AICA 2016年施工例コンテスト AICA Project Reference Contest

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優秀賞

みなとみらい学園 横浜歯科医療専門学校

設計/
株式会社大林組 松永成雄
  • メースによる類稀なる縦横の組合せ貼りで、層間の水平線を消去し、ファサードイメージを実現した

  • メラスクープブースにより華やかさと楽しさを演出し、手洗いカウンターはアイカスタイリッシュカウンターを採用している

    使用部材
    外装: メース 日本塗料工業会N-95全艶
    内装(エントランスホール): セラール(FKM6000 ZMN)
    内装(トイレブース): メラスクープブース(K-6617KN/K-6618KN/K-6523KN/K-6527KN)
    内装(洗面): アイカスタイリッシュカウンター
  • セラールで壁にファサードパターンの応用を表現。

品格のある中にも華やかさと楽しさを併せ持つ学校

  • 開校50年を迎えた歴史ある歯科医療専門学校(歯科技工士学科、歯科衛生士学科)が、
  • 横浜市みなとみらい地区へ統合移転を決意し、実現させた。
  • 時間をかけ丁寧に作られてきたこの地区は、
  • 街づくりのため景観上、質の高い外観が求められる。
  • その中で、歯科医療を学ぶ学校のファサードに求められるデザインは、
  • 患者に信頼される高い技術力と誠実さを、見る者、訪れる者にイメージとして伝えることであり、
  • メースによる縦横貼りの小気味よいリズミカルなパターンはそのイメージを具現化している。
  • 加えて、外壁の白は健康な純白の歯を表している。
  • 凛としたファサードに対してインテリアでは、
  • 本学の定員数380人のうち女子学生の割合が6割を超えていることから、
  • デザインテーマを『品格のある中にも華やかさと楽しさを併せ持つ学校』としている。
  • 随所に曲線、微妙な色彩や学生ラウンジのカウンターのように鮮やかな色彩をちりばめると共に、
  • 手洗いカウンターの奥をアールに跳ね上げ、
  • 鏡に組込まれた間接照明の明かりを柔らかく拡散させるなど、
  • 細やかなディテールでテーマを表現している。