塗り床「ファブリカ流しのべSCR工法」でバイオマスマークを取得

  • 塗り床

No.123D55
2023年2月13日

塗り床「ファブリカ流しのべSCR工法」でバイオマスマークを取得
アウトガス対策が必要な精密機械工場等に最適な塗り床材

 アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:海老原健治 本社:愛知県名古屋市中村区)の低アウトガス硬質ウレタン樹脂系塗り床材「ファブリカ流しのべSCR工法」が一般社団法人日本有機資源協会の認定審査会に合格し、植物由来原料を使用した製品としてバイオマスマーク(バイオマス度30%)※1を取得しました。
※1:バイオマスマークは、生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質および安全性が関連する法規・基準・規格等に適合している環境商品に表示が認められるマークで、一般社団法人日本有機資源協会が運用しています。マークにはバイオマス含有率を表す「バイオマス度」が表示されており、下限値10から最大値100まで5%刻みで設定されています。

  • ▲「ファブリカ流しのべSCR工法」施工イメージ

  • ▲取得したバイオマスマーク

バイオマスマーク取得の背景

 SDGs(持続可能な開発目標)が社会に浸透し、さまざまな場面で取り組みが進められる中、お客さまからも地球環境に配慮した製品に対するご要望が増加しています。そこで、電子部品工場や精密機械工場などで広く使用されご好評をいただいているロングセラー商品、低アウトガス硬質ウレタン樹脂系塗り床材「ファブリカ流しのべSCR工法」で、一般社団法人日本有機資源協会のバイオマスマーク(バイオマス度30%)を取得しました。
 電子部品工場や精密機械工場などでは、床材やその下地となるコンクリートからVOC※2やアンモニア、有機ガスなどが放散すると製造機械の誤作動や製品不良につながるため、アウトガス対策が不可欠です。「ファブリカ流しのべSCR工法」は、低アウトガス性能を有するとともに、経年により下地のコンクリートにクラックが生じた際も伸縮して追従し※3、コンクリートの露出とアンモニアの放散を防ぐため、多くの電子部品工場や精密機械工場などでご採用いただいています。近年、新設・改修が増加している半導体施設にも適した製品です。2006年の発売当初からバイオマス原料を使用し続けていましたが、昨今のバイオマス認証に対するご要望の高まりを受け、このたびのバイオマスマーク取得に至りました。
 当社は引き続き、化石由来原料からバイオマス原料への転換を推進し、サステナブル素材を使用した製品の提供を通してSDGsの達成とサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
※2:Volatile Organic Compoundsの略で、揮発性有機化合物の総称。トルエン、キシレン、ホルムアルデヒドなどがあり、大気汚染や健康被害の原因とされています。
※3:一般的なエポキシ樹脂系塗り床材に比べてクラック追従性に優れます。

「ファブリカ流しのべSCR工法」の特長

■バイオマスマーク取得
植物由来原料を使用しています。一般社団法人日本有機資源協会の認定審査会に合格し、バイオマスマーク(バイオマス度30%)を取得しています。

■電子部品工場や精密機械工場、クリーンルームに最適
VOCの放散が少ない製品です。また、伸縮率が高く、経年により下地のコンクリートにクラックが生じた際も追従してコンクリートを露出させず、コンクリートからのアンモニアの放散を防ぎます。アウトガス対策が必要な、電子部品工場や精密機械工場、クリーンルームに最適です。

製品概要

■製品名 低アウトガス硬質ウレタン樹脂系塗り床材「ファブリカ流しのべSCR工法」
■用途

電子部品工場/クリーンルーム、医薬品工場、食品工場、印刷工場等における塗り床

■色数

5色

■価格

6,900円/㎡ (材工設計価格、消費税抜き)

以上

注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらよりお問い合わせください。

 

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