スタフィロイド 多層構造有機微粒子

「スタフィロイド」は、コア・シェルエマルジョン重合技術を応用して合成した多層構造有機微粒子で、次の様な特徴を有しております。

「スタフィロイドシリーズ」は、基本的には図に示すようなゴム状ポリマーからなるコア層を、ガラス状ポリマーのシェル層で被覆したコアシェル構造を有する真球状微粒子です。 また、用途に応じて下図に示すような多層構造体も用いられます。粒子径は0.1~0.5μmの範囲で制御が可能であり、製品は、これらの一次粒子が多数寄り集まった二次粒子となっています。

コア アクリルモノマーの単独重合体あるいは共重合体からなる低いTgを有するゴム状ポリマーより形成され、応力の集中点として働き、衝撃強度の向上や応力の緩和を行います。
シェル 高いTgを有するポリマーからなり、
  1. 粒子同士の融着の抑制。
  2. マトリクス樹脂との相溶性の向上により、分散性を高めます。

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