抗ウイルスメラミン化粧板「アイカウイルテクト」を発売

  • 化粧板
No.119M44
2018年12月26日

 

抗ウイルス・抗菌仕様で集団感染対策ニーズに対応
抗ウイルスメラミン化粧板「アイカウイルテクト」を発売

アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:小野勇治 本社:愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 JPタワー名古屋26階 資本金:98億9,170万円)は、メラミン化粧板に抗ウイルス性能を付与した「アイカウイルテクト」を2019年1月に発売します。

 

item181226_001.png[アイカウイルテクト施工イメージ]

 

開発の背景

医療・福祉施設や学校・育児施設において集団感染対策は重要課題のひとつです。特に、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行する冬季は、施設運営者にとって感染リスク対策の重要性が増す時期のひとつです。手指衛生の徹底などソフト面の対策に加え、抗ウイルス・抗菌仕様の建材を用いた環境整備などハード面の対策も重要です。ソフトとハードの両面から対策を行うことは、目に見えないウイルスの感染リスク低減に有効です。
そこで当社は、表面物性に優れるメラミン化粧板に、新たに抗ウイルス機能を付与した「アイカウイルテクト」を開発しました。清掃・消毒などの普段のお手入れにアイカウイルテクトの機能を加えることで、感染対策をより強化することができます。また、一般メラミン化粧板同様、耐熱性・耐薬品性に優れるため、熱湯や薬品による減菌・消毒が頻繁に行われる医療・福祉施設でのご使用に適しています。
集団感染対策ニーズが高い医療・福祉施設、育児施設、学校・学習塾などの教育施設、店舗などを対象に、不特定多数の人が触れるテーブル天板、家具・什器、トイレブースの表面材として拡販を図ります。

 

商品の特長

抗ウイルス性能に優れています。 item181226_002.png
抗菌仕様で、SIAAマークを取得しています。
(SIAAマークは、国際標準ISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。)
耐熱性・耐薬品性に優れています。
傷がつきにくく、汚れが拭き取りやすいため、お手入れが簡単です。
垂直面用途・水平面用途の両方で使用可能です。

 

抗ウイルス性試験結果

item181226_003.png

 

耐薬品性試験結果

item181226_004.png
※試験薬品材料は、聖霊陽明ドクターズタワー管理者様からご提供。
*オスバン液は日本製薬株式会社、イソジンはムンディファーマ社、ピューラックスは株式会社オーヤラックスの登録商標です。

<試験方法>
試験板を洗浄後乾燥し、試験液0.2mlを試験板上に滴下し、時計皿で覆い、室温で24時間および48時間放置した後、試験液を水で洗い落とし、試験板の変化を肉眼で観察する。
<判定基準>
◎:変化なし ○:僅かに跡が残っているもの △:侵食は無いが、色調・艶が変化したもの ×:侵食したもの
××:著しく侵食したもの

 

商品概要

■商品名 抗ウイルスメラミン化粧板「アイカウイルテクト」
■用途 テーブル・カウンターなどの天板、家具・什器・トイレブースなどの表面材
■厚さ 0.95mm
■サイズ 4×8(尺)(W1,230mm×L2,450mm)
■受注単位 4枚/梱包
■価格 16,320円/枚(設計価格、消費税抜き)
■発売時期 2019年1月10日

 

初年度年間販売目標

1億円

 

本製品の抗ウイルス性能は表面に付着したウイルスの活性を抑制するものであり、感染予防を保証するものではありません。
抗ウイルス性能は全てのウイルスに対して発現するものではありません。また、全てのウイルスに同様な試験結果が得られるとは限りません。

以上

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらよりお問合せ下さい。

  • 年から探す

  • カテゴリーから探す