「ダイナミックレジン ストロンガード TNS工法」販売開始

  • 補修・補強
No.115D35
2015年2月4日
 

トンネル覆工コンクリートのはく落防止工法(小片超え※対応)
「ダイナミックレジン ストロンガードTNS工法」販売開始

アイカ工業株式会社(代表取締役社長:小野勇治 本社:愛知県清須市西堀江2288番地 資本金:98億9,170万円)は、2015年1月より、トンネル等における覆工コンクリートの小片を超えるコンクリート片※のはく落を防止する、「ダイナミックレジン ストロンガードTNS工法」の販売を開始いたしました。

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【発売の背景】
“丈夫で長持ち”するものと考えられていたコンクリート構造物が早期劣化を起こし、近年では高架橋コンクリートのはく落による第三者被害や、トンネル覆工コンクリートのはく落による列車事故が社会問題となっています。このような早期劣化の原因は、塩害・凍害・中性化・アルカリ骨材反応・漏水・コールドジョイント等様々であり、そのメカニズムは徐々に解明されてきました。これに伴い補修材料も進化し、メンテナンスに対する関心は増大しています。
当社は、インフラの補修・補強分野を成長分野と位置づけ、重点項目の一つとして取り組みを強化しています。そしてこの度、トンネル覆工コンクリートの乾燥収縮や材質劣化等を主因とする、覆工コンクリート片の小片を超えるコンクリート片のはく落・落下防止を目的とする、「ダイナミックレジン ストロンガードTNS工法」の開発に成功、販売を開始いたしました。
本工法は、東日本高速道路株式会社・中日本高速道路株式会社・西日本高速道路株式会社編著「トンネル施工管理要領(平成25年7月版)」の「はく落対策 繊維接着工法 小片を超えるはく落対策工の材料」の基準試験の規定値を満足しています。
※小片を超えるコンクリート片…想定されるはく落塊の荷重が0.5kNを超えるものの、はく落面積が1㎡程度以下の覆工コンクリート片

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【特長】
■プライマー兼不陸修正材に湿潤面対応型ポリマーセメントモルタルを採用
コンクリート面に浮き水がなく、かつコンクリート・モルタル水分計のコンクリートレンジ表示値0~12%で施工が可能です。
■難燃性エポキシ樹脂系接着剤と特殊繊維シートを使用
「押し抜き性能」「延焼性・自己消火性」「発生ガスの安全性」を保持します。
■仕上塗料に耐候性に優れた無機系塗料を採用
■水系+無溶剤+水系の材料構成溶剤を使用しないため、作業環境も良好です。

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【商品概要】
■商品名   : ダイナミックレジン ストロンガードTNS工法
■販売開始 : 2015年1月13日
■価格(材工設計価格、平成26年度東京) : 18,100円/㎡ (消費税抜き)

 

【初年度販売目標】
5,000万円

以上

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービス の内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、 事業所一覧 をご覧下さい。
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