特長

高圧メラミン化粧板の特長

「高圧メラミン化粧板」は、メラミン樹脂、フェノール樹脂をそれぞれ印刷紙・クラフト紙に含浸させ乾燥させた含浸紙を何枚も重ね合わせて、高温(150℃)、高圧(約100kg/cm2)下で積層形成したプラスチック板です。表面層はメラミン樹脂、中心部はフェノール樹脂になっています。

  • 高圧メラミン化粧板の特長の図

表面色が最も映える化粧板コア

アイカのメラミン化粧板は、表面の色、柄に最適なホワイトコア、グレーコア、イエローコア、ブラウンコア、ブラックコアの5色を使用。カラーシステムフィットは表面柄とコア色との最適化により、くすみの無いホワイト、濁りの無いカラー、より深いブラックを実現しました。

  • ホワイトコア

  • グレーコア

  • イエローコア

  • ブラウンコア

  • ブラックコア

メラミン化粧板の優れた物性

オイル鍋試験

オイルを入れて温度180℃まで加熱した鍋を20分間放置し表面の変化を見ました。

  • 試験方法はJIS K 6902による
  • 物性検証の画像です。使用時は必ず鍋敷をご使用ください。
  • タモ集成カウンター

    鍋設置部分が変色し、塗装がひび割れ

  • オレフィンシート貼りカウンター

    鍋設置部分のツヤが落ちた

  • メタクリル樹脂系人大カウンター

    鍋設置部分のツヤが落ちた

  • メラミン系カウンター

    ほとんど変化なし

鉛筆硬度試験

試験体の表面に2Hの鉛筆で約1㎏の荷重を加えて直接書きなぐり、半分消しゴムで消しました。

  • タモ集成カウンター

    表面に著しい書き跡が残った

  • オレフィンシート貼りカウンター

    外観はあまり変わりないが、わずかなへこみあり

  • メタクリル樹脂系人大カウンター

    変化なし

  • メラミン系カウンター

    変化なし

耐汚染性試験

 タモ集成
カウンター
オレフィンシート
貼りカウンター
メタクリル樹脂系
人大カウンター
メラミン系
カウンター
紅茶・コーヒー・しょう油
1%ヨウ素アルコール溶液
ガソリン・アセトン・オリーブ油
事務用インキ
クレヨン・くつずみ
染料
2%マーキュロクロム液

試験方法はJIS6902による ◯:変化なし △:軽微な変化 ✕:強い変化

アイカのメラミン化粧板は、バイオマスマークを取得しました。

アイカのメラミン化粧板、ポリエステル化粧合板、アイカマーレスボードの3商品はバイオマス認定を取得いたしました。

バイオマスマークは、生物由来の資源(バイオマス)を利用し、品質及び安全性が関連法規や基準、規格等に合致している環境商品に表示が許されます。
商品中に使用されたバイオマスの割合を「バイオマス度」と言い、バイオマスマークでは5%刻みで表示されます。
バイオマス商品は植物を原料とした分だけ温室効果ガスである二酸化炭素の増減に影響を与えないカーボンニュートラルの性質を持っています。

  • 植物は太陽光をエネルギーとして空気中の二酸化炭素を吸収して成長しますので、燃やした時に排出した二酸化炭素は元の空気中にもどるだけで温室効果ガスとしてカウントされません。これをカーボンニュートラルと言います。
  • 原料の50%以上が生物由来

  • バイオマス

メラミン化粧板は、4VOC自己適合宣言した製品です。

自己適合宣言とは、アイカ工業がその責任において、4つのVOC(トルエン・キシレン・スチレン・エチルベンゼン)の各放散速度基準に適合していることを“宣言”するものです。

  • 「建材からのVOC放散速度基準化研究会」により制定された「建材からのVOC放散速度基準」