AICA 2018年施工例コンテスト AICA Project Reference Contest

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特別賞

⾊とあそぶ育児施設

設計/
ごようきき 堀田 梢 撮影/松﨑 直⼈
  • 使用部材
    内装(家具): メラミン化粧板(K-6523KN、K-6617KN、K-6508KN、K-6601KN)
    内装(壁): セラール(FTN2001ZN)
    内装(トイレブース): まなブース(XIP1323KN74、XIP1324KN74、XIP1327KN74、XIP1328KN74、K-6601KN)

駅前商業施設に併設された保育園と学童クラブ

全国で最も住み良いと評価された千葉県印⻄市の駅前商業施設内に、可動間仕切りを介して保育園と学童クラブを併設した。サッシと間仕切りに囲まれるため、必要な室を両端に寄せる計画とし、中央に保育室や⽣活室を集約。腰壁の明るい⾯材と収納の⾼さや素材を合わせることで⼀体感を演出し、視界の抜ける開放的な空間に。保育園のこどもトイレは、まなブースのイラストタイプとし、腰壁や洗⾯扉を同系⾊でまとめた。イメージカラーを部屋ごとに設ける事で、⼦供たちの⾏動を緩やかにサポートしている。学童クラブのトイレは、扉とブース内のバックパネルにプラスワンダーの同じデザインで⾊違いの3種類の⾯材を採用。⼦供たちを楽しませるだけでなく、運営側の管理のしやすさをアシストした。学童クラブのドリンクバーコーナー壁⾯には、アクセントとしてデザインミラーLを採用。ドリンク待ちでも退屈させない演出として、⼦供たちを惹きつけている。テナントという限られたエリアの中で、空間的にも⼼理的にも⼦供たちの⾏動を区画することなく、最⼤限に楽しむことのできる施設を目指した。