代表取締役 社長執行役員 海老原健治
代表取締役 社長執行役員 海老原健治

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AICAの新たな道を、
切り拓く力に。

代表取締役 社長執行役員

代表取締役 社長執行役員 海老原健治
中期経営計画
「Change & Grow 2400」

創立90周年を迎える2026年度を目標年に設定した10年ビジョンの達成に向けて、第二フェーズである「Change & Grow 2400」は、売上高2400億円の達成をめざします

2021年4月、中期経営計画「Change & Grow 2400」を策定しました。ここで掲げたROE10%、経常利益240億円、売上高2,400億円などの財務目標と経営基盤の強化に資する非財務目標の達成に向けて各種施策を実行しています。
当社の主力市場である国内建設市場においては、社会課題の解決に資する商品群「AS(Aica Solution) 商品」を開発・拡販することで成長を維持します。さまざまな社会課題(職人不足、インフラの老朽化、ウイルス対策、低炭素型社会への移行)を解決し、AS商品の売上高を2024年3月期に210億円へ伸長させる計画です。

Change&Grow 2400 概要図

ピンチアウトしてご覧ください

今後の海外事業の拡大について

海外化成品事業においては、マレーシアのホットメルト製造販売会社がアイカグループに加わりました。同社の販路と技術を活用することで成長著しい衛生材用ホットメルト分野での事業強化を図ります。また、設備投資などによりアジア地域におけるフェノール樹脂事業の需要増加を確実に取り込み、さらなる成長を目指します。
海外建装建材事業においては、近年のM&Aや工場設立により、事業拡大に必要なプラットフォームが格段に整備されました。獲得した販売網、生産拠点、人材を活用し、アジア地域におけるブランド構築を推進してまいります。

ネットゼロ時代においても選ばれる企業体を目指します。

2050年までに温室効果ガス排出量ネットゼロを目指す動きが各国で本格化しており、これに対応できない企業は市場から徐々に淘汰されると考えています。
気候変動のリスクと機会を的確に捉えながら中期経営計画に組み込んだ「2050年温室効果ガス排出量ネットゼロを視野に入れた長期戦略の立案」と「温室効果ガス排出量削減」を確実に遂行し、ネットゼロ時代においても選ばれる企業体を目指します。

多くの知識を身につけるために
積極的に勉強して欲しい

新規分野と海外市場へ本格的に進出していくため、若い人には多くの知識を身につけられるよう勉強して欲しいですね。
特に新規分野においては、まだまだわからないことばかりです。自分で切り拓くつもりでどんどん勉強して欲しい。本やインターネットで調べるだけでなく大学などの研究機関とも連携して、時代が何を求めているのか身をもって体感して欲しいと思います。海外へも足を運び、現地スタッフやお客様ともよく話して、言語だけでなくその国の風習や考え方も感じ取って欲しい。時代のオーソリティーとなるために、いろいろなものを吸収して欲しいですね。
こうしたことは若い人の特権ですから、先輩たちの良いものをうまく取り入れながらも既存のものから脱却し、自分なりに新しいものを開拓していくことを切望します。会社としても、アクティブな行動やチャレンジする意欲を応援します。

研修や勉強会などで
各社員のレベルアップを支援

職種・階層ごとに研修や勉強会を実施しており、個々のスキルアップを図っています。当社にはコミュニケーションを図りやすい社風が根づいており、日常の仕事を通して技術や知識の習得を図るケースが多くあります。実践教育の方が成長も早く、多様なことを吸収できるため、特に新入社員には集合研修の後も1年間のOJT研修期間を設けています。
また2年目も自ら指名できるメンター制度でサポート体制をとっています。この他にも通信教育などの学習環境も整えるなど、自立的なレベルアップを支援しています。

新しいことへの挑戦は、
失敗してもとがめられることはない

「挑戦と創造」を社是としており、新しいことに挑戦して失敗したとしても、とがめられることはありません。新商品を開発する部署に限らず、営業部門でも生産部門でも、これまでの方法にとらわれることなく新しい考え方や方法を生み出して欲しいですね。上手くいけば「良くやった」となるし、失敗してもそこから学べることはたくさんありますから。
自分だけの独創性を発揮して、仕事を、会社を、大いに変えてみてください。