AICA 2013年施工例コンテスト AICA Project Reference Contest

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特別賞

マークイズみなとみらい

設計/
株式会社三菱地所設計清水 明松田 貢治後藤 涼子
撮影/
木田 勝久FOTOTECA
  • ジョリパット(スクラッチライン)

    ヒューマンスケールの賑わい空間。様々な素材の中にジョリパット(スクラッチライン)の柔らかな表情。

  • ジョリパット(縄文)

    様々な素材の積み重なりを表現した外観。4階テラスアクセントとしてジョリパット(縄文)の壁面。

  • ベビー休憩室

    家を模したベビー休憩室。ラフな木貼り風にメラミンをランダム貼りによって表現。

  • 施設の外観は、モノ・コトが積み重なる魅力ある空間の集積を表現し、ボックスが積み重なった構成の外観となっている。
  • それぞれのボックスの仕上げを、植物が揺れる壁面緑化、光と影が躍るアルミキャスト、硬質なガラススクリーン、
    手仕事のような素材感をもったジョリパット壁など、様々な表情を持たせ、商業施設の賑わいを感じられる外観を実現した。
  • このようにしてできた立面は、自然物と人工物、工業生産と手仕事などが混ざり合い、時間や環境で変化し、
    今後も中身と共に成長していく商業施設の可能性を感じさせるものとなっている。
  • また、施設の内装においては、魅力ある物との出会いや楽しい時間、面白い体験などのイメージを、
    様々な色彩と素材感を組み合わせることで表現している。また、テナントの個性的なデザインと共存させるため、
  • 自然な色味と素材感のある表情でほどよいアクセントとすることを心掛けた。
  • 特にトイレでは、木目のメラミン貼り分けでラフな印象の壁面や、洗面台前のジョリパットで柔らかな鏝の表情の残るグリーンの壁面、
    濃色のライニングカウンターなど、素材感を組み合わせてカジュアルで印象的な環境デザインを実現している。
  • ベビー休憩室ではラフな木貼りの家をメラミン板ランダム貼りによって表現し、子供たちの創造力を喚起する、楽しげな空間を実現した。