入選
NSK MUSEUM
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使用部材 内装(什器): メタル化粧板(ME-2933)
メラミン化粧板(K-6000KN)
製品を解剖して読み解き
可視化したショールーム
⻭科医が使⽤する医療機器ハンドピース製造企業、ナカニシのB to Bショールーム。⽿にしたことのあるキーーンという機械⾳。ナカニシ製品は患者のストレスを最⼩限にするため、⼀つ⼀つの部品に0.001ミリ単位でデザインが施されている。展⽰コンセプトは「解剖」。情報を正確に伝えるだけでなく、製品を様々な視点で解剖し、外側から内側に読み解いていくことで技術⼒の⾼さやデザインの思想、企業姿勢などを可視化した。ナカニシ製品の精度に鑑みると本来であればステンレスを選択しがちであるが、重量・メンテナンス・グラフィック更新・コストを総合的に考慮し、メタル化粧板・メラミン化粧板を採用した。素材の切り替えとトメ加⼯を徹底し、静寂な什器を精度よく配置していくことで、製品精度に劣ることなく製品精度を最⼤限に引き出せる什器デザインになったと思う。