コンクリート床専用シール材「ジョリエース目地シールドE」を発売

  • 塗り床

No.123D16
2022年6月23日

コンクリート床専用シール材「ジョリエース目地シールドE」を発売
工場や倉庫のコンクリート床目地の割れ・欠けを抑制、目地痩せしにくいシール材

 アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:海老原健治 本社:愛知県名古屋市中村区)は、工場や倉庫などのコンクリート床における誘発目地の割れ・欠けを抑制するエポキシ樹脂系コンクリート床専用目地シール材「ジョリエース目地シールドE」を開発し、7月1日(金)に発売します。
 ※温度変化や乾燥収縮によって発生するコンクリートの亀裂を、指定した位置に発生させるための目地(断面欠損部分)のこと

  • ▲コンクリート床の誘発目地

  • ▲シール材充填後の誘発目地

開発の背景

 コンクリート構造物は、セメントの水和熱や外気温などによる温度変化、乾燥収縮等が要因となって変形する場合があり、ひび割れ対策として「誘発目地」が設けられています。誘発目地周辺では、コンクリートの動きが集中するため割れが生じたり、特に床面においてはフォークリフトの走行等による欠けが発生したりします。そのため、コンクリート躯体と一体化できて施工性・柔軟性に優れた素材(合成樹脂やゴム製カバー剤など)で目地の充填を行うことで、誘発目地付近の割れ・欠けが抑制されています。
 そのような中、当社は2021年4月にポリウレア樹脂製コンクリート床専用目地シール材「ジョリエース目地シールドU」を発売し、速硬化タイプで工期短縮が図れる目地シール材としてご好評をいただいています。一方、硬化するまでの時間をある程度確保して、丁寧に仕上げたいというニーズもありました。そこで、エポキシ樹脂系コンクリート床専用目地シール材「ジョリエース目地シールドE」をこのたび開発しました。目地シールドEは弾性シール材で、適度な粘度があり施工時に流し込んだ形状を維持して硬化するため、施工後の目地痩せが生じにくいシール材です。また、コーキングガンでの施工性が良好です。
 施工後の目地痩せが生じにくい目地シール材として、インターネット通販の拡大を受けて増加傾向にある物流施設や、工場を対象に提案し、拡販を図ります。

「ジョリエース目地シールドE」の特長

■適度な粘度があり、施工時に流し込んだ形状を維持して硬化するため、施工後の目地痩せが生じにくいです。
■コーキングガンでの施工性が良好です。
■30分/23℃の可使時間があり、作業時間が確保できます。

物性データ

製品概要

■製品名 エポキシ樹脂系コンクリート床専用目地シール材「ジョリエース目地シールドE」
■用途 コンクリート床目地の充填
■ラインナップ 標準色2色 (C2グレー、C4グリーン)
■容量・荷姿 主剤:4kg(缶入り)、 硬化剤: 4kg(缶入り)
■施工量(目安) 1セット6Lにて、約60m施工可能 (目地サイズ10mm×10mm)
■使用可能温度 5℃~35℃
■価格 32,800円/セット (主剤 4kg、硬化剤 4kg) (設計価格、消費税抜き)

販売開始時期

 2022年7月1日

年間販売目標

 5,000万円
 

以上

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらよりお問い合わせください。

 

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