居住性の向上

耐力性、防耐火性、調湿性等、様々な強さを持つモイスTM。他にも防蟻性や断熱性、遮音性など建物の耐久性や居住性を向上させる優れた特徴を持っています。

防蟻効果

シロアリ被害を軽減

モイスTMは主に無機材料で構成されており、シロアリの好む成分を含まないため、「長期優良住宅」の劣化等級3の防蟻処理が不要です。

  • 柱・間柱・土台等の木部には、防腐・防蟻処理が必要です。
  • 防蟻効果の図

室内防蟻効力試験

モイスのシロアリによる質量減少はありませんでした。

種別質量減少率(%)
試験体(モイス t=9.5) 0
対象材(アカマツ辺材) 34
  • 数値は5試験体の平均値
  • モイスまたはアカマツ辺材とイエシロアリを入れた試験体における、モイス/アカマツの質量減少率を測定した結果です。

宮崎県木材利用技術センターにて試験実施
(社)日本木材保存協会規格『表面処理用木材防蟻剤の室内防蟻効力試験方法』に準ずる

省エネ効果

夏の熱気も冬の冷気も侵入阻止

モイスTMは気密材として認められているせっこうボードや合板よりも気密性が高いので、冬場の冷気や夏の熱気の侵入を抑え、壁体の断熱性能が向上します。

  • 省エネ効果の図

遮音性能

石膏ボード2枚分の静かさ

モイスTM(9.5mm厚)は、せっこうボード(9.5mm厚×2枚=19mm厚)と同等の遮音性を有し、屋内の騒音を抑え静かな屋内環境を実現します。

  • 遮音性能の図

カビの発生抑制

養分がないからカビにも強い
湿気をコントロールでき、さらに無機質で構成されているモイスTMはアルカリ性のためカビの繁殖を抑制することができます。

理由

  1. 無機質素材なのでカビが繁殖するための養分がない
  2. アルカリ性の基材(カビは弱酸性を好む)
  3. 調湿機能によりモイスに結露が生じにくい
  • カビの発生抑制の図