AICA 2018年施工例コンテスト AICA Project Reference Contest

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特別賞

テラッセ納屋橋

設計/
清水建設株式会社 佐々木 喜啓、岡田 達史

           光井純&アソシエーツ建築設計事務所 光井 純、全 勝 撮影/株式会社 エスエス
  • 使用部材
    内装(壁): オルティノ(VW-703A、VG-2774A、VG-18033A、VG-18090A)

名古屋駅と栄の中間に位置する都市型複合再開発

再開発基本計画策定後、約30年の年⽉を経て完成した、名古屋駅と栄の中間に位置する都市型複合再開発事業。現代まで継承されてきた歴史ある納屋橋周辺の都市景観と新たな都⼼の先進性と利便性を融合し、⼈々が愛着を持ち、賑わいで溢れる新しい“暮らす都⼼”を目指した。また、市⺠に開かれ誰もが気軽に訪れる街として設けた貫通通路は、⽊⽴や⽊漏れ⽇をイメージした豊かな歩⾏空間を実現。都⼼で働き、暮らす住⼈のために、エントランスホール→レセプション→エレベーターホールと徐々に落ち着いたプライベートな空間へと変化する構成に。エントランスホールや連続するレセプションは貫通通路の⽊⽴のイメージを引き込み“森の中の空間”を目指した。幅や奥⾏の異なるルーバーをランダムに配置し、4種類のオルティノを貼り分けることで空間に連続性と奥⾏を持たせた。各階EVホールにもオルティノによる⽊⽴パターンを踏襲、ニッチ形状のジョリパット壁には各階異なる絵が飾られ我が家への帰宅を感じさせる。都⼼の住⼈が徐々にリラックスしていく体験の演出をアイカ⼯業製品で実現した。