きな窓とを備えた吹抜を配置し、
- この明るい「まんなか」を中心に諸室が程よく繋がる、
- 大きなワンルームのような自由で簡潔な空間とした。
- 建物の大部分を占めるプレーンな白い壁に対し、差し色として内外ともに一面だけ、
- クライアントの好きな青みを奥底に感じる「ジョリパットアルファ 水墨(濃色)」で仕上げた壁を効果的に設けている。
- 玄関や縁側を兼ねた土間スペースを介して、樹々の緑や草花で満たされた北側の前庭と程よくつながる室内は、
- 風通しよく、爽やかで、柔らかな間接光に満ちたシンプルでコンパクトな空間となった。