「セラールＲエッジ」販売開始

メラミン不燃化粧板の端部を美しく仕上げた
「セラールＲエッジ」販売開始

アイカ工業株式会社（代表取締役社長：小野勇治　本社：愛知県清須市西堀江２２８８番地　資本金：　９８億９,１７０万円）は、メラミン不燃化粧板「セラール」の端部を曲げ加工し、木口※1を美しく仕上げる新技術により、隣り合う化粧板同士の継ぎ目の角をなくした「セラールRエッジ」の開発に成功、２月１日より販売を開始します。

【「セラールRエッジ」販売の経緯】
当社の主力製品、メラミン不燃化粧板「セラール」は、メラミン樹脂を含浸させた印刷紙と特殊不燃コアを、高温・高圧下で積層成形したメラミン不燃化粧板です。その不燃機能をはじめとし、堅牢性や豊富な色柄、清掃性などが評価され、キッチンやサニタリーの壁面といった住宅用途のほか、医療・介護施設、教育施設、オフィス、官公庁施設、交通施設、倉庫・工場等の壁面に数多く採用されています。
このたび当社は、この「セラール」に独自の樹脂加工技術とポストフォーム技術^※2を採用、業界初、端部を曲げ加工することで木口を美しく仕上げた、「セラールRエッジ」の開発に成功、販売を開始いたします。
「セラールRエッジ」は、従来のセラールでは困難であった突きつけ施工^※3が可能であり、目地が目立ちにくい、滑らかな納まりにすることができます。
また、「セラール」は、医療・介護施設の腰壁用途においては、車いす・ストレッチャーなどが接触してもキズがつかない堅牢性、汚れがふき取りやすい清掃性などが評価されていますが、「セラールRエッジ」は、端部を曲げ加工することで、木口まで継ぎ目なく堅牢性・清掃性を提供し、介護する方・される方やお施主さまの安心・安全のニーズにお応えすることができます。

当社は、超高齢社会を迎える現代日本の医療・福祉制度が抱える問題点の解決に向けて、２００９年から名古屋大学に、CBM^※4ヘルスケアイノベーション寄附講座（アイカ工業）を開設したほか、医療・介護現場での問題点、患者様からのご意見など、実際に介護する方・される方からの生の声を伺うことで、現場のニーズをくみとり、既存商品の改善・改良および、新商品開発にフィードバックするなど、『医療・介護現場の声と最新の研究開発によるモノづくり』をおこなっています。
また、『医療・介護現場の声と最新の研究開発によるモノづくり』によって生まれた商品や、これらの実際のサービス付高齢者向け住宅等での施工例は、今月２０日、アイカ工業名古屋支店4Fにオープンした医療・介護施設向けショールーム「CBMヘルスケアミュージアムIWAOモデル」においてもご覧いただくことができます。


【商品概要】
□商品名　　　セラールRエッジ
□販売開始　　　2015年2月1日
□サイズ　　　910mm×1750mm （腰壁用途を推奨）
□柄　　　標準　4柄

□設計価格      16,500円（消費税抜き）


【初年度販売目標】
80百万円

※1　木口（こぐち）…メラミン化粧板などの端部の断面のこと
※2　ポストフォーム技術…メラミン化粧板を曲げ加工する技術のこと
※3　突きつけ施工…壁材などを施工する際、隙間を空けずに施工すること
※4　CBM（Community Based Medicine、コミュニティー ベースド メディスン）…
コールセンターを中心に在宅診療所・訪問看護・訪問介護と在宅型施設を結んだコミュニティーを形成する地域医療のかたち

以上