厚物注型用エポキシ樹脂「アイカピュアレジン」を開発

  • 接着剤
  • 工業用樹脂

No.123D13
2022年6月2日

厚物注型用エポキシ樹脂「アイカピュアレジン」を開発
海外で話題のレジンテーブルやアクセサリー作りに最適

 アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:海老原健治 本社:愛知県名古屋市中村区)は、レジンテーブルやインテリア小物、アクセサリーの製作に使用する厚物注型用エポキシ樹脂「アイカピュアレジン」を開発しました。家具木工市場を対象に提案・販売を開始しています。

  • ▲厚物注型用エポキシ樹脂「アイカピュアレジン」

  • ▲「アイカピュアレジン」を使用したレジンテーブル

開発の背景

 「レジンテーブル」や「リバーテーブル」と呼ばれる、エポキシ樹脂と天然木を組み合わせて作られたテーブルが、海外で話題となっています。異素材の組み合わせによるユニークさや高級感、デザインの自由度の高さなどから、日本においても人気が高まってきています。使い道が無く廃棄されていた端材を活用すれば、資源の有効活用にもつながります。しかしながら、レジンテーブルが普及し始めた段階にある日本では、専用樹脂を扱う国内メーカーがまだ少なく、ECサイト等によって海外から入手するケースが多い状況でした。
 そこで当社は、接着剤開発で培ってきた樹脂設計技術を活かし、厚物注型用エポキシ樹脂「アイカピュアレジン」を開発しました。紫外線で黄変しにくく高い透明度を長期間維持できる、硬度が高い、硬化促進剤の添加量で硬化時間を調整できる、といった特長をもっています。あわせて、6色の着色トナーを取り揃えており、混ぜ方によって多彩な表現が可能です。
 今後、レジンテーブルに限らずインテリア小物やアクセサリー用途等も対象に含めながら、幅広く提案・販売していきます。

「アイカピュアレジン」の特長

■紫外線で黄変しにくく高い透明度を長期間維持できるため、天然木等の意匠を生かすことが可能です。
■硬度が高く、レジンテーブルやアクセサリー等の製作物を高耐久に仕上げます。
■硬化促進剤の添加量により、工程内容に合わせて硬化速度を調整できます。
■6色の着色トナーを取り揃えています。トナーの添加量や混ぜ方によって、お好みの色合いに調整できます。
■自社国内工場で製造しており、スムーズなお届けが可能です。

製品概要

■製品名 厚物注型用エポキシ樹脂「アイカピュアレジン」
■用途 レジンテーブル・リバーテーブルやインテリア小物、アクセサリーの製作
■ラインナップ

6色 

■容量・荷姿

主剤:18kg(一斗缶)、硬化剤:6kg(半斗缶)、硬化促進剤:1kg(角缶)、トナー:0.2kg(プラボトル)

■価格

オープン価格

年間販売目標

 5,000万円
 

以上

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらよりお問い合わせください。

 

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