価値創造モデル

アイカの価値創造モデル

アイカの価値創造の源泉は、化学とデザインを基礎としたコア技術をもちいた開発力、国内外に張り巡らされた販売網と顧客基盤、ステークホルダーとの対話により生まれる社会課題解決力、それらによって生み出された高品質な商品群とブランド価値、優れた人的資本、健全な財務基盤にあります。化成品と建装建材の2つの事業でシナジーを創出し、この強みを改良・拡大するサイクルをまわし続け、事業活動を通じて社会課題を解決しています。アイカは、ステークホルダーとの対話を重視する共生の理念のもと、たえざる革新により新しい価値を創造し、社会に貢献し続けます。

  • アイカの価値創造モデルの図

※1 しおん保育園分園+しおん学童クラブ 設計/ごようきき 堀田 梢

価値創造を支えるアイカの強み

アイカの強みは、化学とデザインの力を活かした豊富な商品群と、それを支える強固な顧客基盤、海外基盤、ブランド価値、優れた人的資本、高い品質と環境保全に裏打ちされた社会からの信頼、健全な財務基盤などにあります。ステークホルダーとの対話を重視し、それらを高め続けていくことで、企業の持続可能性を高めています。

化学とデザインの力で社会課題を解決

コア技術である化学合成技術・樹脂設計技術によって生み出される性能と、色柄の美しさだけでなく使いやすさや伝わりやすさまで含めた広い意味でのデザインとの相乗効果によってユニークな商品を提供し、社会課題やニーズに応えることのできる点が、アイカ最大の特長です。

関連する資本

  • 人的資本
  • 自然資本
  • 社会・関係資本
  • 製造資本
  • 知的資本
  • 関連する資本の図

《 開発事例 》

全く新しい床材「メラミンタイル」の開発

  • 全く新しい床材「メラミンタイル」の開発の図

天然資源を守る最高のフェイク「セラールセレント」の開発

  • 天然資源を守る最高のフェイク「セラールセレント」の開発の図

豊富な商品群

化成品・建装建材の両分野で、住宅、建設、土木、日用品、電子材料、自動車などの領域へ多軸的な商品を提供しており、クロスセルシナジーや技術シナジーを創出しています。

関連する資本

  • 知的資本
  • 製造資本
  • 自然資本

海外展開

近年は、成長市場であるアジア圏を中心に事業領域やネットワークを拡大し、成長を続けています。
積極的にM&Aを行うことで優秀な人材や生産拠点、販路を獲得し競争力を高めています。

関連する資本

  • 人的資本
  • 社会・関係資本
  • 製造資本
  • 自然資本
  • 海外売上比率※1 42.7% 連結会社※1 14の国と地域 50社

顧客基盤

国内シェアNo.1を誇るメラミン化粧板の流通を支えるのは、アイカ商品を熟知した販売代理店網「アイカ会」です。海外においても1万社を超える有力な顧客基盤を構築しています。

関連する資本

  • 社会・関係資本
  • 人的資本
  • アイカ会(国内)※1 約300社 海外顧客※1 約10,000社

ブランド価値

化粧板と言えばアイカ、塗り壁材と言えばジョリパット、化粧品開発者で知らない人はいないガンツパールなど、業界で高いブランド力を有する高シェア商品を数多く有しています。

関連する資本

  • 知的資本
  • 人的資本
  • 社会・関係資本
  • メラミン化粧板 国内シェア※1 No.1

品質・環境保全

常にお客さまの声と向き合い、高品質で環境に配慮した商品を提供しています。気候変動等の環境問題にも積極的に取り組み、サステナブルな社会づくりに貢献しています。

関連する資本

  • 人的資本
  • 社会・関係資本
  • 知的資本
  • 自然資本
  • 顧客満足度調査※2 4.5点(5点満点)

健全な財務基盤

安定して生み出される営業キャッシュフローをもとに高い自己資本比率を誇り、健全な財務基盤を構築しています。積極的な成長投資と利益還元を行う好循環が生まれています。

関連する資本

  • 財務資本
  • 製造資本
  • 現金および現金同等物※1 411億円

  1. アイカ工業㈱単体
  2. 2022年3月末現在