- 塗り壁
2019年7月8日
耐久性・意匠性に優れた高品質な外断熱システム
透湿外断熱システム「パッシブウォール®」を発売
アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:小野勇治 本社:愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 JPタワー名古屋26階 資本金:98億9,170万円)は、耐久性・意匠性に優れた高品質な透湿外断熱システム「パッシブウォール®」を7月1日より発売しました。

[内断熱工法と外断熱工法の比較]
発売の背景
当社はこのたび、野原産業エンジニアリング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:及川 通)が保有する透湿外断熱システム「パッシブウォール®」を譲り受け、7月より販売を開始しました。
パッシブウォール®は、アクリル樹脂をベースとした耐久性・意匠性に優れた高品質な透湿外断熱システムです。外断熱工法は、コンクリート建築物の外側を断熱材でまるごと包み込む工法で、鉄筋コンクリート躯体の耐久性向上、冷暖房効率による省エネルギー化、室内環境向上などの利点があります。外気と隔てることで、コンクリート躯体は室内側の温度に同調し、室温は常に安定した状態に保たれます。年間を通して人が快適に過ごせるだけでなく、建物自体も劣化しにくく長持ちするため、外断熱は人にも建物にもやさしい工法です。
近年の酷暑や寒暖差の拡大などを背景に、結露防止効果による建築物の長寿命化や冷暖房効率効果への期待などから、外断熱システムへの需要は今後ますます拡大すると予測されます。当社でも、鉄筋コンクリート建築を対象に透湿外断熱システム「アージュレックス工法」を販売してきましたが、パッシブウォール®は既調合仕様のため施工性に優れ、周辺副資材が充実するなどの優位性を持ちます。今後は、豊富な施工実績と価格競争力を持つパッシブウォール®へのシステム統合を進め、ジョリパットの開発技術による豊富な仕上げやカラーバリエーションで、外断熱システムのさらなる普及を目指していきます。
パッシブウォール®の特長
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北米と欧州の長所を取り入れ、日本の建築向けに最適化した工法 海外製品の弱点である、端部や貫通部の他部材との取り合いに対し、北米・欧州両工法の良いところを取り入れて国内検証を行い、開口部からの炎による燃え広がりを防止する為の自己消火性を高めるなど、さまざまな納まりに対応できるシステムです。 |
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品質管理・デリバリー体制が整った優れた性能を有する国産仕上げ塗材 JIS A 6909に準拠した国産仕上げ塗材は、全自動調色を行い、可とう性、防藻・防かび性、低汚染性能を有します。また、材料の手配も徹底した国内管理の下で行い、高品質の製品を必要な時に必要な量だけ納入できる体制を整えています。 |
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より断熱性能が高いカーボン入りEPSも対応可能 カーボン入り断熱材は従来のビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)に比べ、最大20%も優れた断熱効果を発揮します。また、赤外線を吸収・反射することにより大きく熱伝導率を減らすこともできます。 |
初年度販売目標
3,000万円
以上
注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらよりお問合せください。
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