イタリア発の磁器質大板セラミックタイル「ラミナム」の取り扱い開始

No.119K59
2019年3月7日

　アイカ工業株式会社（代表取締役　社長執行役員：小野勇治　本社：愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号　JPタワー名古屋26階　資本金：98億9,170万円）は、イタリア発の磁器質大板セラミックタイルブランド「ラミナム」の取り扱いを開始し、キッチン・洗面天板や各種カウンターに加工して2019年4月1日（月）より発売します。

発売の背景

当社は、日本初のエンジニアドストーン（クオーツストーン）のオリジナルブランドとして「フィオレストーン」を2011年に発売しました。天然石では難しい大板サイズの提供が可能、傷が目立ちにくく低い吸水率でメンテナンス性に優れるなど、天然石の欠点を克服した点が評価され、エンジニアドストーンはキッチン・洗面天板用途を中心に市場に浸透しています。
　一方、焼き物のため基本的に大板サイズの供給が困難だったタイルについても技術革新が進み、薄型の大板タイルを生産できるメーカーが出現してきており、焼き物特有の深みのあるマットな質感を持ち、耐久性にも優れたセラミックタイルのキッチン天板も近年欧州で人気を博しています。その中で、圧倒的な知名度と生産量を誇るのが、イタリアのラミナム社製の磁器質大板セラミックタイル「ラミナム」です。ラミナムは、一般サイズのタイルや天然石では実現できなかったシームレスな大板で迫力ある空間を創り出すことができ、デザインの自由度を高めます。また、美しい流れや微妙に変化する色合いなど、細かなところまで表現したデザインには、美の完璧さが宿っています。磁器質タイルのため、引っかき傷にも強く、水分や汚れが染み込みにくいなど、機能的にも優れています。
　このたび当社はラミナムの取り扱いを開始し、キッチン・洗面天板や各種カウンターに加工してキッチンメーカーや木工・家具業者向けに供給します。石材調の光沢感や高級感が人気の「フィオレストーン」と、焼き物特有の深みのあるマットな質感の「ラミナム」の両方を揃え、3月より新たに稼働する茨城工場で安定的に供給できる体制を整えることで、キッチン天板のさらなるシェア拡大を図ります。

 

製品の特長

■	大板サイズ※1 最大加工サイズはW1,200mm×L3,000mm。一般サイズのタイルや天然石では実現できなかった継ぎ目のない大板サイズにより、迫力のある空間創出が可能となります。
■	優れた耐久性 表面硬度が高く、鋭利な刃物でも引っかき傷がつきにくい優れた耐久性を有します。※2
■	優れたメンテナンス性 磁器質タイルのため、水分や汚れが染み込みにくく、お手入れが簡単です。清潔で衛生的なので、キッチンワークトップや洗面カウンターに最適です。
■	豊富なバリエーション イタリアならではの色調とデザインセンスが光る全3シリーズ8柄をご用意しました。

●	I NATURALI　（イ　ナトゥラリ）：3柄 天然石を切り出したかのような質感（マット仕上げ）
●	OSSIDO　（オッシド）：2柄 金属の冷たさと質感を表現
●	CALCE　（カルチェ）：3柄 コンクリートや石膏からインスパイアされた洗練されたデザイン

 

製品概要

■製品名	磁器質大板セラミックタイル「ラミナム」
■用途	キッチン・洗面天板や各種カウンター
■サイズ	最大加工サイズT12mm×W1,200mm×L3,000mm
■対応柄数	8柄
■価格	46,700円～／m （L1グレードで奥行き300mmの場合、設計価格、消費税抜き、受注生産対応）
■販売開始時期	2019年4月1日（月）

 

初年度販売目標

1億円