- 機能材料
2021年6月2日
タッチパネルやタブレット、車載ディスプレイ、建材向けハードコートフィルム
「ルミアート 抗菌・抗ウイルスフィルム」がSIAAマークを取得
アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:小野勇治 本社:愛知県名古屋市中村区)のハードコートフィルム「ルミアート 抗菌・抗ウイルスフィルム」が、抗菌製品技術協議会(以下SIAA)の抗ウイルスマークを取得しました。
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▲ルミアート 抗菌・抗ウイルスフィルム -
▲抗ウイルス性能評価試験結果 -
▲SIAAマーク
SIAAマーク取得の背景
「ルミアートシリーズ」は、防曇性や防汚性、防眩性に優れたハードコートフィルムとしてご好評をいただいています。さらに、昨今の新型コロナウイルスの流行により人々の衛生意識が高まる中、ハードコートフィルムにおいても抗ウイルス性能に対する需要が高まり、2020年9月には抗ウイルス性能を追加した「ルミアート 抗菌・抗ウイルスフィルム」を発売しました。
本製品は、抗ウイルス仕様ではない従来品と比較し、特定ウイルス※を24時間で99%以下まで減少させることができ、公共施設のタッチパネルや教育用タブレット、カーナビなどの各種ディスプレイ、フェイスシールド、建材などに、幅広くご使用いただけます。
本製品の発売当初より抗ウイルス加工SIAAマークの取得に向けて申請を行い、このほど同マークの取得に至りました。また、抗菌加工においてもSIAAマークを取得予定であり、抗ウイルス・抗菌仕様のハードコートフィルムのさらなる拡販を図るとともに、多くの人々が利用する空間やシェアリングサービスが広がる自動車において、衛生的な環境の維持に貢献します。
※薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)により、特定のウイルス名を表記することができません。
SIAAマークについて
SIAA(抗菌製品技術協議会)は、適正で安心できる抗菌・防カビ加工製品の普及を目的とし、抗菌剤・防カビ剤および抗菌・防カビ加工製品のメーカー、抗菌試験機関が集まってできた団体です。業界のみならず、消費者代表、専門家および行政などの幅広い意見を聞きながら、抗菌・防カビ・抗ウイルス加工製品に求められる、品質や安全性に関するルールを整備し、かつそのルールに適合した製品に、安心のシンボルとしてSIAAマークの表示を認めています。
抗ウイルス加工製品については近年まで性能試験の基準が定められておらずメーカー各社は独自の性能評価試験を行っていましたが、2019年5月に抗ウイルス試験方法について国際標準規格ISO21702が制定され、同年7月1日より抗ウイルス加工製品を対象としたSIAAマークの運用が開始されました。抗ウイルス加工SIAAマーク登録基準では、ISO21702法により定められたウイルスで試験し、抗ウイルス活性値2.0以上の規格を満たすことが求められます。
SIAA公式サイト:https://www.kohkin.net/index.html
「ルミアート 抗菌・抗ウイルスフィルム」について
防曇性、防汚性、防眩性など「ルミアートシリーズ」がもつ各性能と、抗ウイルス・抗菌性能を兼ね備えたハードコートフィルム「ルミアート 抗菌・抗ウイルスフィルム」は、既存のディスプレイなどに貼るだけで、表面を抗ウイルス・抗菌仕様にすることができます。
■ | 製品名 | ハードコートフィルム「ルミアート 抗菌・抗ウイルスフィルム」 |
■ | 用途 |
公共施設のタッチパネル、各種デジタルサイネージ、教育用タブレット、 車載ディスプレイ、フェイスシールド、建材などの表面への貼付
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■ | 価格 | オープン価格 |
以上
注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらよりお問い合わせください。
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