人材マネジメント・エンゲージメント

人材マネジメント・エンゲージメントに関する基本的な考え方

従業員の持つスキルや経験を適切に把握してマネジメントを強化するとともに、エンゲージメントを向上させて相互理解を深めることで、企業の価値創造の源泉がより豊かになると考えています。従業員との良好な関係を保つための各種施策を講じています。

アイカ工業(株)で近年導入した、または導入予定の施策

FA制度 従業員のスキルや能力およびモチベーションの向上、適材適所の人員配置や組織の活性化を目的として社内FA制度を運用しています。
重要ポジションのスキルリスト

重要ポジションにおいて求められるスキルを見える化します。これにより、目指すべきポジションに向けた研修制度やキャリアパスの形成に役立てていく予定です。

タレントマネジメントシステム 能力・資格・スキル・経験といった従業員のタレントの見える化を図るべく、管理システムを導入します。これらのデータを活用し、適材適所の人員配置に役立てていく予定です。

従業員意識調査

価値観の多様化に伴い、企業で働く従業員の会社に対する考え方や働くことへの意識も変化・多様化しています。会社をさらに発展させるためには従業員の意識調査が必要不可欠であるとの認識から、外部機関に依頼して「従業員意識調査」を定期的に実施しています。前回は2019年7月に調査を実施しており、当社に対する従業員の満足度を示す「総合満足度」は、一般的な企業の平均よりも「やや高い」と調査会社から報告を受けました。2022年度からは新たに、国内外グループ会社を対象範囲に含めた、「アイカグループ従業員意識調査」を開始しました。これらの意識調査で得られた結果を、人事制度を含めた各種施策に反映するとともに、中長期的な目線で従業員のエンゲージメントを向上させるための方策を講じていきます。

労使関係

1947年に結成されたアイカ工業労働組合はアイカ工業(株)の良き理解者として良好な労使関係を保っています。相互理解を深めるため、組合三役と人事部は情報交換会を月に一度開催しています。また、労使交渉の場を含めて年に数回、経営方針や中期経営計画の進捗、個別事業の概況、各種制度などについて、経営陣と意見交換を行っています。
グループ各社においては、各国・各地域の法令に基づく従業員の権利を尊重し、密接なコミュニケーションを通じて従業員との良好な関係を構築するよう努めています。