AICA 2018年施工例コンテスト AICA Project Reference Contest

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特別賞

目白のアパートメントホテル

設計/
西谷隆建築計画事務所 西谷 隆 撮影/繁田 諭
  • 使用部材
    内装(壁・天井): ジョリパットアルファ サンディング(JP-100T4001)

築27年のビルをアパートメントホテルに再生

築27年のビルをリノベーションし、アパートメントホテルへとリニューアルする計画。目⽩通り沿いに建つ鉄骨造の建物は、外壁⾯には断熱を施しておらず、⼤きなシングルガラスで幹線道路沿いを⾛る⾞の騒⾳が気になる居室であった。そこで「断熱性、防⾳性を備えた光のスクリーン」で壁⾯を覆うことで、居住空間として性能を向上させることを試みた。複層ポリカーボネートでガラス⾯を覆うことで外壁⾯との間に空気層をつくり、複層ガラスを設置したような断⾯性能となった。また、南東⾯に⾯し太陽光の⼊射量も多いため採光を調整し、視線をカットするスクリーンとしてブラインドを設置。壁⾯、天井⾯はジョリパットの仕上げによって光の表情、その陰影がより繊細に現れるように意図した。ブラインドと複層ポリカーボネートを通してふりそそぐ⾃然光が⼀⽇ ⼀⽇ を通して空間全体に多様な光の表情を演出してくれる。