ガンツパール 球状有機微粒子

様々な物性のコントロールが可能です。

形状・構造

  1. 形状に特徴のある粒子の合成も可能です。
  • 形状・構造の図

    一般グレード

    ※真球状で表面平滑。
    ※スリップ性付与が可能。

  • 形状・構造の図

    多孔質グレード

    ※表面に凹凸のある多孔質形状。
    ※アンカー効果による樹脂との密着性向上が可能。
    ※凹凸構造に因る、光散乱特性の向上が期待できる。

  1. コアシェル構造粒子も合成可能です。
  • ゴム層由来の柔らかい感触を付与。
  • 延伸などの変化に追従し易い構造。
  1. 無機粒子との複合化も可能です。

平均粒径・粒度分布

  1. 2~1000μmの範囲で平均粒径をコントロールすることができます。
  2. 微粉や粗粉の割合を調整する事が可能です。
  • 平均粒径・粒度分布の図

組成のコントロール

各種樹脂の選定や、アクリル系モノマーの共重合で、様々な物性を変化させる事が可能です。

  1. 樹脂の柔らかさ
    触感の改善や、傷付き性防止効果の向上が期待されます。
  2. 耐溶剤性
    各種溶媒へ添加した際の粘度変化の低減が期待されます。
  3. 耐熱性(熱分解性)
    樹脂組成を変更する事で、熱分解開始温度を変化させる事が可能です。
    高温で混錬した際の熱分解や熱黄変の低減が期待されます。

アクリル系微粒子の熱分解性挙動

  • 組成のコントロールの図

  1. 屈折率(1.410~1.590)
    樹脂組成を調整し、屈折率を制御可能です。

ポリカーボネート樹脂(屈折率 1.59):光拡散微粒子=100:4

  1. 微粒子屈折率:1.55
  2. 微粒子屈折率:1.53
  3. 微粒子屈折率:1.49
  • 成型板見本

  1. 粒子表面の改質(水酸基変性、カルボキシル基変性など)
    マトリクス樹脂との相溶性向上や、反応性の付与が期待されます。

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