型枠塗布型溶剤系コンクリート表面処理剤「ジョリシール JB-318」発売

  • 補修・補強
No.118D23
2017年8月31日

 

洗い出し仕上げを容易に形成する型枠塗布型溶剤系コンクリート表面処理剤

「ジョリシール JB-318」を発売

アイカ工業株式会社(代表取締役社長:小野勇治 本社:愛知県清須市西堀江2288番地 資本金:98億9,170万円)は、コンクリート表面に洗い出し仕上げを容易に形成できる型枠塗布型溶剤系コンクリート表面処理剤「ジョリシール JB-318」を発売しました。

【発売の背景】
近年、コンクリート構造物の老朽化や劣化が顕著となる中、ライフサイクルコストの低減、予防保全、性能向上などの観点からコンクリート構造物の大規模更新や大規模修繕が各地で行われています。当社は、インフラの補修・補強分野を成長分野と位置づけており、重点項目のひとつとして取り組みを強化しています。
橋梁の床版や枠などの更新や修繕工事では、現場でコンクリートを打設するほか、工事で事前に成形したPC(プレストレスト コンクリート)製品が用いられています。PC製品は現場で組み合わせる際に、新旧コンクリートの打継ぎ面が生じます。一般的に、打継ぎ面にはチッピングによる目粗し処理を行いますが、施工が煩雑であることに加え、品質が安定しないため、処理面にコンクリートを打継いだ際に接着強度が不十分になる等の問題点がありました。
この度発売する「ジョリシール JB-318」は、コンクリート型枠の表面に塗布し、脱枠後、塗布面を高圧洗浄機等で処理することで、容易に洗い出し(目粗し)が可能な溶剤系コンクリート表面処理剤です。「ジョリシール JB-318」を用いて洗い出しを行うことで、PC製品の新旧打継ぎ面処理の簡易化、品質の安定化、さらには接着強度の向上が可能となり、作業効率の改善にも貢献します。
※チッピング:電動ピックを用いて打撃を与えることで不規則な凸凹を形成する目粗し工法

【特長】
■速乾性により作業効率が向上
■塗布部以外への処理剤の流れ出しが少ない
■表面処理により新旧コンクリート打継ぎ面の接着強度が向上

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【型枠塗布後の様子】 【洗い出し作業の様子】 【洗い出し後の様子】

 

【商品概要】

■商 品 名 ジョリシール JB-318
■価   格 ¥2,800/kg (荷姿:17kg/缶) (消費税抜き)
■標準塗布量 0.1~0.2kg/㎡
■洗い出し深さ 1~2mm

※洗い出し深さはセメントの量や種類、養生条件、型枠の種類等により変動します。

【初年度販売目標】
1億円

以上

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、こちらよりお問合せ下さい。

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