マテリアリティ

社会のサステナビリティに注目が集まる中、企業の社会的責任がより重視される経営環境に鑑み、財務と非財務を統合し、事業活動とサステナビリティを一体で取り組むべく、マテリアリティ(重要課題)を再特定し、中期経営計画に組み込みました。サステナビリティに対する取り組みの推進力を高め、これらの方策を確実に実行することで経営基盤を強化し、変化に強いサステナブルな企業体を目指します。

2021-2023年度 マテリアリティ(重要課題)

1. 経済価値の提供

付加価値の高い商品の提供や生産性向上により売上拡大、利益創出に努めます。それによって生み出された利益を株主や従業員へ適切に配分するとともに成長事業への投資を行い持続的な発展を目指します。

フォーカスポイント:

  • 利益創出
  • 成長事業領域の拡大
  • 従業員および株主への還元
期限目標値対象範囲対応するSDGs2021年度実績
2023年度
  • ROE:10%を目処
  • 経常利益:240億円
  • 売上高:2,400億円
  • 配当性向:50%を目処
アイカグループ
  • 8 働きがいも経済成長も
  • ROE:9.4%
  • 経常利益:218億円
  • 売上高:2,145億円
  • 配当性向:53.8%

2. 商品を通じた社会課題解決

当社は経営理念の中で「新しい価値を創造し社会に貢献する」ことを宣言しています。ステークホルダーとのコミュニケーションを通じて社会課題を発見し、事業活動を通してその解決に向けた価値を提供することで、サステナブルな社会の実現に貢献します。

フォーカスポイント:

  • 商品を通じた温室効果ガスの削減
  • 省施工、省人化型商品の開発・拡販
  • 建築物やインフラの長寿命化
期限目標値対象範囲対応するSDGs2021年度実績
2023年度
  • AS商品の売上高:210億円以上(2020年度実績:155億円)
アイカ工業単体
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 169億円
  • SDGs貢献商品の定義確立、目標設定
アイカグループ
  • アイカ工業単体のSDGs貢献商品の定義を確立

3. 人材育成・組織開発

人材を最も重要な経営資源と捉え、企業のサステナビリティを高めるための人材マネジメント基盤を整備します。リーダーの育成とキャリア形成の支援を行い、多様な人材が活躍できる職場を構築し、会社と従業員がともに成長することを目指します。

フォーカスポイント:

  • マネジメント人材開発
  • キャリアパス設計
  • サクセッションプランの策定
  • 従業員満足度の向上
  • 多様な人材の活用推進(外国人・女性・シニア・障がい者)
期限目標値対象範囲対応するSDGs2021年度実績
2023年度
  • グループ全社における教育・研修費用額および1人当たり研修時間の把握、向上
アイカグループ
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 調査用フォーマットを各社へ配布、集計依頼
  • 部門別、階層別スキルリストの作成・運用
  • アイカ工業(株)における部門別・階層別スキルリスト案が完成。グループ各社における重要ポジションのサクセッションプラン策定を継続
  • グループ全社での従業員満足度調査の実施、活用
  • 従業員満足度調査のグループ共通設問案を作成

4. DX推進

デジタル技術の活用により生産性を高め、事業活動の変革を図ります。労働人口の減少を見据えた生産現場の自動化、データの蓄積と活用による業務効率改善などに取り組み、企業の競争力を高めます。

フォーカスポイント:

  • 情報基盤の構築
  • 自動化・省人化
  • 働き方改革
  • データの蓄積と活用
期限目標値対象範囲対応するSDGs2021年度実績
2023年度
  • 自動化・省人化に資する設備投資・情報化投資額:3年累計8億円以上
アイカ工業単体
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 設備投資額 7百万円
    情報化投資額 78百万円
  • 2021年度以降着手した案件を対象としています

5. 気候変動対応

気候変動のリスクと機会を的確に捉え、2050年カーボンニュートラルを視野に入れた長期戦略を立案します。抜本的な温室効果ガス削減策を検討するとともに、激甚化・頻発化する異常気象に備えてBCP対策を強化します。

フォーカスポイント:

  • 温室効果ガス排出量削減
  • 産業廃棄物排出量削減
  • 異常気象への適応(BCP整備、災害対策設備投資)
期限目標値対象範囲対応するSDGs2021年度実績
2023年度
  • 売上高原単位温室効果ガス排出量
    2020年度比10%削減
    (2020年度実績:82.2t-CO2/億円)
アイカグループ
  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 2020年度比 12%削減(72.6t-CO2/億円)
  • 温室効果ガス排出量(スコープ1+2総量)2050年実質ゼロを目指したシミュレーションの実施、施策立案。スコープ3算定方法確立、削減に向けた施策立案
  • TCFD提言に基づく気候変動シナリオ分析に、2022年3月に着手
  • スコープ3排出量の一部カテゴリーに対して第三者保証取得、国内算定基準確立
  • 売上高原単位産業廃棄物排出量
    2020年度比10%削減
    (2020年度実績:15.6ton/億円)
アイカグループ
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 2020年度比 7%削減(14.5ton/億円)
  • ハイリスクエリアにおける売上高原単位水使
    用量
    2020年度比6%削減
    (2020年度実績:7.18㎥/百万円)
アイカグループ
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 2020年度比 17%削減(5.94㎥/百万円)

6. ガバナンス強化

グループガバナンスのさらなる強化に向け、グループ会社の管理・監督権限移譲に関するルールを拡充し、その実効性を高めます。また、リスクの正確な把握・評価・対策のプロセスを通じ、リスクマネジメントの深化を図るとともに、情報セキュリティ対策に注力します。

フォーカスポイント:

  • グループ会社管理強化
  • リスクマネジメント体制再構築
  • IT刷新、セキュリティ強化
期限目標値対象範囲対応するSDGs2021年度実績
2023年度
  • BCP強化(異常気象・天災対策)
  • 全連結生産拠点での1回以上/年のBCP訓練実施、新規連結生産拠点のBCP策定
アイカグループ
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 全連結生産拠点で訓練実施
  • グループガバナンスルール拡充
アイカ工業単体
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 16 平和と公正をすべての人に
  • 行動規範浸透状況確認方法を厳格化/内部通報制度再構築、内部監査体制の充実/社内規定整備状況確認、不足規程整備支援
  • セキュリティ強化に資する情報化投資額:3年累計3億円以上
  • 4億円

7. 品質保証、労働安全

メーカーの使命である「製品の安全および品質」や「従業員の安全」を確保するために、現場教育やチェック体制を強化し、市場の要求や法令、規制、手順を遵守するといった、基本をおろそかにしない企業風土を醸成します。

フォーカスポイント:

  • 製品の安全と品質の確保
  • 労働災害撲滅
  • 現場人材の強化
期限目標値対象範囲対応するSDGs2021年度実績
毎年度
  • 顧客満足度調査に基づく品質改善
アイカグループ
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 500社以上から回答を頂き、各課題への対策を次年度事業部門方針に組み込み。
  • 休業災害件数 前年以下
    (2020年度実績:19件)
  • 14件
2023年度
  • 部門別研修制度の確立と運用
アイカ工業単体
  • 品質教育をスケジュール通り実施

マテリアリティの特定プロセス

マテリアリティ特定プロセス

マテリアリティ特定範囲

  • マイリアリティ特定プロセスと特定範囲