優秀賞
名古屋のコートハウス
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子供室から屋内土間と廊下、屋外(軒下土間、中庭の畑)、その向こうのガラス越しにリビングダイニングを見る
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子供達は裸足のまま屋内外の土間や中庭(畑、あぜ道、土間、軒下、屋内土間など)で自由に遊んだり野菜を収穫したりする
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屋根の上から見た建物全景と近隣風景
家族は屋外のあぜ道や土間も生活の動線として使う -
玄関前にベンチを置き、土間を町に開くことで、近所との交流が生まれる
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使用部材 内装: ジョリパット爽土撫切り仕上げ(JF-81/淡路土) 外装: ジョリパットアルファリシン(JP-100T3030)
シンプルでありながら多様な住空間が混在するコートハウス
- 名古屋駅近くに建つ、夫婦と子供3人が住む平屋のコートハウス(中庭型の住宅)である。
- 建主は庭で畑をやり、取れた野菜でバーベキューや庭で星空のキャンプもしたい。
- 沢山の洗濯物を干し、風呂上がりのビールも楽しみ、カブトムシやカメも飼う。
- それは屋内と屋外と中間領域的なものが多種多様に混在するイメージであった。
- 検討の結果、たくさんのコーナーが様々なスペースを生成する平屋のコートハウスとした。
- 外周壁、中庭に面するガラス面、土間のライン、
- 軒のラインが重なっている所と重なっていない所がある事で、
- 様々な種類の中間領域が生成されるようにした。
- 大きな木を植えた芝生の庭、畑の庭は各々が面する土間や屋内と連携している。
- 屋内と屋外の中間領域に、様々な種類のコーナー的スペースが生成され、
- シンプルな形式でありながら、多様な住空間をつくるに至った。
- 玄関前の町に開かれた大きな土間スペースは近所付合いを復活させ、
- 新しい都市のコミュニケーションを生み出している。
- 内装にはアイカジョリパット爽土を使用し、
- 中庭の土と調和した独特な屋内外風景のコートハウスとなった。