フィオレストーン
特長
フィオレストーンは、天然水晶が主成分の高級人造石。
天然石の風合いを持ちながら、自然素材の欠点を克服、水晶が持つ独特の立体感と手触り、質感、光沢が魅力です。
アイカでは、留めカット接合によるエプロン加工など高い技術力で、最大長さ3000mmまでのカウンターをご提供可能。
天然水晶が主成分
独特の奥行感と手触り、
光沢を持つインテリアストーンです。
※ 水晶成分とは二酸化珪素SiO2 からできている水晶・石英・ガラスなどを示します。フィオレストーンの下記柄はミラー・ガラスチップを配合しています。〔ジュエルシルバー・ジュエルブラック・サンドグラス・ブランソルベ〕
圧倒的な硬度
フィオレストーンの表面硬度は御影石より硬い「モース硬度7」。
傷や摩耗に強く、経年変化による艶変化も起こりにくい素材です。
低い吸水率
多くの孔を有する天然石と比較して低い吸収率。
水分、汚れが染み込みにくく、清潔で衛生的。
キッチンワークトップや洗面カウンターに最適です。
高級感のある意匠は、ホテルの受付やテーブルにもおすすめです。
高い耐久性と耐水性、深みのある意匠はキッチンワークトップ・洗面天板におすすめです。
キズに強い特長を活かした、駅や空港トイレのライニングカウンター
色・柄についての留意点
フィオレストーンは製造上、色調・粒の密度にバラつきがある場合があります。
製造方法に起因するもので不具合ではありません。
特にグレインコレクション・サンディコレクション・マーブライズコレクション・ワイルドストーンコレクションは顕著となることがあります。ご理解ください。
ご注意
- 同一原板でも、場所により色調・粒の密度・斑模様の大きさ等がバラつき、連結される場合は色調が異なる場合があります。
- 複数枚で使用の場合は色調が異なる場合があります。
- 天然素材(水晶)を使用しているため、素材に3mm以下の不純物を含むことがあります。
- 材料に使用している顔料のカタマリが出現することがあります。
- マット仕上げの場合、局所的に凹みの大きい部分があります。この現象はマット仕上げ特有の質感を出すため、製法上避けられない現象となります。
キッチンでフィオレストーンを複数箇所に使用する場合
複数の商品をフィオレストーンで製作する場合、同一の原板から制 作することができません。そのため、同じ空間の中で使用すると、 色柄(色調・粒の密度・斑模様の大きさ等)にバラつきが生じます。 例えば図1のようなキッチンで①〜④の部位を同柄のフィオレス トーンで製作する場合など、色柄のバラつき具合によっては、違和 感が生じることがあります。
クランベリーソルト(GN04):色調・粒密度のバラつき。
オリーブロッシュ(GN05):色調・粒密度のバラつき。
トリュフ(SD05):白斑模様の大きさ・密度のバラつき。
オートミールテイスト、オートミールテイストマット (SD06、SD56):色調のバラつき、斑点模様の大きさ・密度のバラつき。
ローズティー(SD07):柄密度のバラつき。
ホワイトプラネット(MB01):柄密度のバラつき。
シークレイ(MB02):柄密度のバラつき。
ミスティブラック(MB03):柄密度のバラつき。
シュガーロック(WD01):柄密度のバラつき、色調のバラつき。
クッキークランチ(WD03):柄密度のバラつき、斑点模様の大きさ・密度のバラつき。
ホワイトクレイ(WD05):柄密度のバラつき。
クラシックブラウニー(WD04):柄密度のバラつき。
ムーンランド(WD06):柄密度のバラつき。
クッキークランチ(WD03), クラシックブラウニー(WD04)柄では製法上、外観に以下の特徴が出現します。設計時にご注意ください。
天然石の様に一枚の原板の中でも部位により色・柄が異なる様デザインされています。
特に小さいサイズの製品では個々で色・柄の影響を大きく受けます。
クッキークランチ(WD03)、クラシックブラウニー(WD04)柄は一枚の原板の中でも部位により色・柄が大きく異なるため、連結加工部での色柄が合いません。
マニフィークコレクション(MF01、MF02)の柄について。
1400mm×3000mmの原板を広く使い、太い流れ模様が描かれているため、サイズの大きい天板の使用に向いています。
使用する場所によっては、太い流れ模様が十分に表現されない可能性があります。
マニフィークコレクション(MF01、MF02)の太い流れ模様は、天板面と前ダレ面および、連結した天板面同士ではつながりません。
- マルキーナブラックは単調な黒色下地に大きな白い流れ模様、ホワイトクラッカーは単調な白色下地に大きい黒い流れ模様を特徴とするデザインです。
単調な色の下地部分は傷やツヤ変化が目立ちやすい傾向にあります。ご選定の前に必ず現物サンプルにてご確認ください。