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イースタンオーク
施工上の注意
安全についてのご注意
〈ケガや事故を防止するため以下の事項を必ずお守りください。〉
- 運搬作業時は滑り止めの手袋を着用し、重量物の場合は二人以上で運搬してください。
- 材料の加工・切断時は周囲の安全に十分注意してください。
- 引渡し前に工事管理者が必ず点検を行い、不具合の箇所を補修してください。
- 施工の際に塗料を用いた塗装、接着作業等を行う時は十分な換気をしてください。
施工前の確認
- この商品は「ムク集成カウンター」を用途とする商品です。他の用途として使用したり施工説明書とは異なった施工をした場合のクレームは当社では責任を負いかねます。
- 施工前に、部材の数量・傷の有無をご確認ください。施工後の傷は当社では責任を負い兼ねます。
- 部材を保管する場合は湿気・直射日光を避け十分な養生をしてください。
- 充分な強度のある下地に固定してください。
施工方法( GGKタイプの施工方法はH-25 ページをご覧ください。)
本製品は天然の木材を使用しておりますので、取扱いには以下の点に注意してください。
本集成カウンターは本質的に湿気を嫌います。誤った施工、取扱いをしますと木口等からの吸湿によって、膨らみ、変色、割れ及び反りが発生します。
- 開梱後は速やかに施工してください。
- 保管する時は直射日光のあたる場所、水がかりのする場所、極端な高湿条件下を避けてください。
- 保管する時は立てかけたり、物を載せたりしないでください。反りの原因になります。必ず平置きにて保管し、桟木のピッチは450mm以下で保管ください。
- 水がかりとなるような場所への設置はできません。
- コンクリート、モルタル等の湿気の溜まりやすい箇所への取り付けは避けてください。
反り、膨れ、割れの原因になります。やむをえず取付ける場合はカウンターと土台の間に桟、防湿シートを取り付ける等して湿気の逃げる空間を設けてください。 - 未塗装品は必ず塗装をした上で使用してください。その際表面だけでなく、裏面および木口面も必ず塗装してください。全面塗装しないと塗装していない部分から吸湿して反り、膨れの原因になります。特に未塗装品のカウンターは湿気に対して大変敏感です。取り扱いが適切でない場合、吸湿による反りや木口の膨れが生じる場合があります。
- 塗装品を現場でカットして使用する場合はカット面には必ず3回以上塗装してください。特に壁等へのカウンターを埋め込む場合、反りや木口の膨らみ防止の為に切断面の塗装が必要です。
- 現場でカットする場合は基材のササクレを防止する為にカッターナイフ等で必ずケビキ処置をして塗装面側からカットを行ってください。裏面から行いますと塗装の剥がれる原因となります。
また丸ノコを使用する場合はダウンカットで必ず面加工側から切り始めてください。面加工側で切り終わると欠けの原因になります。なおこの際丸ノコ等で塗装表面を傷つけないように注意してください。 - 現場の施工状況に応じて、受け金具等で強度補強をし、また、反り防止及び強度確保のため、補強桟を450mmピッチ以下で取り付けてください。例:幅広( W650mm以上)カウンターをフリー状態で使用する場合、片持ちで取り付ける場合等。なお、木ネジ(現場手配品)ピッチは100mmを目安としてください。
なお、木ネジを使用される場合は必要に応じて下穴を開けてください。 - 施工後はキズ防止の為養生シート、ダンボール、ベニヤ等で必ず養生してください。養生の際は塗装面にテープを貼らないようご注意ください。塗膜が剥がれる恐れがあります。なお、やむを得ずテープを貼る際は、養生用の紙テープを使用し、長期間に渡って貼るのを避けてください。
補強桟( 現場手配)を450mmピッチ以下で取り付けてください。
縦継ぎ方法
長尺のカウンター等の縦継ぎを行う場合、アイカカウンター用連結金具KH-8を使用になれば美しく仕上ります。
連結作業に当たっては下図の要領に従いザグリ加工をし、仮締めをして、カウンター表面のレベルを調整してから、本締めをしてください。
塗装方法
- 塗装前に必ず#240前後のサンドペーパーで研磨してください。細かい羽毛立ちがある場合(特にイースタンオーク材)はさらにサンドペーパー#320〜400で研磨してください。
- 木工用塗料ならどれでも使用できますが、ウレタン塗料が最適です。ただし、水系着色剤等の水系塗料は使用できません。
- 塗装は必ず表裏ともにバランスをとって塗装してください。反りの発生を抑える為に木口面、木端面も塗装してください。
- 膨れ、割れを防止する為に木口面、木端面も塗装してください。特に木口面は吸湿が大きく膨れ、割れの原因となりやすい為、ウレタン塗料で3回以上の塗装をしてください。
ダイネットカウンターの施工方法
ダイネットカウンターの固定にはアイカダイネットポールをご使用になれば美しく且つ堅固に固定できます。
- 使用するカウンターの長さに応じてボールの数量を調整してください。
ダイネットカウンター用脚の位置関係について
- 壁面に片持ち施工される場合は壁ノミコミで施工し、適切な位置に脚を配置してください。ビス固定し、壁面からの距離W2が250mmを越える場合は脚補強してください。
- 笠木カウンターとして施工される場合、十分な厚み(100mm以上)のある壁面天部内側よりビス固定し、壁面からの距離Wが250mmを越える場合は脚補強してください。
- ダイネットカウンター用脚情報はJ-19,20 ページにてご確認ください。
GGKタイプの施工方法
製品概要図
- 図は、R (右)勝手です。
- L (左)勝手は本図の対称となります。
- カウンターL 型ジョイントは現場にて連結となります。
カウンター施工例
- 図は、R (右)勝手です。
- 袖壁部の切り欠きは現場カットとなります。
施工方法
[カウンターの連結]
- 接着剤の塗布
連結する木口の両面を#180サンドペーパーで荒らし、酢ビ系接着剤(現場手配品)を適量塗布してください。 - 仮締め
カウンター裏面側ザグリ部に、同梱の連結金具をはめ込み、スパナ( M10)を用いて仮締めしてください。 - 本締め
仮締め後、カウンター表面及びカウンターR面前部のレベルを調整して本締めしてください。 - 接着剤の拭き取り
本締め後、はみ出した接着剤を直ちに拭き取ってください。
袖壁部の切り欠き部分の処理
- 切り欠きカット
採寸の上、基材のササクレを防止する為にカッターナイフ等で必ずケビキ処理をしてからカットを行ってください。また、丸ノコを使用する場合はダウンカットで必ずR面側から切り始めてください。R面で切り終わると欠けの原因となります。 - カット面の防湿処理
カット面には吸湿を防ぐ為に必ず3回以上塗装をしてください。特に壁等へカウンターを埋め込む場合、反りや木口の膨らみを防止する為に木口面の塗装が必要です。
現場でのカウンターの取り付け例
- カウンターへの金具の固定
カウンターに取付金具(現場手配品)をタッピングビス(φ4.1×20 現場手配品)を使って固定してください。 - レベルの調整
カウンターの裏面の墨出し線をスタッドに合わせて仮置きし、レベルを調整してください。 - カウンターとスタッドの固定
レベルを調整しましたらカウンターと取付金具を釘またはタッピングビス(現場手配品)にて固定してください。 - 取り付け後
取り付け後は不具合がないか必ず確認してください。