2024年7月11日
GPIFが採用するESG投資指数の構成銘柄に継続選定
S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数では、最高位の評価を獲得
当社はこのたび、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の代表的な指数である「FTSE4Good Index Series」※1および「FTSE Blossom Japan Index」※1の構成銘柄に6年連続で、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」※1の構成銘柄に3年連続で選定されました。ジェンダーダイバーシティ指数の「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」※2および「Morningstar Japan ex-REIT Gender Diversity Tilt Index」※3、環境指数の「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」※4の構成銘柄にも継続選定されています。いずれも、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG指数として採用しています。
なお、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」では、銘柄構成比率決定要素の一つである炭素効率性評価において、最高位となる第1十分位を獲得しました。炭素効率性評価は、同一産業グループ内で売上高当たり炭素排出量に基づき十分位に分類されており、数字が小さいほど炭素効率性が高い(売上高当たり炭素排出量が少ない)ことを意味します。本指数は、世界的な指数算出会社である S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社(S&P)と⽇本取引所グループ(JPX)が共同で開発した ESG 指数(株価指数)の⼀つで、環境情報の開⽰状況、炭素効率性(売上⾼当たり炭素排出量)の⽔準に着⽬して、構成銘柄の組⼊⽐率を決定する株価指数です。
当社は、「共生の理念のもと、たえざる革新により新しい価値を創造し、社会に貢献していくこと」を経営理念に掲げており、この理念を体現すべく、サステナビリティに関わる基本理念や方針を「サステナビリティ方針」として定め、事業活動を通じて持続可能な社会づくりに貢献することを表明しています。2023年4月に始動した中期経営計画「Value Creation 3000 & 300」では最重要課題として「気候変動対応」「人的資本経営の基盤構築」に関連する目標を組み込みむなど、事業活動の持続性を高めるサステナビリティ経営に注力しています。また、ESGやサステナビリティに関する情報開示にも注力しており、統合報告書「アイカレポート」、当社コーポレートサイトのほか、有価証券報告書、コーポレートガバナンス報告書おいても、サステナビリティに関する情報を掲載しています。
今後も、引き続きグループ一丸となってサステナビリティ経営の強化に取り組み、変化に強い企業体質を整え、ステークホルダーから信頼され、必要とされる〈サステナブルな企業体〉を目指してまいります。
※1:ロンドン証券取引所グループの100%子会社であるFTSE Russellにより開発された株価指数です。「FTSE4Good Index Series」および「FTSE Blossom Japan Index」は、さまざまなESG投資のファンドや金融商品の作成・評価に広く利用されており、ESGについて優れた対応を行っている企業が構成銘柄として選定されています。「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」は、各セクターにおいて相対的に、ESGについて優れた対応を行っている日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。また低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコア(企業の開示情報を使用して、温室効果ガス排出量の管理や、低炭素経済への移行に関するリスクと機会への対応の質を評価したスコア)により改善の取り組みを評価される企業のみが組み入れられています。
FTSE4Good Index Seriesの詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.lseg.com/ja/ftse-russell/indices/ftse4good
FTSE Blossom Japan IndexおよびFTSE Blossom Japan Sector Relative Indexの詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.lseg.com/ja/ftse-russell/indices/blossom-japan
※2:モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社(アメリカ、略称MSCI)によって開発されたESG投資のための株価指数です。時価総額上位700銘柄(MSCIジャパンIMIトップ700指数)を対象に、女性管理職比率や新規採用者に占める女性比率など、性別多様性に関する開示情報をもとに、優れた取り組みを行っている企業が構成銘柄として選定されています。詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.msci.com/msci-japan-empowering-women-index-jp
※3:モーニングスター社(アメリカ)によって開発されたESG投資のための株価指数です。企業のジェンダー関連のデータ収集・分析を行うエクイリープ社(オランダ)が提供するデータと評価手法を活用し、ジェンダー・ダイバーシティ・ポリシーが企業文化として浸透している企業、および、ジェンダーに関係なく従業員に対し平等な機会を約束している企業が構成銘柄として選定されています。詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。
https://indexes.morningstar.com/gender-diversity-indexes-jp
※4:詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.spglobal.com/spdji/jp/landing/investment-themes/carbon-efficient/
【本件に関するお問い合わせ先】
アイカ工業株式会社 経営企画部 広報・IRグループ
TEL:052-533-3137
以上
注)このニュースリリース記載の情報(選定の状況、内容、電話番号等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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