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マテリアリティ
社会のサステナビリティに注目が集まる中、企業の社会的責任がより重視される経営環境に鑑み、財務と非財務を統合し、事業活動とサステナビリティを一体で取り組むべく、マテリアリティを中期経営計画に組み込んでいます。サステナビリティに対する取り組みの推進力を高め、これらの方策を確実に実行することで経営基盤を強化し、変化に強いサステナブルな企業体を目指します。
1. 経済価値の提供
付加価値の高い商品の提供や生産性向上により売上拡大、利益創出に努めます。それによって生み出された利益を株主や従業員へ適切に配分するとともに成長事業への投資を行い、持続的な発展を目指します。
前中期経営計画(期限:2023年度)
指標 | 目標 | 2022年度実績 |
---|---|---|
売上高 | 2,400億円 | 2,420億円 |
経常利益 | 240億円 | 220億円 |
ROE | 10%を目処 |
6.9% |
配当性向 | 50%を目処 | 69.3% |
新中期経営計画(期限:2026年度)
指標 | 目標 |
---|---|
売上高 | 3,000億円 |
経常利益 | 300億円 |
海外売上比率 | 50%以上 |
ROE | 10%を目処 |
ROIC | 8%を目処 |
配当 | 減配をしない累進配当の継続 |
2. 商品を通じた社会課題解決
経営理念に掲げる「新しい価値を創造し社会に貢献する」ことを体現すべく、ステークホルダーとのコミュニケーションを通じて社会課題を発見し、事業活動を通してその解決に向けた価値を提供することで、サステナブルな社会の実現に貢献します。
前中期経営計画(期限:2023年度)
指標 | 目標 | 2022年度実績 |
---|---|---|
AS商品の売上高※ | 210億円 | 193億円 |
SDGs貢献商品の定義確立、目標設定 |
グループ会社のSDGs貢献商品の定義確立、目標設定完了 |
新中期経営計画(期限:2026年度)
指標 | 目標 |
---|---|
AS商品の売上高※ | 280億円 |
主力商品の新たなリサイクル手法の開発 |
- アイカ工業(株)単体
3. 気候変動対応
2050年カーボンニュートラルに向けて、抜本的な施策を検討・実行し、温室効果ガス排出量を削減します。気候変動のリスクに備えるとともに、機会獲得に向けた商品開発に注力します。
前中期経営計画(期限:2023年度)
指標 | 目標 | 2022年度実績 |
---|---|---|
売上高原単位温室効果ガス 排出量(スコープ1&2) |
2020年度比 10%削減 | 25%削減 |
温室効果ガス排出量(スコープ1&2総量)2050年実質ゼロを目指したシミュレーションの実施、施策立案 | 財務インパクト評価が完了。シミュレーションを実施し、その結果を反映した中長期目標を設定 | |
スコープ3算定方法確立、削減に向けた施策立案 | 集計範囲の拡大に向けて、海外グループ会社から必要データの収集開始 | |
売上高原単位産業廃棄物排出量 | 2020年度比 10%削減 | 6%削減 |
ハイリスクエリアにおける売上高原単位取水量 | 2020年度比 6%削減 | 32%削減 |
新中期経営計画(期限:2026年度)
指標 | 目標 |
---|---|
温室効果ガス排出量 (スコープ1&2総量) |
2022年度比 14%削減 |
スコープ3排出量削減目標の設定、削減策立案 | |
主力商品のカーボンフットプリントの開示、 カーボンフットプリント低減商品の開発 |
4. 人的資本経営の基盤構築
人材を最も重要な経営資源と捉え、企業のサステナビリティを高めるための人材マネジメントを強化します。イノベーションを起こすことができる人材の育成に注力するとともに、多様な人材が活躍できる環境や組織を構築し、会社と従業員がともに成長することを目指します。
前中期経営計画(期限:2023年度)
目標 | 2022年度実績 |
---|---|
グループ全社における教育・研修費用額および1人当たり研修時間の把握、向上 | 把握体制構築完了 |
部門別、階層別スキルリストの作成・運用 | 重要ポジションのスキルリスト完成 |
グループ全社での従業員満足度調査の実施、活用 | 従業員満足度調査実施、国内グループ会社を対象とした情報共有会開催 |
新中期経営計画(期限:2026年度)
指標 | 目標 |
---|---|
人的資本投資額※ | 4年累計 40億円 |
エンゲージメントスコア | 4.0 Point以上 |
労働生産性※ (付加価値÷従業員数) |
22.8百万円以上/人 |
海外赴任経験者数※ | 100人以上 |
新卒総合職女性採用比率※ | 4年累計 30%以上 |
育児休暇取得率※ | 男性:70%以上、女性:100% |
- アイカ工業(株)単体
5. DX対応
デジタル技術の活用により生産性を高め、事業活動の変革を図ります。労働人口の減少を見据えた生産現場の自動化、データの蓄積と活用による業務効率改善などに取り組み、企業の競争力を高めます。
前中期経営計画(期限:2023年度)
指標 | 目標 | 2022年度実績 |
---|---|---|
自動化・省人化に資する設備投資・情報化投資額※ | 3年累計 8億円以上 | 情報化投資額+設備投資額 2年累計 3億93百万円 |
新中期経営計画(期限:2026年度)
指標 | 目標 |
---|---|
自動化・省人化に資する 設備投資・情報化投資額※ |
4年累計 10億円以上 |
- アイカ工業(株)単体
6. ガバナンス強化
グループガバナンスのさらなる強化に向け、グループ会社の管理・監督、権限移譲に関するルールを徹底し、その実効性を高めます。また、コンプライアンスに関する方針の拡充や、自然災害やサイバー攻撃に備えるBCPの強化、サプライヤーとの連携強化など、潜在的リスク低減に向けて各種施策を講じます。
前中期経営計画(期限:2023年度)
指標 | 目標 | 2022年度実績 |
---|---|---|
異常気象・天災対策を想定したBCP訓練実施 | 全連結生産拠点で1回以上/年 | 全拠点でBCP訓練実施 |
新規連結生産拠点のBCP策定 | BCP策定に着手 | |
グループガバナンスルール拡充※ | アイカコンプライアンスケースブック発行、海外内部通報制度再構築完了 | |
セキュリティ強化に資する情報化投資額※ |
3年累計 3億円以上 |
2年累計 8億20百万円 |
新中期経営計画(期限:2026年度)
指標 | 目標 |
---|---|
自然災害に対するBCP訓練実施 | 全連結生産拠点で1回以上/年 |
人権尊重の取り組み強化をはじめとした、グループガバナンスに係る方針・規定・制度等の拡充と監査の強化 | |
サプライヤー向けサステナビリティ調査の定期的実施、課題への対応※ | |
情報セキュリティへの対応の深化とグループ全社への拡大・強化 |
- アイカ工業(株)単体
7. 品質保証、労働安全
メーカーの使命である「製品の安全および品質」や「従業員の安全」を確保するために、ガバナンス・教育体制を強化し、市場の要求や法令・規制、手順を遵守するといった、基本をおろそかにしない企業風土を醸成します。
前中期経営計画(期限:2023年度)
指標 | 目標 | 2022年度実績 |
---|---|---|
顧客満足度調査に基づく品質改善 | 顧客満足度調査に基づく品質改善実行 | |
休業災害件数 |
前年以下 (19件以下) |
増加 (20件) |
部門別研修制度の確立と運用※ | 部門別品質教育計画を立案・実行 |
新中期経営計画(期限:2026年度)
指標 | 目標 |
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全拠点にて設定した品質不良低減目標 達成 | |
重大な労災 | 0件 |
休業災害件数 | 2022年度比半減(10件以下) |
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