塗料用ウレタン有機微粒子グランパールを発売

  • 機能材料
No.116C36
2016年1月18日

 

ソフトフィール塗料用ウレタン微粒子「グランパールGU-0700P/GU-2000P」を開発
塗料に配合することで、柔らかい質感を表現

アイカ工業株式会社(代表取締役社長:小野勇治 本社:愛知県清須市西堀江2288番地 資本金:98億9,170万円)は、柔軟性に優れたウレタン微粒子「グランパールGU-0700P/GU-2000P」を開発しました。塗料に配合することで、柔らかい質感を表現できます。

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【発売の背景】
当社ではポリ(メタ)アクリル酸エステル系やポリスチレン系を中心とするポリマー微粒子「ガンツパール」を発売しています。ガンツパールは無機粒子に比べ低比重で、透明性が高く、樹脂へのなじみ、分散性に優れているなどの特性を有しており、化粧品のさらさら感やのび性の付与、塗料への艶消し性付与など、様々な用途へ販売しています。
当社は、お客様のニーズに応じた、粒子径・架橋度・ポリマー組成・粒子形状・官能基付与による粒子表面装飾など、幅広い提案が可能な技術を有しています。また、アクリルやスチレン以外にアクリルスチレン、ナイロン、シリコーンと幅広い樹脂粒子のラインアップを持っており、用途に応じた供給を可能としています。
その中で今回、新たにウレタン樹脂系微粒子を「グランパールシリーズ」としてラインアップに加え、更なる提案力強化を図りました。

【製品の特長】
アクリル微粒子に比べ、ウレタン微粒子は柔軟性に優れ、艶消し性と共に柔らかな風合いを塗料表面に付与することができる上に、優れた耐溶剤性を有します。その為、硬く冷たいプラスチック等の基材に、しっとり・さらさらとした高級感のある手触りを付与するソフトフィール塗料の原材料として最適です。
更に、柔らかいとされるナイロン微粒子やシリコーン微粒子に比べ、コストメリットに優れ、性能とコストパフォーマンスを両立させることが可能になりました。

【商品の概要】
□商品名 : グランパールGU-0700P/GU-2000P
□主成分 : ポリウレタン樹脂・シリカの混合物
□粒子形状 : 真球状
□平均粒子径   GU-0700P : 約7μm
GU-2000  : 約20μm

 

【2016年度販売目標】 
1億円
 

以上

 

 


注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービス の内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、 事業所一覧 をご覧下さい。

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